2020年06月08日

新たな「海軍」オスプレイの定期機体整備、だれが木更津にどうぞと言ったのかがわかった


防衛省でした

田中の質問

防衛省が公表した資料によると、米軍の提案要求概要には、定期整備を木更津にという要件は、まったく書かれていない。
同時に最大7機整備入りできる格納庫を企業が作ってくれれば、整備地点は沖縄から1000マイル圏内を想定で、どこでも良かったのではないか。木更津にすると決めた経緯が不明瞭。
米軍の提案後、どのような選考経緯があり、木更津にしたいのか、明確な説明を求める。

防衛省の説明によると、
7/8は、米軍がどの業者にするかを決める。(日本とは限らないし、複数社の可能性もある)
防衛省は、ここに、日本の企業も参入できるように、
国内企業に防衛省で募集をした。
その際に、木更津でどうか。
倉庫もアメリカは、企業で建てなさいと言っているが、
日本の企業なら、防衛装備庁のお金で出しますよ。
(おもいやり予算ではない)って。


防衛省は、木更津になんの話もなく、勝手に決めて業者に呼び掛けていた。
これが、5月8日だという。

田中の質問


業者からの提案要求書の内容について、海軍の発注元に問い合わせたときのQ&Aの資料を入手していた。
それには、厚木や沖縄は、候補地にならないのかという問いに対して、アメリカ政府は、「この修理施設としては、問題ない。ただし、この提案要求書では、企業が自社の施設を使うことのみの提案を求めている」と答えています。このことからも、木更津に限定した募集ではないことはあきらか


木更津がいいと決めたのは、米軍ではなく、防衛省。

まぁ、これだけでも、憤慨するところだが、
それだけではない。

田中の質問

米海兵隊オスプレイの定期整備が当初予定より、大幅に遅れていることにたいして、米軍は、別途、整備企業を探していた。新しい整備企業が、米海兵隊オスプレイだけでなく、海軍のCMV−22の整備も想定されることについては、いつ、防衛省あるいは、日米合同委員会で打診があったのか。

はっきり、答えない。再度、質問すると、5月8日だという。

田中は、もうひとつ、事前に資料を入手していた。
田中の意見
「日付が2020年2月11日付けの書類がここにあります。業者の入札の募集、の資料です。
ここには、会計年度2021年からの10年間の定期整備計画が書かれています。

2021年度は、MV22オスプレイを4機
2022年度も、MV22オスプレイを4機
2023年度は、MV22オスプレイを4機のほかにCMV22オスプレイを1機
2024年度は、MV22オスプレイを4機のほかにCMV22オスプレイを2機
と10年間の計画で、毎年MV22オスプレイは4機、CMV22も10年間で11機定期整備する計画です。

2月11日以前に知っていたということですね。」

(10年間の計画がでてるのに、私たちには、9.5年と説明された)

もうひとつ、確認の意味でここに書いておこう。

田中の質問

今回、海兵隊オスプレイだけでなく、海軍オスプレイも定期整備をするということを市長だけでなく、議会としても初めてきいた。
今まで、米海兵隊オスプレイの定期整備と言っていた。しかし、今回は、「米軍オスプレイの定期整備と説明を受けた。
米軍とは、広い意味であり、米海兵隊、海軍、空軍、陸軍とある。「米海軍オスプレイの定期整備と言わずに、米軍オスプレイと言ったということは、今後、空軍もありうるということなのか危惧する。なぜ米軍オスプレイの定期整備と言ったのか。

米海兵隊と、海軍だけで、空軍のオスプレイの予定はないと断言した。

今日は、説明をきき、質疑をしただけ。

まだまだ、疑問点はあったが、取り急ぎ報告。

DSC_2716.JPG


posted by のんのん at 17:27| オスプレイ