2020年01月23日

横浜に、市にも知らせることなく、駐機している米海兵隊オスプレイ このニュースから垣間見る奇異な日本

横浜港にオスプレイが異例の駐機、故障か 市は把握せず

今日は、沖縄県です。25度もあり、暑かった。
沖縄県副知事 謝花喜一郎さんを講師に地位協定をばっちり学んだ。
二年前にも沖縄県庁で、地位協定について、職員からレクチャーしてもらった。
その時もたっぷり学んだものの、まだ調べ途中と最後に職員が話していた。
今日は、その続きもあり、より内容の濃いものだった。
そういうと、そんなに調べてもしかたないでしょ。と思う人がいるだろう。
今日の講演は、他国からみたら、どんなに奇異な日本であるかがクローズアップ。
さらに、他国は住民がおかしいと思う世論で国を動かした。

ということで、沖縄県が他国の事例に対する対応
➀ 「受入国の国内法適用」
➁ 「基地の管理権」
➂ 「訓練・演習に対する受入国の関与」
➃ 「航空機事故への対応」
など4点を直接訪問してききとったことを教えてもらった。

日本は、地位協定を一部昨年、修整したという。
一般国際法上、駐留を認められた外国軍隊には特別の取り決めのない限り接受国の法令は適用されないとの立場。
この「一般国際法上」を削除。沖縄県がいろいろと国際法で照らし合わせたら、日本だけ奇異だったからではないかと憶測。

➀ 「受入国の国内法適用」 
 日本の地位協定は、アメリカ軍には適用しない。日本の法律をまもらなくてもいい。
 ドイツ、イタリア、イギリス、ベルギーは、自国の法律を他国の軍隊も守らなければならない。

➁  「基地の管理権」
 日本は、米軍の施設、区域内への立ち入り権はなし。
 ドイツは、ドイツ連邦、州、地方自治体の立ち入り権を明記。
     緊急の場合や危険が差し迫っている場合は、事前通告なしでも立ち入りできる。
 イタリアは、米軍が使用する基地も、イタリア司令部のもとにおかれ、
     イタリアの司令官は、すべての基地に自由に立ち入ることが可能
 イギリスは、 1951年にイギリス空軍から米空軍に基地の管理責任を移行する際の条件に、基地の占有権は引き続き英国側、基地にはイギリスの司令官を置くことを規定。

➂ 「訓練・演習に対する受入国の関与」
 日本は、訓練や演習を規制する権限がない。
 ドイツは、ドイツ側の許可、承認、同意などが必要と明記
 イタリアは、米軍による訓練行動等についてのイタリア軍司令官への事前通告やイタリア側の調整、承認を明記。
 ベルギーは、外国軍の領空飛行はベルギー国防省の許可が必要。
 国王は、領空の飛行禁止措置をとること
 外国軍機の低空飛行を禁止 自国軍はOK
イギリスは、駐留軍の飛行を禁止、制限、条件を課すことができると明記。
  なんと、夜間・早朝や週末の静穏時間帯の訓練飛行は禁止。
 米空軍の様々な活動に英国国防省の承認 
などなど、

イタリアの空軍司令官
米国の活動には、イタリアの法律で。
外国の人間がその国に入れば、その国の法律に従う。それを合意という。

ベルギーの空軍大将
1990年の国内航空法の改正で、外国軍機の低空飛行禁止措置。
ベルギー領空における飛行のルールは、ベルギーが決めること。
自国上空の管制権を手放すことを望むような国はない。

ベルギーの欧州航空法安全機構 
空域は限られた資源、時間をさだめて有効活用すべき。
ICAO(国際民間航空機関)条約に署名して国なら(日本も署名)
h4egを有効活用すべき。軍が空域を占有することはあっていならない。

イギリスのCAA 英国民間航空局
ICAO(国際民間航空機関)のルールに基づけば、
そこは日本の空域なので、日本が所有する空域を米国が規定するというのは、あってはならない。

などなど、ごもっともという内容。
これらをもとに
今日のニュース、下記をご覧ください。
・なんで横浜に着陸したのか、
・事前に飛行の連絡もなかった。
・自由に立ち入ることはできない。
・横浜市には、原因を米軍からも防衛省からも教えてもらえない。

2020.1.23 朝日新聞
https://www.huffingtonpost.jp/entry/yokohama-osprey_jp_5e290979c5b6d6767fcedf22
 米海兵隊普天間基地(沖縄県)所属の輸送機オスプレイ1機が、横浜港の米陸軍施設「横浜ノース・ドック(ND)」(横浜市神奈川区)に駐機していることがわかった。商業・観光施設が集まる県都中心部での駐機は異例だが、横浜市は把握していない。22日に会見した社民党県連合や住民団体などは、機体は故障している可能性が高いとみている。
横浜NDは物資の陸揚げと保管のための港湾施設。訓練施設ではなく軍用機の整備や管制をする設備はない。付近には横浜駅やみなとみらい21地区がある。2018年には米空軍横田基地(東京都)に配備するオスプレイが陸揚げされた。
 社民党は20日に機体を確認したといい、「ここに置くことが異常。トラブルを抱え米本土へ輸送する貨物船を待っているのでは」と指摘する。関係者によると、同機は17日午後3時45分ごろ岩国基地(山口県)を離陸。各地で着陸を確認した情報がなく、横浜NDに直行した可能性が高い。
 駐機について、横浜市基地対策課は「知らなかった。国からの情報提供もない」という。目的について、在日米軍司令部は取材に「運用にかかわることは開示できない」と答えた。

どうです?
このオスプレイ。故障。
さて、オスプレイの定期整備は五年に一度といいながら、米海兵隊オスプレイの定期整備は2年以上かけて、一機めを整備。2機めも3機めも木更津で整備中。
という事で、このオスプレイは、定期整備済みの一機めのオスプレイか、はたまた?定期整備待ちで、五年以上経過してるオスプレイか。
今後に注視。
posted by のんのん at 22:55| オスプレイ