2019年12月17日

C滑走路 2分に一回 A滑走路 4.3分に一回 で着陸 そのふたつを合わせると、1時間に42回の着陸


「12.17. 危険な増便・新飛行ルート撤回を求める住民総決起集会」に参加。
東京・蒲田で19時始まりの集会に行ってきた。
羽田空港への着陸は、北風の時は、木更津。
南風の時は、新たに東京ルート。
議会質問で、増便前に騒音測定してと要望していたが、
八幡台小の校舎屋上で、12/12〜18日まで航空機の騒音を
測定中だ。

今日は、大田区の方たちの声を直接きくことができた。
●大田区在住の方
45年前の大田区報を持参してきての話。
埋め立てに条件つきで容認したことが書かれていた。
「埋め立てた跡地は、緑の大きな うみべの憩いの場にする。
海から入って海に出る」
といってたのに。

我が家の上を、84デシベル 左旋回の一番うるさいときの音。
離陸20便 三時間 60便
大型機で、84デシベル
小型機で、80デシベル
我が家の上を旋回して回る。耐えられない。

● 太田区蒲田在住
視覚障害 五感ではなく、四感を使って生活
ガイドヘルパーさんと歩くとき、。
耳が頼り。
放置自転車があるので、気を付けてください。
騒音できこえないと、事故になる。
階段、段差のあるところは気を付けたい。
盲導犬は、利用者さんの声をたよりにあるきます。
騒音は、とてもこまる公害です。
みえない人には、恐怖の騒音です。

●京浜島の戦いの歴史、ふたたび
今から30年以上前、いまのA滑走路
建物より、飛行機が大きいので、一瞬日食かと思うくらいに頭上を飛んでいた。
騒音がすごい。
電話が聞こえない
当時は、それでも環境アセスをやったが、今回は、環境アセスをやらない。なんでか。
当時、大田区の一部の騒音があるが、軽微なものであるということだった。
海苔の補償など、利益優先のひとばかり。
品川区と大田区
飛行機は、絶対飛びません。
今後は、原則的に飛びません。
一年に一回か二回飛ぶだけ。
以前、裁判をして和解したんですよね。という質問に対し、
裁判は、和解というより、最終的に取り下げた。
今後飛ばないってことを一筆くれといい、裁判所命令で求釈明 に国交省が応じた。
飛ばないというのだから、裁判はしなくていいから、取り下げた。
元ana 整備士
都心上空の飛行
南風運用のとき。
これまでのデータを出しているが、一年の中で南風運用 31%
4-8月 51%.
15-19時の運用の場合、 1日の中で、南風は、42%
C滑走路 2分に一回
A滑走路 4.3分に一回 で着陸
そのふたつを合わせると、1時間に42回の着陸
直下は、騒音。生活での精神的な影響がある

落下物には、部品 氷塊などがある。
空港内の部品欠落… 空港に到着して部品がなくなっている場合
11年で23件

今年の発表
2018年の部品欠落件数 一年で489件
ネジからスクリューまでいろいろ。

政府は、なぜ、増便。
首都圏の国際化
地方を元気に
東京オリパラを円滑にとうたい文句
住民犠牲の都心上空の飛行は、納得できない。

成田市の会津素子市議
成田空港 1000ha.拡張
落下物 過去10年間 19件のうち、被害があったのは、5件
1980年からみたら、航空機からの落下物 161件 27件が成田市街
部品 氷塊 どこの航空機から落ちたかわからない。

グレーが騒音区域 と落下物の危険 コース直下
DSC_1574.JPG


●元川崎コンビナート勤務
LNG. マイナス160度くらいで保存
全電源が停電したら、手をつけられない
気化熱で冷やしているマイナス90度
ナフサは、火がついたら消しようがない。
タンクがもえたら、下から取り出し、ほかのタンクに移し、あとは燃え尽きさせる。

高圧ガスの配管に氷塊が落ちたらどうするんだ。
部品だけでなく、飛行機が落ちてきたらタンクの油が東京湾にでたらどうなる。
経済からみてもこんな危険はないだろう。

●航空機の低周波被害を質す
低周波音 周波数がと、とても専門的な話
音は、距離で減衰する
低周波は、距離で減衰しにくい。
ビルの建物で反照し、低周波が部屋にはいってくると、
平行している面の間で、音がこもる。
30ヘルツだと波長は、10m. 振幅のたかいところにある家具は、ガタツク
耳でききにくい。
人間のからだには影響がある。
耳で聞くのではなく、体全体で受容。
地球上には、自然の低周波もある。それは、7.83ヘルツの低周波 睡眠を順調にする
航空機は、それとは違う。

●那須りえ議員
各種の手続きをすすめると大臣が言った
方針としては…といった

特別管制区域
明日までのパブリックコメント特別管制区域といっても、羽田空港だけで、横田はどうなるのかわからないのに、
新しい飛行ルートに、羽田 横田 羽田
昨日まで米軍のひとが今日から羽田空港の管制かもしれない。

制限表明 航空法の高さ制限
2003年に高さの制限がゆるくなって、
飛行機がとばないところなら高いたてものを建ててよい。ということになって
さらに、
高い建物がすでに建っている場合は、周辺に高い建物を建ててもいいということになっている。
撤去するはずだった東京タワー。保存になりましたが、そのそばにだけ、高い建物が建っている。

開発者の声を聴くのか
米軍の声を聴くのか。
都知事の声を聴くのか。
国民主権なのに、私たちの声は聴かないのか。

と話された。


●川崎の方
校舎の上は、音がなくなるような騒音。
1970年にコンビナート上空はとばないとしたものを反故にするもの
子どもの権利がある。住宅街とコンビナートの上を飛んではいけない。

●騒音等対策協議会の方
大田区の副区長をトップに話し合い
騒音と落下物は、何度も質問。しかし、突然
3月末以降、新しいルートでやりますと言われた。
私たちは、対策をしなければならない。
住民も毎月30人ほど集まって話しをきいても、ぴんとこないひとがいる。
エネルギーの使い方が結集できていない。
DSC_1577.JPG


家に帰宅したら、22時30分。
あー、明日、議会最終日で、討論作成はこれから。

posted by のんのん at 23:57| 環境