2019年10月11日
台風15号と19号の違い
窓の飛散防止フィルムは、昨日の時点で売り切れだった。
そこで、自動車の窓用を購入しておいた。
隣の両親が、窓が心配と言っていたので、今日貼り付けた。
ちょっとしわしわになったけれど、まっいいか。
事務所の植木鉢も、いつもは玄関先にまとめるだけだが、
今日は、すべて建物内に入れた。
事務所にあった連絡所の田中のりこの看板も外した。
幼稚園や公民館前の道。
いつも排水溝が詰まって水浸し。
15号の去ったあと9/9には、全部、枯れ葉をかき集めといた。
子どもたちが通学するのに、歩きにくそうにしていたから。
田中は、かき集めるだけで終わってしまった。
後日、夫が袋詰めした。
今日は、19号が来る前に、やっておこうと思った。
すでに、幼稚園前は、きれいにされていた。
だから、公民館前から学校への曲がり道までをやった。
すでに薄暗くなり、雨もぱらぱら降ってきたので、
排水溝付近の土砂と枯れ葉の除去だけにした。
土嚢袋3個だけだったが、とりあえず、公民館に置かせてもらった。
木更津市も変わった。
ホームページのトップは、日本語と英語で、台風のための備えを訴えている。
議会事務局体制も変わった。
➀まず、木更津市の体制の連絡メールがきた。
11日 17時 警戒配備体制
21時 災害対策本部体制 第一配備体制
(うち災害対策本部従事職員及び第一配備体制)
A災害対策本部との連絡員として、議会事務局の担当が決まった。
B議員が台風に関する連絡をする場合は、
議会事務局か事務局職員へ連絡をするようにと
ルールが明確になった。
C停電時の連絡は、タブレットのメールを活用することとなった。
15号で右往左往した経験を活かし、19号でリベンジだ。
でも、今度は、想像を絶するほどだろう。
20時間は暴風雨って、15号のときの6時間でも、長くて怖かったのに。
娘たちからも、メールがきた。
水を貯めたよ。
通風孔から雨が入って壁紙が汚れたから、閉めておくといいよって。
私は、今、いちぢくのワイン煮とおでんをコトコト煮ている。
停電になったら、カセットボンベは極力短時間使用だからね。
今のうちに。
posted by のんのん at 21:30| 消防・防災
2019年10月12日
急いで 高潮が来る前に 高潮浸水想定区域図(想定最大規模:浸水深)木更津・袖ヶ浦版
posted by のんのん at 10:52| 日記
2019年10月13日
所管外でも、目の前のことを解決しようとする姿勢
台風が去って、地域を回る。
15号のときのような、屋根瓦の散乱、
門扉やフェンスの壊れ、物置の倒壊はなかった。
また、家の周りを掃除している方が多かった。
風は、前回より弱かったことをバス停をみてわかった。
15号のときは、バス停はすべて、倒れていた。
まるで、事前にだれかが倒したかのように。
ところが、今回は倒れていなかった。
ブルーシートのめくれた家が目立った。
きっと、雨漏りも大変だろうと推察。
さっそく、議会事務局に対応依頼のメールをする。
「台風15号で被災した方が罹災証明の申請をして、
19号でさらに被災状況が拡大した場合の対応はどうなのか。
➀すでに、職員がご自宅にきてもらい、被害状況の確認が終わった方
A申請したものの、まだ職員に被害状況を確認してもらっていない方
➂15号では申請していないが、19号で被害が拡大して申請をしたい方
に対して、今後どうしたらいいかわかりやすい説明の周知をお願いします」
こまりごと1つを解決するのではなく、それがしくみとして
多くのひとの困りごとの解決にならなくてはと考える。
追記 10/17. 木更津市のHPに上記罹災証明に関する説明が掲載されましたのでお知らせします。
台風15号による「り災証明書」を申請された方へ
台風15号による「り災証明書」の発行を受け台風19号で被害が拡大した際は、被害程度が変わる場合のみ、再度申請いただき、被害程度を変更した台風15号の「り災証明書」を再発行します。
さて、地域から市街地へ行く林道も15号のときは倒木が多かった。
見回りをした。
どこも、枝葉の散乱くらいだった。が、
八幡台から火葬場へ抜ける林道宮内線は、通行止めのコーンがあった。
車を停めて、歩いて現地を確認に。
おー。1本倒れていた。
写真と動画を撮って、その奥も行こうと思ったら、なんとトラックがやってきた。
すると、その車は、高速道路関係者。
「林道の関係者ではないのですが、この先に用があるので
伐採しますよ。」といい、チェーンソーを出して
ブーン。
ダウンロードは🎥こちら
あっ、危ない。木を切ってる下はくぐらないほうがいいのに
ありがとうございます。
そして、田中はタブレットで、
Ⓐ所管課に伐採してもらって通行できるようになったこと。
Ⓑ安全確認をして、通行止めを解除してほしいこと
この2点を伝えようと車に戻り、メールに入力していた。
そこへ、あれれ。一台の車が伐採したあたりに、車を停めている。
田中はすぐに駆け付けると、
木更津市の職員だった。
「所管課ではないのですが、」
事情を説明し、田中がメールで連絡しようと思ってたⒶとⒷを
環境部から所管課に連絡してもらえるか頼みました。
快く受けてもらい、この場は田中は退散。
のちほど、もう一度、通ると、
通行止めは解除されていました。
災害時、このような対応はありかなと思った。
田中がここに居合わせなければ、
環境部が通ったときは、すでに通行止めにした倒木は撤去されていたので、
なんで、通行止めかもわからなかっただろうなーと思うと、
私も、ちょっとは役にたったかな。
posted by のんのん at 17:41| 消防・防災
2019年10月14日
被災状況の報道にひとこと
川の決壊で、たくさんの家が浸水している光景がテレビから
次から次へと流れてくる。
お願いだから、家が流される映像は、もう十分です。
その家の方は、いたたまれないでしょう。
そうでなくても、浸水した方たちはつらいでしょうし、
昨年の西日本豪雨で、被災された方が、
テレビで台風被害を報道をみると、思い出されて
つらいと言ってました。
トラウマになっているのではと思います。
私も、昨年、JIAMの研修で滋賀県から帰るのに、その豪雨で在来線がすべてストップし、
駅のホームでは、回りにいる人のスマホがあちこちで、
防災速報のお知らせの音が鳴り響き、どこどこが警戒水位を超えたとか、
次から次へと速報の音で、そのたびに、びくっとして、私は、
とても不安に新幹線がくるのを待っていたことを鮮明に思い出す。
今夜NHKでは、夫をなくされた高齢の方に、インタビューをしていた。
どうなんでしょう。
よく、被災されたら、心のケアもという。
取材して、被災者の声をを伝えることも重要ですが、
取材先の事実として、
それは、どんな状況か、
孤立している地域があったとか、
支援が必要な地域がここにあるとか、
堤防は修復にどのくらいかかりそうとか、
こんなふうに、尽力しているとか
ぐらいでいいのでは。
さて、私、明日からJIAMの研修に行ってきます。
「トップマネジメントセミナー〜新時代における自治体経営〜」
市区町村長・副市区町村長及び部長級職員、議員を対象とします。
自治体経営に関連する様々な課題に関する講義を通して、これからの市町村のあり方について考えます。
っていうんだけれど、ちょっと私には、背伸びした研修。
天気はおだやかそう。
台風19号で、また、停電になったりしてたら、高潮の甚大な被害があったら、また、倒木が多かったら、
研修に行くのはあきらめようと思っていた。
でも、大丈夫。
ちょっと勉強してきます。
あっ、12月議会の質問骨子、もうできたのよ。
10月末に配布予定の市民ネットワーク通信も片面だけは、初稿できたし。
だから、大丈夫。
ちょっと勉強してきます。
posted by のんのん at 19:58| 消防・防災
2019年10月15日
JIAM研修➀ 地方行財政の課題
講師は、元総務事務次官 (株)野村総合研究所 顧問 佐藤文俊さん
地方行財政について近年、深刻に語られることがなかったのでは?
と語る。
資料は、全国の市町村のをまとめたものを使って説明された。
結局、地方行財政の課題ってなんだ?
全体的に、元総務省なので、国がすすめた地方自治体への政策の説明だったような。
バブル期、H13年度からの財政縮小の小泉政権、
リーマンショックを経て、地方の財政は苦しかったけれど、最近、そんなに騒がれなくなったのは、
H23年度から一般財源を減らさないように計画できめてるからですよ。
財政計画で、三年間は安定してます。
むむむ。
ちょっと上から目線。
それに、講師の資料は、無断で一般公開しないようにとのことなので、
ここに掲載できません。
というわけで、
結局、地方行財政の課題ってなんだ?わからずじまいで終わらせたくない。
なので、今日、学んだことを、木更津市の財政データと照らし合わせてみる。
現状をみる まず歳出
講師は、30年間を遡ってみる。
H13から、小泉政権
社会保障は、景気に関係なくふえていく。
投資的経費は、どんどんへらされる。
歳出全体をへらし、
投資的経費は、社会保障の膨らみ分を減らしてきた。
歳出は、けずればけずるほど、けずりにくくなる。
では、木更津市をみてみよう。
わかりやすく、ピンクは社会保障
ミドリは、投資的経費
顕著にわかるね。
ところで、社会保障費がこ30年間でふえてるけれど、ちっとも
よくなった気がしないのは、なぜか。
これは、講師の話にはなかったことだけれど、
対象者が高齢者、児童、障がい者、生活保護などがふえてるから、
ひとりあたり換算にすると、減ってる場合もあるかもね。
講師は、
一般財源総額が大きくなるように。
歳出 幼保 景気対策 投資的経費 も
歳入 地方税もふえてる
歳入が順調に伸びた 11年ぶりのこと。
R1年は、リーマンショック前に回復した。
とほめたたえる。そうかなー。
交付税の総額の増減で判断するな
一般財源総額がふえたかどうかで判断しろ。
小泉政権のH16年度 地方自治体ががんばってもできない範囲を一般財源を減らすことは、全国から悲鳴があがった。
総務省は反省し、総務省への信頼も損ねた。
近年は一般財源総額を確保することにすすめてきた。
骨太方針に書き込んできた。6月に閣議決定
H13年に内閣府ができ、経済財政諮問会議 そこで骨太方針を決めてきた。
地方財政も、同水準確保
地方自治体は、社会保障もしなければならない。
財政が明日どうなる
わからないとなると、安心して取り組めない。今後3年間は維持しますよと講師。
ん? そもそも…といいたいところをぐっとがまんして、講義をきく。
先進国は、借金GDPのが60%. だったのに。超えている
第二次世界大戦後の財政に似ている。と講師。
基礎的財政収支 財政健全化の目標の概念
債務残高の大きさで、将来に負担をかける。小さくさせる
GDPにたいして、借金は、どのくらいかが重視される。一定の範囲にとどめる。
プライマリーバランスは、甘い
➀返す借金より借りる借金が多い。収入より借金がおおきい。
➁これ以上これいじょう、借金を拡大させないことが目標。
諸外国ではありえない。そうとう、ゆるい目標
プライマリー 初歩のという意味。
このごろ、木更津市もプライマリーバランスって、言葉を何度も使うけれど、
よさげにきこえて、実は違ったというわけだ。
増税にするか、政策的経費を減らすか。
こんなことが課題だろうと講師はいろいろあげたが、
その課題を地方自治体で解決できないものもある。
国はそこんとこ、ちゃんとやってくれないかなーと思いつつ、
ここで、質問しても、元総務省であり、現在は違うから、質問はしなかった。
なんか、研修➀は、不完全燃焼でした。
posted by のんのん at 22:38| 財政