2021年03月03日

オスプレイの再質問は、執行部への宿題


この宿題。次の4機が暫定配備される前までに回答は明らかになるだろうか。
そこを期待しての再質問にした。

オスプレイの再質問をします。

米海兵隊オスプレイ3機目は
「1月20日と21日に試験飛行を実施した」という、
それはもうシンプルな情報発信でした。

平成31年3月1日の初号機の試験飛行の情報は、とても丁寧でした。
地方防衛局職員による目視 
ホバリング開始 離陸 着陸 
ホバリング開始 離陸 着陸
と1機が試験飛行した回数も
時間も市民に情報提供がありました。

今回は、特に試験飛行を3回とか4回とか
目撃情報が錯そうしていました。
また、陸上自衛隊オスプレイも暫定配備されており、
より一層丁寧な情報発信をすべきところ、
木更津市は1/20の情報発信を
報道各社及び市議会へ情報提供し、
市のHP掲載は2日もあとでした。

さて、
2月14日
陸自オスプレイ5機が岩国に到着し、
24日には、1機1704号機が木更津駐屯地に到着しました。

飛行ルートについて、確認しますが、
岩国から飛来する際、計器飛行で、
木更津にアプローチする機体は
大島、館山上空を経由して、港南台を通り、
ほぼ真南から木更津基地上空まで誘導。
このコース、
「陸上自衛隊V−22オスプレイの当面の運用」によると、悪天候時の離着陸経路としているのに、なぜ、このコースをと市民から問い合わせがありました。

➀2月24日は風もない晴天の穏やかな日でしたが、
市民の安全・安心確保のための情報発信のためには、
ここは、木更津市として防衛省に問合せ、
情報収集すべきと考えますがいかがでしょうか。

市 確認します。

Aこのコースの場合、どこで垂直離着陸モードにしているのでしょうか。
H24年9月19日防衛省と外務省の資料「MV−22オスプレイの沖縄配備について」によると
地元において懸念の強い垂直離着陸モードや転換モードでの飛行について、運用上必要となる場合を除き、垂直離着陸モードでの飛行を米軍の施設及び区域内に限ること、また、転換モードの時間を可能な限り短くする。としています。
転換モードから垂直離着陸モードにしているのは、
住宅街の上空か、海上か。
これも市民は不安で、問い合わせがきました。

これも、確認してもらえますか。

市 確認します。

今回のオスプレイに関しては、同時期に、
岩国市長にも、中国四国防衛局長が訪問し、
報告されています。
岩国市の場合、国の説明だけでなく、
岩国市長から国への要請とその回答もセットで、
報道機関に知らせています。
木更津市の情報発信の際の参考になると思います。

昨年7月暫定配備されたオスプレイは、
8月に飛行申請の許可となりました。
2/24に到着したオスプレイは違います。
2021.2.28.png

ここで、パネルを使用しました。

すでに令和2年3月末には、
アメリカで陸上自衛隊の保有となった航空機1704号機でした。
陸上自衛隊の航空機を
アメリカの民間企業のパイロットが操縦。

岩国から木更津に飛来するとき、
航空機は、日本の法律に基づき飛行したのか。違うのか。

日米地位協定により、
行政や警察の行動範囲が違います。

万が一の時の初動体制にかかわります。

よって、これらのことも、
あと4機、到着する前に
事前に木更津市が把握しておくことが求められます。

防衛省の情報を垂れ流しではなく、
市民の安全・安心のために、
市がどのようなことを情報収集しているのかを知らせ、
情報が入り次第、市民に知らせていく、
市の情報収集過程が伝わる情報発信を求めます。

posted by のんのん at 20:56| オスプレイ