2019年11月01日

オスプレイ暫定配備に関する防衛省の千葉県への回答 

むかっ(怒り)
千葉県は、防衛省の回答をどう受け止めているのか。
ひらめきその1
防衛省の回答にこんな文面があった。
防衛省として、陸自オスプレイの日卯休配備先は佐賀空港であると考え方に変更はなく、佐賀空港西側に駐屯地を整備するための施設整備費として約30億円を令和2年度概算要求に計上した。

このことに対して、9月の佐賀市議会では、佐賀市長に質問している。
佐賀市長は、佐賀県と漁協が佐賀空港建設の際に結んだ協定の立会人の立場であることを申し添える。

佐賀新聞9/13に掲載された記事はこれ。
「あり得ない」佐賀市長、駐屯地設計予算に不快感 オスプレイ配備計画
佐賀市川副町の佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画で、防衛省が2020年度概算要求に駐屯地整備の実施設計費を初めて盛り込んだことについて秀島敏行市長は12日、市議会一般質問で「予算化はあり得ない」と不快感を口にした。

 山下明子氏の質問に答えた。配備計画を地元漁協が了解しておらず、反発がある中で防衛省が実施設計費を要求したことに「国がされていることでコメントする立場にない」と前置きしつつ「佐賀市であれば、こんな段階での予算化はあり得ない」と批判した。

 その上で自衛隊の空港利用を禁じた公害防止協定に改めて言及し「漁家の皆さんが有明海を壊してはいけないという思いを込めて県と結んだ約束事。(旧川副町長の立場を受け継ぐ)立会人として見守っている」と述べた。


議会で質問した山下市議は、facebookでコメント。
行政の立場に立つなら、地元の理解が進まない中で「調査費」はまだしも「用地購入費」さえ行き過ぎだと思うのに、「実施設計費」など考えられないこと


ひらめき千葉県は、なぜ、木更津になったのかを具体的に明確にするよう、いくつもの駐屯地をリストアップまでして質問していたのに、「総合的に判断した」で納得しているのか。

ひらめきそうそう、木更津市への回答に関して、木更津市や千葉県はどう思っているのだろう。 
日本の法律(航空法や自衛隊法)に当てはまらないオスプレイの安全性を
法律ではない別途基準で飛ばそうとしている。
(米国のオスプレイは、日米地位協定で日本の法律外なので、日本の空も飛んでいる)

オスプレイの安全性は、
防衛省が設置した航空安全の専門家等からなる分析評価チームによる評価や防衛省が定めた安全基準に基づく評価により安全性を確認している。

これは、たとえたら、車検も通らない改造車を走らせたくて、
改造車を走らせたい人が、基準を作っているようなものだ。
防衛省のいう安全基準は、どの公の場で確認し、情報公開しているのか。
飛行安全に関する日米専門家会合の第一回昨年11月、第二回今年2月がひらかれ、
三回めで安全性をこそっと決めてしまうのではと思い、
6月議会質問していた。
近々開くといっていた。
しかし、HPを検索しても見当たらないむかっ(怒り)

千葉県はほんとにこの回答で安全性が確保できると考えているのか。
暫定配備期間も決まらない。
暫定配備の候補の裏付けもない。
安全性の確保も、どの会議で行ったのかもわからない。
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さて、田中、本日も忙しく活動しました。

午前は「教えて! オスプレイのこと」ということで
お話ししてきました。
映像も使わず、お話。
「ここだけの話」パターンで、
田中の話術というか、いつもの寸劇風というか。
参加者は、帰り際に、「いやー、しらないことがたくさんあった」
と喜んでおられた。やったね。
昨日の委員会の話や防衛省からの回答も
おまけにしたので、よりほっとな内容となりました。

午後は、12月議会に向けての質問のヒアリング。
そのあと、ちょっと年金事務所。
そして、ネット事務所にいくと、
おー、消防庁舎で行う出前講座、通信をみての申し込み留守電に2人あり。
お待ちしてまーす。
posted by のんのん at 20:56| オスプレイ

2019年11月02日

路線バス住民意見交換会10/31を終えて、ちょっと書きとめておこう


疑問➀ なぜ、真舟地区は、9月15日(日)、休日に行ったのに、八幡台・羽鳥野・上烏田地区は10/31(木)、平日に行ったのか。
9/1に配布された広報きさらづ9月号には、掲載されている。
9/1は、まだ、台風15号もきていなかった。
9/15は、やっと大停電が復旧し、ほっとした頃だ。
 真舟県営住宅の会場では、11人参加 
 真舟地区の会場では、44人参加

八幡台・羽鳥野・上烏田地区、どんな時期にどんなお知らせをしたのか。
台風15号、台風19号がきて、
非日常が日常の日で思考停止状態を乗り越え、ほっとしたときの
10/1に配布された広報きさらづに掲載。
「10/31(木)」という時点で、仕事を持っている住民は、
脳裏から消える。
羽鳥野地区は、参加できない人が多い。

疑問➁ なぜ、八幡台・大久保・羽鳥野地区は、参加者が少なかったのか
 八幡台の会場では、25人参加
 大久保の会場では、30〜40人参加(参加者からの聞き取り情報)

疑問B 「住民の声」その物差しは、アンケートや集会などの参加と考えるのか。
もし、そうだとしたら、
市民参加のまちづくり 参加しやすいよう、どんな手立てをしたのか。
アンケートは、どのような方法で行えば、回収率が高くなるか、どのような日程や回数を行って、住民参加をしやすい集会の日程にすべきか、だれに協力してもらい、参加よびかけを行ったらいいかなど、多方面から考えて展開すべきではないか。
高齢者が多い八幡台の自治会の会合でさえ、土日中心である。
平日のそれも午前にしたということは、そのとき在宅されている人に限られる。
そう考えると、おおぜい参加するだろうと予測すること自体、無理な話かもしれない。

10月も半ばは大雨でどうなることかと思った。
八幡台や上烏田は、ブルーシートの家も点在していて、修理をしている矢先の家も
追い打ちをかけられた。
では、高齢者がくるだろうか。
1日に配布された広報きさらづだけに掲載しても月末の集まりにくるだろうか。
自治会の回覧に案内があったようだ。(実際、田中はみていない。)
田中は、事務所前に、ポスターを出したのは、10月半ばの大雨のあとからだ。
ひとり暮らしの高齢者の茶話会10/24では、白板にかいてお知らせしたが、
チラシにして手渡しでもしないと、家に帰るまで覚えて帰るのは、
わたしだって、容易ではない。
チラシを作って、手渡すそんな心の余裕は田中にはなかった。反省。
9月末から各家に配布する議会速報に10/31のことを掲載すればよかったか。反省。
どちらにせよ、参加が少なかった。
木更津市が行ったバスアンケート、これも、回収率が低かった。
40%である。これが最大の手を尽くせなかった現状である。

会場からの質問でわかったこと
●路線バスは、高すぎる→路線バスの料金の決め方は国の算定基準に従っている。
●回送バスも人を乗せて→国の決まりで、乗せたら路線バスの距離数がふえ、より赤字路線となる。
●乗る人が少ないなら、小さなバスではどうか→通勤・通学時は大きなバスが必要でそうなると2台必要で無理。
●小さいバスのほうが燃費がいいのでは→あまり変わらない。どちらかというと、運転手の人件費がかかる。運転手も少なく、困っている。
●羽鳥野は今後、中学・高校生がふえる。そうなると、バス路線はふやしてもらえるか不安→要望があれば考えたい。
おっ、朝晩だけでも通学利用がふえれば、黒字になるではないか。
今後、どのくらいの利用が見込めるか、中学生、高校生、その保護者にアンケートをとって、リサーチすると具体的な利用頻度が見込める。これはいいぞー。


路線バスは安くはならない。でも、市がかかわるコミュニティバスだと
料金設定は安くした分、税金で補てんする形なので、市民からみたら安いと思える。

路線バス会社の回答で、「えっ?ムム」と思ったこと
■小さなコミュニティバスは、いいように思うが、積み残しがある場合がある。
→高速バスだって、金田バスターミナル、東京駅行き、積み残しがありまーす。

アドバイザーのアドバイスに一言いいたいと思ったこと
■駅まで往復すると、1000円近くかかる。という嘆きの市民の声に対し、車の免許を返納して、バスに乗ると、バス代が1000円近くかかるというが、車の維持費やガソリン代を計算すると、1日1000円で、バス料金と変わらない。
→その計算だと、車は家族4人でも、1000円。バスなら4000円。高齢者夫婦が免許返納したら、単純に、1000円ではない。

というわけで、
これから、何年も先に、こんな風にしたらどうかという話し合いに、
今の窮状が解決するわけでもなく、
「どうせ…」「今さら、…」などという否定的な考えに陥って参加しなかった。
バスに乗るには、段差などで身体的に難しいとかの理由で参加しなかった。
逆に、路線バスは、自分の暮らしに重要な位置づけになっていないから参加しなかった。
ということも考えられるかなと思った。

今後、どうしたらいいか。
なんにせよ、高いから乗らないが、主流である。
どれだけ、路線バスに市が補助金を出しても、値段は変わらない。
となれば、路線バスに乗りやすくして、バス料金は、
プリペイドカードなどを割引(割引分は税金)して購入できる制度にすれば、
バスに乗る市民は、安くなるから、乗る回数が増える。
バス会社は、乗車率がアップするから、赤字分が減っていく。
高齢者対策としては、プリペイドがいい。
降りるときのバス料金も計算しなくていいし。
クレジットカードでは、使い過ぎなど、お金の管理が難しい。

通勤通学対策、金額割引率はプリペイドより少なくていいのでは、それより現状よりもバス本数を増やす。
どの時間を増やすかは、
それこそ、利用者アンケートをバスにポスターを貼って
スマホで簡単アンケートなんて、どうかしら。
集約結果はねバスにまた掲示する。
利用者の声を活かすバス会社になる。
posted by のんのん at 21:16| 交通(JR.バスなど)

2019年11月03日

働き方改革の視点をここにも。死角だった。ひとり親世帯の120時間の壁


町医者、平日の午前は、9時から12時。
午後はたいてい3時から6時。
看護師や事務、歯医者では、歯科衛生士、女性が多い。
有資格者は、安定した収入になる。
子どもを保育園や学童保育に入れて働く。
子育てを考え、週に何回かのパート勤務の場合もあるだろう。

さて、
保育園に入園するには、
月に120時間以上働く場合と64-120時間の場合で、子どもを預かってもらえる時間帯が違う。
120時間以上働くと、通常保育と時間外保育が保育料の範囲内となり、もっと朝早く、夜遅くまで延長保育が必要であれば、有料である。
この表は、令和2年度の入園のご案内P.20である。
資料 保育時間一覧表 (令和2年度 入園のご案内P.17).png


さて、前述の町医者、平日の午前は、9時から12時。午後はたいてい3時から6時。
看護師が、パートで120時間働くには、通勤時間も考え、保育園に送迎するには、
いくら3-5歳が保育料無料になったといっても、別途有料の延長保育も利用になってしまうのでは。
働いているんだから、延長保育分ぐらい払えと思う人もいるかもしれない。
では、ひとり親世帯の場合は、どうだろうか。
ひとり親世帯で、夜だけの勤務というのではなく、朝から夜までという看護師などの場合、
月120時間未満の働き方だと保育園では、4時または4時半以降は、必ず有料の延長保育を利用しなくてはならない。
働けど働けどわが暮らし…状態。

死角だった。ひとり親世帯の120時間の壁。
今日は、ある集いに参加して思った。
posted by のんのん at 22:33| 働き方

2019年11月04日

3時間で13000歩


今日だけ、手帳に予定がなかった。
やっと配れる。市民ネットワーク通信、私の担当分。
いつもなら、里山方面は、夫と道路の右と左に分担して配るのだが、
夫は、公民館の文化祭のため、今回は、ひとりで配った。
戸建てへ届けるので、マンションなどなら、この量、20分もかからないのではと思うが、
3時間で13000歩歩いて完了。
もちろん、自分の分を。夫は、明日、くばろうかなと言っていた。

さて、きれいな野の花があれば写真をと思いましたが、ありませんでした。

そこで、昨日、撮った八幡台公民館の文化祭の展示をご紹介しましょう。
事務所のスタッフの力作もあります。
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スタッフは、文化祭が終われば、今度は、事務所で
手作り品のフリマ、ハート村の準備で忙しくなる。
フリマなので、売り上げは、出展者のものです。
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posted by のんのん at 19:32| 活動

2019年11月05日

物の見方を角度を変えると、いろいろ違う部分がみえてくる。


おー。その考えがあったか。学習会に参加した。
防衛省が住民説明会で提供した資料「陸上自衛隊V-22オスプレイの暫定配備に係る考え方」のP.4にこのイラストがある。
2019.11.5.png


離島防衛、島しょ防衛のときに、オスプレイが必要だ。
という説明のときに、使うイラスト。
ほんとに、この方法で、奪還できるのだろうか。
自衛隊の購入するオスプレイは、人を輸送するためのものであり、攻撃されることを想定していない。
ましてや、低空飛行も不安定だし、…。
兵器も使わず、上陸もせず、離島奪還する方法がある?!

回りは海だ。囲めばいい。食料がそこをつくのを待てばいい。

なるほど。兵糧攻め。

簡単なことだ。なのに、なぜ、わざわざ、島しょ防衛、離島防衛などと言うのか。
本当は、離島を奪還するためではなく、どこかの大陸に上陸するために、
訓練したいのではなかろうか。
正面きって、そんなことを言えない。
だから、まどろっこしい離島防衛、島しょ防衛などといって、訓練をするのではないか。
離島防衛、島しょ防衛といいつつ、防衛のための船やオスプレイを買うのではないか。
社会保障と違って、あるだけでやりくりするってこと、防衛費はしないもの。
必要だからと言って購入してるようだし。

また、それらをアメリカから買っていることは、何を意味するのか。
え? なんだろう。
部品ひとつ、日本には売らないとアメリカに言われたら、日本の防衛装備は役に立たない。
日本は、アメリカから買えばかうほど、アメリカの言いなりになるしかない状況に陥っていく。
アメリカは、何をねらっているのか。
アメリカのシステムを日本の自衛隊にも同様にすることで、自在にすることができる。
一方、アメリカ以外の国に、日本の防衛の紹介をと、船などの乗り物に乗せようとすると、アメリカが止めに入るそうだ。

ほー。物の見方を角度を変えると、いろいろ違う部分がみえてくる。

明日から1泊二日で、基地政策特別委員会の行政視察。
明日は、佐賀県庁に。
明後日は、水陸機動団のある相浦駐屯地に。
行って学んできます。
もちろん、事前に質問を出してあります。
posted by のんのん at 21:40| オスプレイ