2020年09月10日

8自治会と6漁協に「地域振興費4200万円」は、市が用意したお金か


夫が、朝日新聞の記事を読んだようだ。
「基地周辺の自治会に地域振興費を交付するって、
4200万円は国からきたお金か」
突然、聞いてきた。
一昨日の総務常任委員会を傍聴していたから
「違う。木更津市のお金」
「なんでだ。木更津市からじゃなくて、
国から出すもんじゃないのか」
「んー。そうだけれど、国からのお金って、すぐ来ない、
この間、市は国に要望書を出してたところで、
とりいそぎ市の財源で出したというわけ」
と、まるで、私、執行部の答弁する立場。

総務常任委員会の資料によると、

木更津駐屯地周辺地域等振興事業費について

事業目的
陸上自衛隊V−22オスプレイの
運用により、特に騒音等の負担感が
増すことが見込まれる
木更津駐屯地周辺地域の自治会活動や
漁業振興への支援を行うことにより、
オスプレイの運用による
影響等を緩和するとともに、
市政の円滑な推進に資する。

事業費
4200万円(全額 市の一般財源)

事業開始時期
令和2年9月24日(9月議会最終日)

事業終了時期
暫定配備が終了した当該年度
(暫定配備の終了時期が令和7年度に及ぶ場合
は令和6年度 まで を想定

★ あれっ、ちょっと待って。
暫定配備の終了時期が令和7年度に及ぶ場合って
どういうこと?

R2年7月10日から5年間だと、R7年7月9日までが暫定配備。
そういう意味か。微妙。
なにがなんでも、5年の約束は、国は守るべし。
木更津市も、約束が伸びそうな誤解を招く表現は止めたほうがいいのに。

どの団体に交付するのか。
陸 上自衛隊木更津駐屯地周辺の自治会
(新宿、吾妻、中里1丁目、中里2丁目、
江川、久津間、久津間住宅、畔戸)
及び市内漁業協同組合(木更津、中里、
江川、久津間、金田、牛込の各組合で
構成される木更津地区漁 協 連絡協議会に
対し、木更津駐屯地周辺地域等振興交付金を交付する。

どんなこととに使えるお金か
【 自治会 】
自治会で購入する備品や
集会所の修繕等の自治会活動の振興に資するもの
【漁協連絡協議会】
漁 協 連絡協議会又は
各漁業協同組合の漁業振興に資するもの

交付額の算定はどうやってきめた?
2020.9.10-1.png


そもそも、特定防衛施設周辺整備調整交付金というお金が国からくる。
それは、
防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第9条の規定に基づく。
公共用の施設の整備
生活環境の改善
若しくは開発の円滑な実施に寄与する事業を行うための費用に使える。

国が、特定防衛施設の面積、運用の態様及び
特定防衛施設関連市町村の人口等を
基礎として算定される額を上限に交付金が交付される。

ちなみに、令和元年度は
交通施設…市道102号線交差点改良工事(実施設計)
消防に関する施設…耐震性貯水槽補修工事
環境衛生施設…中里地内排水路改修工事
防災に関する事業…はしご付き消防自動車維持事業(基金事業)


さて、周辺住民といえば、自治会に入っていても、
いなくても対象だが、今回は、自治会にである。
私の住んでいる地域は、自治会加入率が低い。
この8自治会は、どうだろう。
ちょうど、昨年、調べていた。
んー。新宿、中里1丁目、2丁目、畔戸は、高加入率。
他は
住所地の世帯数と自治会加入数とに隔たりがあったが、
自治会のエリアが不明なため、比較できなかった。


「違う。木更津市のお金」
と言った私に対して、夫は
「木更津市は金持ちなんだな」と。
自治会の会計をやっている夫からみれば、
周辺の騒音や日々の負担をあまり知らなかったら、そう思うかも。

それにしても、反対だと言っていた自治会もあった。
この交付金の目的
オスプレイの運用による影響等を緩和するとともに、市政の円滑な推進に資する

影響の緩和だけでなく、市政の円滑な推進という文言、
市の立ち位置が、透けて見えるのは、私だけ?
posted by のんのん at 22:24| オスプレイ