2018年05月21日

研修 @


政務活動費を使っての市町村アカデミーの研修です。26人参加の少数研修。
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3日間の入寮生活。
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講義とグループ演習

今日は、宮脇淳先生 北海道大学法学研究科・公共政策大学院教授
「多様化する地域課題への対応と議会の新たな役割」
今日の研修は、松竹梅の松でした。

ひらめき基礎自治体の議会は製造業になれ
@執行部に対するチェック・承認機関
A有権者の半代表機関(半分というのは、最終的には住民、住民投票があるため
B地域の民主主義を育てる機関
往々にして、@で終わってやしないか。
地方自治体の政策立案を、シンクタンクに丸投げではないか。
行政の政策をより良いものにするために、議会はただ承認するだけでは×
政策は、現場に宿る。

ひらめきなぜ、議会への関心が低下するのか
この分析結果は、私にとって、新鮮だった。
市民の関心がないというのは、議会が地域の民主主義を育てる機関であることを放棄している。
今までの選挙をみると、1980年代から投票率は激減。
パワーシフトの変化が原因。
ちょうど、民営化政策の時期。
国鉄はJR 電電公社はNTT 専売公社は、JT
の頃。労働組合もこれ以降、弱体化。
指定管理も民の力を活かしたというけれど、公から民へスライド。

ひらめき民主主義とは何か

民主主義は、多数決ではない。
多数決よりも、まず、熟議。十分審議しての全会一致、異議なし。それは、行為したことを実現するため。
多数決は時間がないからするのである。

ひらめき地方自治とは何か 自治立法権・自治行政権・自治財政権
地方分権のコアは、自治立法権
地方自治体が自ら政策できる環境にあるか
講師は、
「交付金と補助金、どっちがいいか」
答は補助金。交付金は、国の都合で、確実にもらえるとは限らない。
すごく納得できる。
地方自治体は、地方再生とか地方創生とかで交付金をもらうために、いくつも計画を国に出し、国の気に入る計画に仕上げるよう、努力していた。でも、交付金が減額されたり、こなかったりと計画倒れだったり、自治体の独自予算でやることにしたり。
交付金は、国がつくったものさしで、基準があいまい。
このあいまいな部分があることで、国が権力を持つ。
つまり、政策立案は、自治立法権には程遠く、国にうかがいを建てて進めさるを得ないというわけ。

ひらめき地方自治とはなにか 近接性の原則と補完性の原則
近接性の原則 家庭でできることは家庭内で、できないことは、コミュニティで、それでもできないものは行政で。この原則が崩壊している。
保管性の原則 市町村でできないことは、都道府県で。それでもだめなら、国で。
今、家庭でも、コミュニティでもできないから、行政に求める。
市町村も、都道府県もできずに、国に求める。地方自治が崩壊・劣化している。

ひらめき地方自治とは何か 自立と自律
自立…財源も職員も自前です。
自律…地方自治の意思決定ができる。

ひらめき地方自治とは何か 自己責任と応答責任
選択肢がないのに、責任がきても困る。
応答責任とは、政策を実施したことで、地域に与えた影響を改善する方策も考えること。

ひらめき前述のパワーシフト化
社会を動かす要因の構造変化
インターネットで情報を得たり、発信できる。政治家だけが情報を知り得る時代ではない。
政治参加の多様化 NPOや民間化など、政策実現を自治体に頼らず、実現できるようになった。
国は、情報をどこに出すかで、操作できた。つまり、権力を持っていたが、今は情報はオープンに。
だれでも、インターネットで手にいれることができる。

ひらめき議会議論の対象
政策論や政策過程論(行政評価や決算など)だけでなく、これからは、政策情報論が重要
地方自治法が改正された。
Aという政策が提案されたら、政策を作ったプロセスを明らかにする。
どんな情報に基づいて作られたのか。
どんなふうに住民に情報を伝えるのか。
もしも、その政策が失敗したら、議会もその政策を承認したのだから、説明責任がある。

ひらめき政策を議論する力
@認識 みえる化
A理解 賛否は別
B納得 (賛否)
C行動 
情報の共有をどのようにするか。共有してからでないと、認識も理解も進まない。

ひらめき地方議会に求められる新たな機能
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この図、いいなー。私、真ん中がいい。
議会質問するのに、調べてグラフを作って提案するし、
観察力と分析力はあると思う。コミュニケーション力は、まだまだかなー。
真ん中めざしていきますね。
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やっと、2時間30分かかって、ブログをまとめました。

グループ演習は、A班は5人
北海道清水町議
多摩市議
福知山市議
北広島町議
そして、私。
A班の宿題は、これからー。明日までに読み通さなくてはならない資料がある。
posted by のんのん at 23:14| 議員・議会