2021年04月28日

ダム建設で、強制代執行を行なったことは今までない


石木ダム強制収用を許さない議員連盟の総会がオンラインで行われた。
事務所でスタッフとともに参加した。
オンラインならではの活動報告。
現地での座り込みしている方たちからの中継もあった。
自然がいっぱいなのに、盛り土が高く積まれ、右も左も土の壁。

フリートークタイムでは、
嘉田由紀子参議院議員が、滋賀県知事の時の経験から
心に響くアドバイス。
さらに心強いエールもあった。
ダム建設で、強制代執行を行なったことは今までない
これは、国会で質問して得た情報です。
たくさんダムをつくってきた日本だが、強制代執行は一度もない。
それを長崎県知事はやろうとている。
人権問題だ。
県政の汚点となる。

ダム建設反対の人たちは、その土地を先祖代々
守ってきた土地、そこに住み続けたいだけ。
でも、50年ほど前に建てた計画を見直すこともせずに
ダム建設を進めようとする。

自分の住んでいる家、立ち退きなさいと言われ続け、
すわりこみをして、抵抗するしかないところまで追い込まれたら
あなたはどうしますか。

自分の住んでいる家、立ち退きなさいと言われ続け、
すわりこみをして、抵抗するしかないところまで追い込まれても
それでも、守り続ける長崎県東彼杆郡川棚町の川原地区の人たち

今日は、暮らしと政治が密接に感じる日だった。

石木ダムを守り隊のHPより
http://ishikigawa.jp/what/
川原地区の土地収用に関する進捗状況
(1) 4世帯農地(畑・田んぼ)5500平米:所有権国に移転
1.裁決日     2015(平成27)年5月21日
2.所有権移転日  2015(平成27)年8月24日
3.明渡しの期限  2015(平成27)年8月24日 
                 1世帯の畑
          2015(平成27)年10月30日 
                 3世帯の田
(2)反対住民13世帯約50人の宅地を含む全ての未買収地約12万平方b:所有権国に移転
1.裁決日     2019(令和元)年 5月21日
2.所有権移転日  2019(令和元)年 9月19日
3.明渡しの期限   2019(令和元)年11月18日

所有権は国に移転したが、地権者は買収には応じていないので補償金は法務局に供託されました。
いわゆる強制収用です。
お金を受け取っていないにもかかわらず所得税、町県民税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料が増額課税され、地権者の皆さんを苦しめています。




posted by のんのん at 21:14| 石木ダム