2019年11月15日
防衛省がやってきた。木更津市議会から出した質問15項目に対する回答をしに。
防衛省がやってきた。
木更津市議会から出した質問15項目に対する回答をしに。
防衛省から、回答者の紹介があった。(席順は中央からだった)
北関東防衛局 企画部長 深和さん
整備計画局 防衛計画課長 坂本さん
防衛政策局 訓練課訓練企画室長 中尾さん
陸上幕僚監部 防衛部防衛課防衛調整官 村上さん
整備計画局 施設計画課政策第1班長 崎田さん
防衛装備庁 事業計画調整官 桐石さん
千葉テレビで放映画面。
では、さっそく、質問と回答です。
@ 防衛省は3月配備を考えているようだが、木更津市・千葉県・木 更津市議会等が防衛省からの答弁を踏まえて十分に考慮し、結論 に至るまでは準備を含めて配備を強行しないと確約できるか。
5月24日に、副大臣が本年度末にという計画である。木更津市に了解をもらえたら、本年度末から暫定配備をすすめたいとお願いした。
本年度末に、部隊を新編、そのあと、米国から機体輸送を考えている。
強行するのかしないのかと明確に回答がほしい。
佐賀は相手のあること。一定の暫定配備の期間は示したい。
配備は、みなさまのご協力を得るよう、説明をしていきたい。
➁ もう一度防衛省から木更津市に要請して全市民を対象とした説明会を開く意志があるか。
木更津市からは、今のところそのような要請はない。防衛省からすすんで説明はしない。いままでの意見をふまえて、議会や木更津市からさらなる説明会が必要ならは考える。
木更津市民の納得をいただけるまでといいつつ、説明会をしない とは、矛盾ではないか。
説明をつくしていくとは、どういうことか。
議会からの要請をもらって、このような場でせいいっぱい回答していきたい。
現時点で、理解を得られた思ってはいないということでいいですね。
しっかり説明をしてきたつもりだ。これからも回答をさせていただきたい。
➂オスプレイが木更津市に暫定配備された場合、日米の共同訓練の実施が予想され、訓練のために米軍の兵士は何名くらい木更津駐屯地に来る予定か。
これまでも米軍と共同訓練をしているが、陸自オスプレイの共同訓練はするかどうかもふくめて考えていない。陸自オスプレイを新編されてから。現時点では、具体的に要員養成をうければ、共同訓練はありうる。
➃オスプレイ購入目的について
島嶼防衛・奪回の軍事目的でオスプレイを購入したとの説明を受けた。
1 侵攻国軍との交戦は自衛隊だけで行うのか。
2 米軍の力は借りないのか。
3 この交戦だけで戦闘を終えることができると考えるのか。
4 島嶼防衛・奪回などの際に、木更津基地はどのように使うのか。
戦い方は、個別部隊の状況で異なる。
一般論としては、多くの島嶼をもっている。
部隊を必要な場所におくり、警戒監視を行う。
海上、航空の優勢を確保。
事前に兆候、進行をいち早く察知し、脅威圏の外から
万が一、占拠された場合は、我が国に武力攻撃があった場合は、日米で対処。
木更津駐屯地は輸送をするための航空機がある。
航空機の拠点となる。
米国施設 となっている。有事のさいは、木更津飛行場を使うことはありうる。
安保条約 5条に基づくものである。
D 危機危機管理について
1 基地を抱える街として、敵から一番狙われる基地になる懸念が ある。情報がなく、行政にも住民にも知らされないで、何をもって安全と言われるのか。
国民保護法では、国、地方公共団体は、正確な情報を適切にとある。
木更津市にも国民保護計画がある。
敵から一番狙われるのではというが、我が国への多大なコストとリスクを
攻撃の抑止力として機能しているのではと考える。
2 自分の街で起きていることが他人に聞かないとわからないで は、市民の命と安全は守れない。戦争に参加する状況をキャッチし、監視するための直接情報を、市はどのように手に入れることができるのか。
情報は、防衛白書で公表している。
E 協定について
米海兵隊オスプレイの定期機体整備の際の覚書には、「市は望んだのですが結果として入れず、やむを得なかった」ということだ。陸上自衛隊オスプレイが暫定配備される場合には、防衛省は市や県と協定を結ぶべきだと思うがいかがか。
協定は結ばない。なぜなら、米海兵隊オスプレイの場合と違って、陸上自衛隊である。
陸自オスプレイは、他の航空機と同様で、飛行場運用規則にもとづくからだ。
協定のイメージは、たとえば、暫定配備は●年間だとか明確しておくためが。暫定配備のルールが明確なものができるのか。
必要ないと考える。
佐賀空港への恒久配備を考えている。
佐賀県との間では、県として、配備について同意をもらっている。
また、合意事項を確認している。その中では、協議体の設置をうたっている。
木更津市をふくめての協議の場をつくりたい
どこに設定するのか。
木更津市 現地部隊 北関東防衛局
7⃣ 騒音について、
陸上自衛隊オスプレイが配備されることによって、現在の訓練時間と差異があるか。
平日 8:30-17:00.
早朝、深夜の実施訓練はする。
G 訓練訓練内容について
共同訓練を行う場合の内容及び木更津駐屯地をどのように使用するのか。
具体的な計画はまだない。
H 安全対策について 事故が発生した場合、地元消防・病院・行政との連携はどのようにはかるのか。
事故の防止を努めるが、関係期間への通報、人命・財産の保護、油流出拡散の防止など、
陸自航空機とおなじと考えている。
I オスプレイパッド(オスプレイ専用離着陸帯)について
建設するのであれば、建設計画を明らかにして頂きたい。
駐機場だけ。耐熱舗装。
九十九谷居場外離着陸訓練場などは、耐熱の工事はしない。
J 佐賀空港西側に開設予定の駐屯地整備の見直しについて
どうして配備も決まらないうちに、17機も購入してしまったのか。
とうしょ防衛能力を考えると喫緊 迅速にと考えると、陸自へのオスプレイを配備となった。
配備先もきまらないで購入だなんて、行政の財政のやり方たとはあきらかに違うから質問したのだが、あまり、まとを射た回答ではなかった。
なぜ、17機だったのか。
島しょ防衛に必要な数だ。
K 暫定配備の内容について
木更津市議会基地政策特別委員会協議会では民間空港を除外したと説明があった。防衛省が公表している資料(住民説明会でも配布)で、民間空港を除外したことが、項目の中に挙げていなかったのはなぜか。
6/10の説明では、純粋に民間空港を除外した。
なんかはぐらかされた気がする。どうして、外したのか理由はわからないまま。
民間空港をはずしたとは、自衛隊と共用している民間空港のことだと理解していたが、佐賀空港のような民間空港を除いたという意味だったのか。もう一度、説明を。
自衛隊のみの基地 民間と自衛隊の共用の基地 46箇所から選定したから、、
民間空港のみは、検討の中にはいっていない。
L 暫定配備の内容について
「佐賀への配備は
1陸自オスプレイ17機配備
2目達原駐屯地所属ヘリ50機移駐である。
3米海兵隊利用は、防衛省は当初、佐賀へ要請していたものの、取り下げた経緯がある。木更津への暫定配備の際、「3米海兵隊利用」はないと断定できるか。 できないのは地位協定によるものか。
米海兵隊利用に関しては、訓練移転はいま、考えていない。
今は考えていないだけで、断定はできないということだ。
14 暫定配備される場合のルール
オスプレイ及びCH-47等のタキシング及びホバリング開始は 何時から何時までの間か。それは飛行場運用規則に定めているか。
運用規則に定めている。訓練については、運用時間を定めている。
早朝や深夜は、いつやるかは、わからない。
タキシング(飛ばずにエンジンをかける)は訓練ではない。
ホバリング(空中で停止して飛んでいる状態)は訓練。
訓練は、8:00〜17:00
つまり、早朝よりタキシングをしているのは、訓練ではないので、特に運用規則に定めていないということになる。
N 暫定配備される場合のルール オスプレイ及びCH-47等の通常の運用において発生する騒音について測定し、公表されるか。
H28に測定した。陸自オスプレイ暫定配備後、必要におうじて、木更津に報告したい。
H28年の比較は、単機 どうしであり、現状は複数機で訓練している。実際の状況を常時測定し、騒音の可視化をデータですべきでは?
暫定配備後の騒音は、測定を検討したい。
ちっょと消化不良だったが、説明を聞き終えた。
これは、11/7に水陸機動団に視察にいったときのニュース テレビ長崎
https://www.fnn.jp/posts/2019110700000007KTN/201911071903_KTN_KTN
posted by のんのん at 23:30| オスプレイ