2019年12月01日
今が正念場 オスプレイ暫定配備反対の集会途中のカウント数1500人以上
木更津市長は、期間が示されないので、オスプレイ暫定配備の判断は考えられないといい、一方、木更津市議会では、暫定配備5年の案も検討しているという状況下で、今日、このような集会を開くことは、とても重要なことである。
と、呼びかけ人4団体を代表して、オスプレイ来るないらない住民の会会長が挨拶をした。
今日は、朝から、警察が動員され、道路を一部封鎖したり、交通渋滞だった。
いっておくが、渋滞は、だれのせいか。
それは、集会を開いた人たちではありません。
私たちには、、
集会を催し、またそれに参加する自由は、自由主義や民主主義にとっての重要な権利です。
憲法第21条です。
渋滞は、だれのせいか。
それは、集会を妨害されないように、見守るためです。
集会を開く側を監視しているのではないのです。
道路の使用許可申請を出し、このくらいの規模のデモなら、
どのくらいの人数で、どうやって、デモが安全に行えるかを判断し、警備したのは、警察です。
準備は、朝から始まりました。
このトラックがなかなか来なくて、ステージがないまま始まるのかと思ったくらいひやひやしましたが、
ちゃんと間に合いました。
来賓で一番早く到着したのは、新社会党千葉県本部委員長 石井俊雄さん (元長生村長、現在、村議会議員)
来賓挨拶は、会場に到着順と決めていたので、
新社会党千葉県本部委員長 石井俊雄さん
緑の党グリーンズジャパン千葉県本部運営委員長 小西正人さん
共産党 畑野君枝衆議院議員
社会民主党副党首 福島みずほ参議院議員
国民民主党 青木愛参議院議員
市民ネットワーク千葉県 伊藤とし子県議会議員
立憲民主党千葉県連合代表 生方幸雄衆議院議員からは、メッセージをいただきました。
ここで、暫定集会参加者数の報告が司会からありました。1500は軽く超えたと。
連帯挨拶は、
平和フォーラム
パトリオットミサイルはいらない習志野基地行動実行委員会
第9次横田基地公害訴訟団
安保法廃止!立憲主義・民主主義をとりもどすオール千葉県の会
そして、遠くからもメッセージが届いていましたが、参加者には、プリントして配られました。
その中で二つの団体を紹介。
沖縄・高江の「ヘリパッドいらない」住民の会 清水 暁(あきら)さま
佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会 古賀初次さま
集会アピールのあとは、パレード。
私は、最後尾を歩きました。
本日、11800歩。疲れたー。
明日は、ネットの会員とボランティアとの望年会です。
posted by のんのん at 22:11| オスプレイ
2019年12月02日
ありがとう。とっても素敵なプレゼントをいただきました。
「想像してた以上に、よく働いてるよ」
「ありがとー」
とっても素敵なプレゼントでした。
心まで染み渡るすてきなプレゼントでした。
田中が、なぜ、議員になったのか。
なりたくてなったわけではありません。
生活クラブ生協の組合員活動も卒業し、
とても楽しくやりがいのある保育園の夕方パートをし、
日中は、子どもへの暴力防止プログラムを子どもたちに提供できるよう、
日々学びの時期でした。
そんなとき、地域の●●さんが、
「目の前の子どもの幸せばかり考えねーで、もっと、広く子どもたちをみてみろ。
保育士の仕事は、やれる人が何人もいる。しかし、議員は、なかなかやれる人がいない。
やってみないか」
そんな言葉をいただきながら、
考え抜いて、お断りました。すっかり、忘れていました。
それから、半年後、
「まだ、考えがまとまらないか。やるなら、命がけで応援するからやってみないか」
死なれちゃ困ると思い、「やります」と答えた。
ほんとうに、初めてのときは、直接的なサポートをしてくれた。
だんだん、サポートは変化し、少し離れて見守ってくれている。
今日は、会員とボランティアの望年会だった。
ランチの合間に、議会報告もさせてもらった。
「想像してた以上に、よく働いてるよ」
「ありがとー」
とっても素敵なプレゼント。最高のプレゼントをいただきました。
難題がいくつもあって、体が足りない。
あー。あさって議会質問なのに、まだ、オスプレイ関連の資料が完成していない。
質問原稿が時間内に終わるのか、時間配分もまだできていない。
一問一答は、作りましたよ。
あっ、これも、オスプレイ関連だけ、まだだよー。
かんばるぞー。
posted by のんのん at 22:34| 活動
2019年12月03日
議会質問12/4 14:10-15:10ですが、やっと資料をHPにアップしました。
議会ウォッチング、
議場にこられる方には、印刷して用意しておきます。
インターネット中継で傍聴する際は、
事前に印刷しておくと、よろしいかと思います。
田中のりこ2019年12月議会質問
資料1 防災計画より 4ページ
資料2 高潮ハザードマップ関連 8ページ
資料3 オスプレイの安全性を問う3ページ
https://tanaka-noriko.sakura.ne.jp/2019%e5%b9%b412%e6%9c%88%e5%b8%82%e8%ad%b0%e4%bc%9a/
ここをクリックすれば、資料もあるし、質問項目もあるし、
インターネット中継にもリンクします。
追伸 資料4 を追加しました。
途中まで作ってて、資料なくても行けるかなと思ったのですが、
これだけでもあったほうが、
傍聴の方は、こんがらないかなと思って。
posted by のんのん at 01:48| 議員・議会
疲れてませんか、目が…。コホン! あっ風邪ですか。
いつも、議会が始まる前は、まるで、つるの恩返しの夕鶴のようになる。
といっても、だんだん痩せるのではなく、だんだん寝不足で疲れてくる。
そう、ぽっちゃり田中に、職員が声をかけてくれる。
疲れてませんか、目が…。寝不足でしょ。
コホン!
あっ風邪ですか。
えへん虫です(笑)
さて、昨日のブログに、追伸を書いた。というのも、
資料4を追加した。
明日の質問原稿、文字数多すぎ。ちょっと削った。
一問一答も30個ほど用意していたが、それも、トリアージしてみた。
あとは時計とにらめっこ。
posted by のんのん at 20:57| 議員・議会
2019年12月04日
「オスプレイの安全性を問う」 議会質問と答弁+α
「議会質問、残り18秒でしたよ。」
そうだったんだー。一問一答、
最優先に聞きたいものに厳選。
3つのテーマを質問したが、
ここでは「オスプレイの安全性を問う」の
質問全文を掲載します。
+αは、田中の心のコメント
**************************************
「オスプレイの安全性を問う」
低空飛行訓練については、
➀航空法に基づき
A国土交通大臣から許可を得たうえで、
B木更津飛行場運用規則により定める「房総低空飛行訓練場」内で実施する
このように、防衛省は、千葉県からの質問に対して、答えています。
さて、資料3-Aは、オスプレイのオートローテーションの手順です。
木更津市からの質問に対して防衛省の回答にも掲載していた図です。
シュミレーターによるオートローテーション訓練を視察し、その機能をもっていることを確認したと説明しています。
普天間基地に、米海兵隊オスプレイを配備する際の防衛省の資料では、
そのシュミレーション訓練結果が書かれていたので、資料3-Bにまとめました。
高度約610m、時速約220km
オスプレイは、2つのエンジンの出力を停止し、
降下率は毎秒25mで降下を始めます。
着地点に向けて毎秒20mで降下。
高度305m
高度152mと
減速して降下。
着地の時には、
時速130kmで2.3回バウンドして着地。
このようにオスプレイの場合、他の回転翼機と比較すれば、降下するスピードが速く、機体損傷の可能性は排除されないものの、オートローテーション機能は有していると説明しています。
さて、最低安全高度は、航空法第81条 航空法施行規則第174条 に定めていることも、千葉県への回答に図でわかりやすく示されていました。
資料3-Dをご覧ください。
防衛省が千葉県へ回答した説明図です。3つの飛び方から選ぶように思えます。
しかし、肝心な部分が抜けています。
資料3-Eをご覧ください。
航空法施行規則第174条によると、最低安全高度は、3択ではなく、実は4択です。
そこで、今回は、1点のみ、お聞きします。
オスプレイについて、飛行中動力装置のみが停止した場合に
地上又は水上の人又は物件に
危険を及ぼすことなく着陸できる高度とは何メートルですか?
木更津市の答弁
防衛省によると、
詳細な性能については、装備品の能力が推察されるおそれがあり、また、米国との関係もあることから、お答えすることは差し控えるとのことですが、
「その上で、オスプレイのエンジンは双発であり、双方のプロペラはシャフトでつながっているため、片側のエンジンが停止した場合も、残りのエンジンでもう一方のプロペラも回転させて飛行継続が可能となるように設計されている。」
とのことである。
また、「更に、オスプレイは両エンジン出力喪失時においても機体を最低限コントロールして安全に対処する機能であるオートローテーション及び滑空により緊急時にあっても周辺地域の皆様に被害や影響を与えないよう降下することを最優先にしている。」
とのことである。
質問通告をすると、防衛省しかわからないことは、木更津市が事前に防衛省に聞き取りし、その回答を紹介してくれます。
いつものとおり、聞いても防衛省からストレートな答えはでてこない
くじけず、質問を続けるぞ。
最低安全高度、つまり、
住民や建物に危害を与えないよう、
ふたつともエンジンが停まったという
いざというとき着陸できるよう、
安全に飛ぶ高さで一番低くてどのくらいかと
きいたところ、防衛省の回答は、
装備品の能力が推察されるおそれがあり、
また、米国との関係もあることから、
教えられないというものでした。
航空法第81条ただしがきによると、
最低安全高度以下の飛行の許可をだすのは、国土交通省です。
ですから、最低安全高度が何mか知らなければ、許可をだせません。
そこで、福島瑞穂参議院議員を通じて、オスプレイの最低安全高度が何mか。
国土交通省に質問しました。
「防衛省から申請がされておらず、国土交通省からお答えする立場にありません。」と回答。
また、「この許可を出す際の基準とは何か」という質問には、
・石油コンビナート地帯、原子力関係施設、有形重要文化財指定建造物等の上空において当該飛行を行わないこと
・緊急の際に不時着陸を行わざるを得ない場合に地上又は水上の人又は物件に危険を与えることなく不時着陸できるものであること
等を確認することになる。」という回答でした。
防衛省は、自衛隊をアメリカに送り、訓練までさせているのに、国土交通省にまだ申請もしていなかったのです。
防衛省は、丁寧に説明をするといっています。
木更津市は、市民の安全・安心を確保できるか判断するために、調査は十分すべきです。
以上のことから、次の3点を木更津市から防衛省に質問していただけますか。
1.防衛省が最低安全高度以下の飛行の許可申請をするのは、いつ頃なのか、
2.オスプレイの2つのエンジン出力を失った時に、
機体を最低限コントロールして安全に対処する機能であるオートローテーション
及び滑空により、緊急時でも住民に被害や影響を与えないよう降下することを
最優先するとのことです。滑空で降りるとは、滑走路がないと降りられないことか。
3.オスプレイの2つのエンジン出力を失った時に、木更津市の上空を飛ぶ場合です。
木更津飛行場周辺の飛行なら滑走路のある木更津飛行場をめざすだろうが、木更津の基地周辺ではない場合、近くに滑走路がないので、木更津の上空を高度何mで飛べば、安全なのか。
木更津市の答弁
質問の3点は、防衛省に確認する。
「周辺地域の皆様に被害や影響を与えないよう
降下することを最優先にしています」と言っても、
両エンジンが停止した時、
滑走路以外には降りられないのでは、
「優先的に考えたが市街地に墜落するしかなかった」
という結果になります。
航空法の安全高度規定に当てはまらないオスプレイが、
木更津基地に配備されて飛び回るのは、
絶対に許すことができませんので、
よろしくおねがいいたします。
資料3-Cをご覧ください。
オスプレイのオートローテーションについての記述です。
2009年6月アメリカの下院公聴会において、
米国防分析研究所(IDA)で
オスプレイの主任分析官を務めていた
レックス・リボロ氏は、
安全にオートローテーションできないと証言。
「V22オスプレイ・ガイドブック2011〜12年版」で
オスプレイ製造元のベル・ボーイング社は、
「オスプレイはオートローテーションに頼らない」
「(両方のエンジンが停止した場合には)
固定翼モードで滑空できる」と明記。
2012年9月19日日米合同委員会 議事録では、
パイロットは飛行場内に安全に帰還するための
あらゆる措置をとると書かれていました。
そして、先月、米国防総省の監察総監室は、
米軍のMV22オスプレイのエンジンの
空気ろ過装置に関する報告書を公表。
「オスプレイには依然としてリスクが残る」と
米軍に改善を勧告しました。
これら、アメリカでのオートローテーションなど安全性に関する報告については市の見解はどうでしょうか。
木更津市の答弁
これらの内容についても、まずは防衛省に確認する。
11/27に、千葉県に直接ヒアリングしてきました。
千葉県としては、一回で質疑を終えたとは、
考えていない。
まずは、木更津市の意向を、それを受けて、
県内の市町村にもきき、
千葉県としての方向性をまとめる。
千葉県は、佐賀県のように、
地元が反対の立場でいるのに、
推し進めることはしないと強調していました。
というわけで、今回、安全に飛ぶ高さは、
一番低くてどのくらいかという
極めてシンプルなことでさえ、
防衛省は、お答えすることは差し控えるというのでは、
現時点では木更津市として、安全かどうか、
市民に説明できる科学的根拠はなく、
暫定配備の判断はまだできないと考えます。
市民に説明できる科学的根拠、これが重要だと思う。
福島みずほさんから国土交通省に質問してわかったことがいくつかあります。
今回、議会質問には、取り上げなかったけれど、
航空法では、耐空証明と型式証明がある。
自衛隊は、自衛隊法で航空法の適用除外になってる部分がある。
製造された航空機が自衛隊に納入される前は、自衛隊機とはみなされないため、許可が必要なのでは?
その際の許可の判断基準を、具体的にお示しください。
と質問したら、
国土交通省の回答は
防衛省に納入される前の国産航空機について、航空法第11 条ただし書きの試験飛
行等の許可申請がなされた場合にあっては、当該機の使用目的に鑑み、防衛省が発行
する「航空機の安全に関する証明書」の他、飛行方法や飛行地域等を確認して許可を
行っております。
って。
安全かどうかを国土交通省が許可するのに、防衛省が発行する証明書などを確認するということか。
まるで、車の改造車の車検をとおすのに、これは、安全ですという証明書が必要だとする。その証明書を改造した者が作成するみたいなこと。
まったく、オスプレイの駐機場をどこにするか、きまってもない時に、17機購入したし。
まだまだ、オスプレイからめが離せない。
posted by のんのん at 22:13| オスプレイ