2019年11月03日
働き方改革の視点をここにも。死角だった。ひとり親世帯の120時間の壁
町医者、平日の午前は、9時から12時。
午後はたいてい3時から6時。
看護師や事務、歯医者では、歯科衛生士、女性が多い。
有資格者は、安定した収入になる。
子どもを保育園や学童保育に入れて働く。
子育てを考え、週に何回かのパート勤務の場合もあるだろう。
さて、
保育園に入園するには、
月に120時間以上働く場合と64-120時間の場合で、子どもを預かってもらえる時間帯が違う。
120時間以上働くと、通常保育と時間外保育が保育料の範囲内となり、もっと朝早く、夜遅くまで延長保育が必要であれば、有料である。
この表は、令和2年度の入園のご案内P.20である。
さて、前述の町医者、平日の午前は、9時から12時。午後はたいてい3時から6時。
看護師が、パートで120時間働くには、通勤時間も考え、保育園に送迎するには、
いくら3-5歳が保育料無料になったといっても、別途有料の延長保育も利用になってしまうのでは。
働いているんだから、延長保育分ぐらい払えと思う人もいるかもしれない。
では、ひとり親世帯の場合は、どうだろうか。
ひとり親世帯で、夜だけの勤務というのではなく、朝から夜までという看護師などの場合、
月120時間未満の働き方だと保育園では、4時または4時半以降は、必ず有料の延長保育を利用しなくてはならない。
働けど働けどわが暮らし…状態。
死角だった。ひとり親世帯の120時間の壁。
今日は、ある集いに参加して思った。
posted by のんのん at 22:33| 働き方