2019年08月06日

統計からみた「不登校」


「理由別長期欠席児童・生徒数 (実数)」という
統計があった。
なんと、昭和34年から平成26年度までの統計だった。
長期欠席の理由が
病 気
経済的理由
不登校
その他
で分類されていた。

注釈をみると、モノの考え方、とらえ方が時とともに
変わっていくのがわかる。
昭和47年以前については沖縄県は含まない。

「長期欠席児童生徒」とは,
 平成2年度間までは通算50日以上欠席,
 平成3年度間以降は通算30日以上欠席した児童生徒をいう。

平成11年度調査(平成10年度間)より
理由別の「学校ぎらい」の名称を「不登校」に改める。

平成12年度調査(平成11年度間)より
「50日以上」の調査項目を廃止した。

平成28年度調査(平成27年度間)より
理由別長期欠席児童生徒数は,
「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」に統合したため,
特別支援学校を除き調査項目を廃止した。

というわけで、今度は、
「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」    
をみてみた。

注釈があった。
@「病気」とは,
本人の心身の故障等(けがを含む。)により,入院,通院,自宅療養等のため,長期欠席した者。(自宅療養とは,医療機関の指示がある場合のほか,自宅療養を行うことが適切であると児童生徒本人の周囲の者が判断する場合も含む。)

A「経済的理由」とは,
家計が苦しく教育費が出せない,児童生徒が働いて家計を助けなければならない等の理由で長期欠席した者。

B「不登校」とは,
何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし,「病気」や「経済的理由」による者を除く。)をいう。

C「その他」の欄には,
上記「病気」,「経済的理由」,「不登校」のいずれにも該当しない理由により長期欠席した者。

*「その他」の具体例
ア 保護者の教育に関する考え方,無理解・無関心,家族の介護,家事手伝いなどの家庭の事情から長期欠席している者
イ 外国での長期滞在,国内・外への旅行のため,長期欠席している者
ウ 連絡先が不明なまま長期欠席している者

また、)「その他」の「うち,『不登校』の要因を含んでいる者」とは,
Cに該当し,複合する欠席理由の1つが「不登校」である者を計上。

このことから、
長期欠席≠不登校 だということがわかる。
そして、複合的に要因で不登校の場合もあるというわけだ。

さて、資料請求していたデータが届いた。
さっそく、
全国のデータと木更津市を比較してみた。(グラフをダブルクリックすると大きい画面になります)
2019.8.6-1.png

全国的にも、不登校が増加している。
不登校は、小学校より、中学校が多い。
無理に学校に行けと言っているのではない。
自分らしく過ごせる居場所が、家や学校以外にもあればいいなと思う。

"全国H29年度(H28年度間)と木更津市のH28年度を比較すると、児童は全国平均を上回り、生徒は下回っていたものの、H30年度は児童生徒も増加。今後も注視。
H30年度は増加しており、全国の統計結果がでたら、また、比較が必要。"
2019.8.6-2不登校.png

今日は、こんなことを調べていた。
posted by のんのん at 22:37| こども