2019年12月14日
ニュースから考える 「中学の全校名簿盗まれる 千葉・袖ケ浦、車上荒らし」
産経新聞2019.12.13 18:35のニュース、読みましたか。
12月議会で質問したこととちょっと関連していると思ったことがあります。
今回は、名簿をなくしたという点はおいといて、働き方の視点でみてみます。
まず、「中学校の非常勤の相談員」とは、どんな身分か。
特別職非常勤職員です。
木更津市の場合、こんな役職の方が、特別職非常勤職員で働いています。
そして、来年の4月からは、
特別職非常勤職員ではなく、パートタイムの会計年度任用職員になります。
実は、国では、特別職非常勤職員の課題を挙げていました。
●任命権者の側から見た場合
服務の面で、守秘義務、政治的行為の制限、営利企業等の従事制限 など公共の利益保持に必要な諸制約が課されていないこと、
●職員の側から見た場合
勤務条件の面で、地方公務員育休法が適用されておらず、また、 人事委員会への措置要求、審査請求等も認められていないこと
びっくりでしょ。
「相談員」という役職でありながら、守秘義務などの制約がなかったなんて、
相談員の良心で守られていたんですね。
なんということでしょう。
でも、来年度からは、どうなるのか。木更津市に質問したところ、
来年度からは、特別職非常勤職員ではなく、パートタイム会計年度任用職員になるので、
服務の面では
一般職員と同様の守秘義務や信用失墜行為の禁止の規定が適用され、懲戒処分の対象にもなる。
なお、フルタイムの会計年度任用職員は、営利企業等への従事制限の対象にもなる。
また、勤務条件の面では、育休や、人事委員会への措置要求、審査請求等を有することとなる。
相談員は、なくてはならないもの。でも、役職の身分からみると、
守秘義務が現在までなかったなんて、
今回、議会質問するまで、気が付きませんでした。
さて、産経新聞のニュースは、これ。
中学の全校名簿盗まれる 千葉・袖ケ浦、車上荒らし
千葉県袖ケ浦市学校教育課は13日、市立蔵波中の非常勤の相談員の女性(61)が車上荒らしに遭い、全校生徒444人の氏名が記載された名簿などが盗まれたと発表した。相談員は県警木更津署に被害届を出した。
同課によると、相談員は12日午後5時ごろ、帰宅途中に立ち寄った袖ケ浦郵便局で、車上荒らしに遭い、車内に残していたトートバッグが盗まれた。バッグには、蔵波中の全校生徒の名簿と、生徒の相談内容をメモしたノートが入っていた。同課によると、名簿は本来、持ち出し禁止。
同課は「今のところ、名簿やノートが悪用されたという報告はない」としている。
posted by のんのん at 21:11| 働き方
清掃活動に参加
確か、夏は雨で中止だったと思う。
今日は晴れ。
70名ほどが集まり、一斉に清掃活動。
もう15年ほど、参加させてもらっている。
ゴミの種類も変わった。
以前は、ピンクビラが多かった。
でも、スマホの普及で、街中の景色からはなくなった。
今日は、マスク、のみかけペットボトル、なとが多かったが、
ドライブレコーダーのようなものがいくつも捨ててあったり、
1時間したら戻るようにと一斉に清掃活動。
私はね軽トラに便乗させてもらい、普段はあまり歩かない
真舟の坂を清掃。
集合場所に戻ると、すでに解散していた。
私たちが拾ったのは、これ。
他にもこんなに。
それにしても、以前よりごみが減った。
posted by のんのん at 20:01| 地域のこと