2020年06月04日

田中の議案質疑、議会後に、反響があったのは、これ  市政協力員関係費 携帯端末導入事業費 724万2千円


6月議会の補正予算にあった
「市政協力員関係費 携帯端末導入事業費 724万2千円」

新型コロナウイルス感染症対策や風水害に迅速に対応するため、
市政協力員227人を対象にタブレット端末等を貸与し、
各種アプリを使用することにより、各地域への情報発信・
収集を双方向でスムーズに行えるようにするということですが、
市政協力員の活動実態を把握したうえでの事業費でしょうか。」

と質問した。

すると、
昨年発生した台風のとき、
被災後職員で分担し各市政協力員に連絡を取って
被害状況調査を実施し、調査表を提出してもらった。
このような場合に、タブレット端末を活用すれば、
必要な情報を一斉に伝達することが可能となる。
調査結果の収集や取りまとめも容易になるから、
迅速な被災対応に繋がることが期待できる。

また、新型コロナウイルス感染症拡大防止で
外出自粛をする中で、テレワークやリモート会議など、
ICTの利便性・重要性も再認識した。

市政協力員の方々に、
携帯端末の導入にかかるアンケート調査は実施してなく、
個々のICTの活用実態は把握していないが

初めてタブレットに手を触れた方でも、
年代を問わず直感的に操作できる使いやすいアプリを導入する予定。

また、別途、操作説明会も開催する予定、
共有での掲示板閲覧、過去分も含めた日報の掲載、
グループ通話など、今後有効に活用と考えている。

議員に反響があったのは、これ

市政協力員の方々に、
携帯端末の導入にかかるアンケート調査は実施してなく、
個々のICTの活用実態は把握していないが


執行部が情報を伝えるのに、便利というのは、十分わかった。
でも、市政協力員の実態はどうだろうか。
タブレットに届いた情報を簡単に操作してみることができる。
しかし、印刷するには、どうか。
家に、プリンターはあるか。
パソコンやスマホなど、インターネット環境に慣れているか。
届いた情報を地域の会議で、共有するには、やはり、印刷か、
メール配信するか。
キーボードを打つことができない人も、
地域貢献している方がいっぱいいる。
活用することが、市政協力員のなりて不足になりやしないか。

昨年の台風の時、地域での情報難民の解決方法は、
公民館だった。公民館に、掲示板ができた。
公民館が、防災活動の集合場所だった。
公民館の職員は、だれがどこに
屋根のブルーシート張りをしているとか、活動を把握していた。
公民館で、情報を得、公民館に情報を持っていった。

タブレットで会議をするのも便利だ。そりゃ、便利だ。
でも、通常の活動に、タブレットがあると、
どう地域の活動が変わるのか。
それが、便利より、負担になりはしないか。
まずは、活動実態の把握があり、予算化でしょ。

タブレットを貸与ということは、2年任期といえども、
毎年、新規市政協力員がいるかもしれず、常に
研修は必要となってくる。

そもそも、市政協力員を廃止して、地域にお金をという市町村が増えている。

さて、これは、委員会付託といって、
委員会でも、審議をする案件だ。
どんな審議になるか、傍聴しようっと。

議場は、コロナ対策 なんか狭いっ
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マイクがついたてで使えない。中央の質問席でおこなった。

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執行部は、ついたてに、マイクのトンネルがあった。
自席で答弁。

posted by のんのん at 22:39| 議員・議会

2020年06月05日

しらべもの尽くしの10日間。 


今日の調べものは、県庁→木更津市企画部
ひとつ、疑問に思っていたことをどうしても確かめたくて解決。

午後は、両親の買い物のドライバー。
夏服がほしかったそうな。ずっと、コロナで我慢してたので、
休日は避け、本日。満足だった様子。

その後、
別件で、木更津市真里谷まで車を飛ばす。
カーナビでたどりついたところは、
この先、どんな道なんだろう。
まさか、ぽつんと一軒家のような崖っぷちだったら、
いきどまりだったらとか、考えるとぞっとした。
ふと、首を横にやると、
おー。1月に新聞報道のあった場所。
写真を撮って、Uターンはできないので、バックで
細い道をバックバック。

実は、どこの場所かは、職員から聴いていて
なかなか行けずにいた。

ここのところ、ずっと、調べものばかりだった。
6月議会はコロナ対策 一般質問なし 緊急質問あり
のイレギュラー対応だったところに、
海軍オスプレイの定期整備の話が降ってきた。
 
急遽、防衛省が基地政策特別委員会に説明にくることになり、調べものが予定より増えた。


こんな感じでしらべものオンパレードだった。
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計画どおり、こなしていたから、やり終えた。
というわけで、
夕方、ちょっと、自分の時間。
イオンで、服を買い、大好きなワインを。
なかなかワインがない。
すみません。ドイツワインのマドンナありますか。
あっ、白ワインですよね。
しばらく探して、ありました。

やったー。
ワインは、冷蔵庫に。まだ、胃袋には入ってません。

posted by のんのん at 22:21| 活動

2020年06月06日

防衛省に通告した質問は、全部で8問


今日は、部屋の大掃除。
窓をあけたら、書類の山がバーッと
なんてことがないように。
デスクワークは、避けた一日。

というわけで、今日のブログは、
6/8の基地政策特別委員会協議会での質問を通告した内容を
お知らせします。

この資料は、5/29 防衛省が木更津市に報告にきたときの資料です。
事前に質問を通告するにあたって、
この資料を読んで、質問を考えました。
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問1.今まで「SUBARUの契約は2020年に整備入りする機体まで」という説明は、木更津市議会には、なかった。いつの時点で決まっていたのか。それは、なぜ、いままで木更津市議会には、知らされなかったのか。実際、SUBARUとの契約は、いつまでと公表しているのか。


問2.防衛省が公表した資料によると、米軍の提案要求概要には、定期整備を木更津にという要件は、まったく書かれていない。
同時に最大7機整備入りできる格納庫を企業が作ってくれれば、整備地点は沖縄から1000マイル圏内を想定で、どこでも良かったのではないか。木更津にすると決めた経緯が不明瞭。
米軍の提案後、どのような選考経緯があり、木更津にしたいのか、明確な説明を求める。

問3.平成28年12月9日 防衛装備庁長官 と北関東防衛局長へ、木更津市長が出した「米海兵隊オスプレイの定期機体整備の作業における木更津駐屯地使用に関する要請書」には、
バツ1 オスプレイの飛来等の事前通知については、
定期機体整備で飛来する場合や試験飛行を実施する場合は、事前に市へ連絡すること。

バツ1 平成29年1月以降の定期機体整備計画の概要等の情報提供については、
定期機体整備計画の概要及び定期機体整備の実施状況等の情報を市へ提供すること。

バツ1 必要に応じての協議については、
定期機体整備に関し協議する案件が生じた場合、必要に応じて市と協議すること。
と要請していた。

現在、米海兵隊オスプレイは、2機の定期整備を完了し、現在3機目と4機目が整備中だが、2機を終えた時点での4月17日の、防衛省北関東防衛局からの報告では、

バツ1令和2年3月27日には、機体が整備企業から米軍へ引き渡され、同機は29日に木更津駐屯地から帰投した。なお、帰投日が日曜日となったが、これは天候や米軍の運用上の必要性によるものと承知している。防衛省としては、定期機体整備の際の飛来や帰投においても、土曜日、日曜日の飛行を避けるよう、引き続き要請するとあり、2機目の整備にあたっても覚書に記載された内容が遵守された。 
とある。

暫定配備を容認するまでは、オスプレイが物資や要員を運搬するだけでも、木更津市に事前に知らせていた。2機目の対応は、市長の要請にも、逸脱し、全く信頼をなくした。3機目、4機目の対応は、暫定配備容認前と同様の対応をすると言い切れるか。

また、今回の海軍オスプレイの定期整備についても、市長は、必要に応じて協議をするよう、求めていたが、これも受け入れてもらえなかったという現状である。この現状に対して、今後、どのような対応を考えているのか。

問4.米海兵隊オスプレイに関する覚書は、米軍、SUBARU 防衛省の3者である。整備対象機は米軍普天間飛行場所属のMV2(24機)が対象だったが、今年秋に新規整備企業が選定されると、覚書は変更せざるを得ないのではないか。

問5.覚書内容や市長の要請書を遵守できない現状であり、ペナルティもない。その対応策として、新しい企業との覚書の場合は、木更津市も覚書にくわわることはできるのか。

問6.米海兵隊オスプレイの定期整備が当初予定より、大幅に遅れていることにたいして、米軍は、別途、整備企業を探していた。新しい整備企業が、米海兵隊オスプレイだけでなく、海軍のCMV−22の整備も想定されることについては、いつ、防衛省あるいは、日米合同委員会で打診があったのか。

問7.CMV22は日本国内のどこに何機配備されるのか。米空母が横須賀に入港した時などに、艦載機のCMV22が定期機体整備にやってくるのか。わかってる範囲で説明して欲しい。

問8.木更津駐屯地は日米共通のオスプレイ整備拠点なので、MV22とは別に暫定配備される陸自オスプレイ17機の定期機体整備は想定できる。これにCMV22が加わると、地元負担はどの程度になるのか。

さて、どんな回答がくるのか。
まず、想定されるのが
「防衛上の問題があり、お答えできない」

決まり文句である。
あきらかにされないのに、安全であるとかは、判断できないし。
これで、丁寧に説明とは言えないですよね。

陸上自衛隊オスプレイは、岩国基地からいつ頃、飛んで来るんだろう。
その説明は、あるのかないのか。

posted by のんのん at 21:19| オスプレイ

2020年06月07日

今日の調べものは、公共施設カルテ


公共施設カルテにない公共施設って、あるんだー。
なんでだろう。
行政財産って、公共施設だよね。
そう思って、他もみると、あれあれっ。
これは、ちょっと、じっくり時間を使って調べたほうがよさそう。

こんなことをしたり、明日の基地政策特別委員会協議会の資料を
もう一度みて、さらに、問題点を抜き出したりしてたら、
一日が過ぎてしまった。

そうそう、昨年9月22日に予定していた
ピアノの演奏会が台風で延期になって、
今年の4月5日に。
コロナで外出自粛、二日後には緊急事態宣言が発出したころ
またまた、延期で、
6月13日にやっと開催できることになったと連絡をもらいました。

ピアノの発表と合唱団のコーラス発表もある予定でしたが、
合唱はできず、ピアノの演奏だけという規模を縮小しての開催です。

3度目にやっと開催なので、良しとしなければ。

それにしても、3密を避けてということで、
ピアノ演奏の時に、楽譜をめくるのに、
いちいち、歩み寄るのかしらと想像。

次女がお世話になったピアノ教室なので、
その時からずっと、アナウンスを担当。

さて、ハードな1週間が始まる。
週末は音楽を聴いて癒されるのを楽しみに
乗り切ろうっと。

今日は、雨が似合うのに、晴れてるときに撮ってしまって
なんか元気なさげ。庭のガクアジサイ
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posted by のんのん at 21:34| 活動

修理役務にかかる経費は、1機あたり85億円!ですって


陸上自衛隊オスプレイ17機は、20年にわたり運用するとして、
計算すると、修理役務にかかる経費は、1機あたり85億円。


びっくりです。
これは、6月3日に参議院議員会館で行われた
「沖縄等米軍基地問題議員懇談会 総会」での資料にあった。

国会議員からヒアリングの情報をいただき、知ることができた。

米海兵隊オスプレイの定期整備をする際の説明では、
陸上自衛隊でもオスプレイを購入し、のちに整備することになるので
米海兵隊の定期整備で学ばせてもらうみたいなことを言ってたけれど、
すでに、陸上自衛隊では、整備する隊員を、
アメリカに行かせ、学んでいるときいている。

陸上自衛隊オスプレイ17機は、20年にわたり運用するとして、
計算すると、修理役務にかかる経費は、1機あたり85億円。


この2行から、考える。
17機のオスプレイの配備は、20年。
木更津には、暫定配備5年。あと15年は知らないぞ。
米海兵隊同様、5年をめどに定期整備なのだろうか。
暫定配備の5年が過ぎる定期整備でそのまま木更津か。

それにしても、1機あたり85億円だなんて。
5年で定期整備なら、1機あたり20年の間に3回の定期整備。
それが17機。
85億円×3回×17機=4335億円。

コロナで、借金し放題の青天井になってしまって
「節約」とか「選択と集中」とかいう言葉すらきかなくなった。

財務省が昨年作成した
「日本の財政を考える」というパンフレットを見つけた。
社会保障費がふえて、消費税は社会保障費に充てるという話だから
防衛費が増え続けているのは、見えにくい集計になっている。
というのも、教育・公共事業・防衛費など なんてくくりにしているのでね。

この資料をみただけで、愕然とする。
去年でこんなんだから、2020年度のコロナで借金し放題になったから
どうなるんだろう。
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コロナで格差社会が広まって、もっと、社会保障がふえてくる。
このグラフは、どんなになるんだろう。
それを考えただけでもぞっとする。

思いのまま、書いたが、コロナで生活基盤をねこそぎやられた。
そのた遺作は、「スピード感をもって」ではなく、
「スピードをもって」やってほしい。
しかし、削るところ、身を切る政策はださずに、借金をふやすことは、いかがなものか。

国際社会からみても、借金し放題のこの国は、
今後、あまり相手にされないのではないか。
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そんなに防衛費をふやさなくても。
posted by のんのん at 23:06| オスプレイ