2021年06月05日

だれが受益者


最近、特に目につく。
なりふり構わずお金ばらまき。
嫌だね。もう終わったけれど、マイナンバーカードをつくったら、
「マイナポイントがもらえます」のキャンペーンがあった。
その後、
ワクチン接種会場でもマイナンバーカードが作れます。
なんなんだー。
かなり、マイナンバーカードをつくることを進めるよう、
国から言われているんだろうと思う。

広報きさらづに、ワクチン接種の予約方法のそばにもこれ。
無題1.png


後期高齢者医療の75歳以上にも、今後、マイナンバーカードをつくるよう
案内を出す。国がそうしろと通知があったからだ。

マイナンバーカードをつくったら、どう暮らしがかわるのか、伝わらない。
当初の目的は、
ここで、おさらいする。
マイナンバーはなぜ、はじめたののか。
目的
 1.公平・公正な社会の実現、
 2.国民の利便性の向上、
 3.行政の効率化

マイナンバー制度の対象としている分野は3つ。
 1.社会保障、
 2.税、
 3.災害対策 に限定
企業が関係するのは
 通常、社会保障分野と税分野の2つに限定だった。


災害対策に限定してても、このコロナでも、全然役に立たなそう。


ワクチン接種で、受けたくない人、受けることができない人もいる。
そんな人を差別や区別をしないように、
ワクチン接種した人だけどうぞという行政サービスをしないほうがいい。
これと一緒。
この6月議会の議案に気になるものがある。

●●の負担軽減のために、●●をあげます。
という場合、たいてい
ひとり親の方とか、子育て世代とか、低所得者とか高齢者とか
対象を絞って、●●の負担軽減のために、●●をあげます。という。

しかし、
●●の方に、●●の負担軽減のために、●●をあげます。
といいつつ、実は、マイナンバーカードを持ってる人だけなので、
この際、つくってもらおうってか。かくれみのキャンペーンだ。

堂々と、マイナンバーカードがまだ人気がなく、
しかたなく「これでもかキャンペーン」をします。
と言えば。

それにしても、国はどこまでお金をばらまくつもりか。
行政がよく言う言葉。「受益者負担」
そっかー。
マイナンバーカードは、申請した人がメリットがあるのではなく、
行政がメリットがあると考えて、行政が受益者となり、負担してるのか。
そもそも、それっ、みんなのお金、税金なんですけど。

ちょっとイラっとしたブログになってしまいました。
posted by のんのん at 22:13| マイナンバー法