2021年06月17日

びっくり。請願に賛成したのは、建設経済常任委員会で私一人


まさかの否決。びっくりだ。
以下、私の用意した賛成討論。
それまでの質疑での委員会の雰囲気を組み、
読みながら、一部、原稿をカットし、
原稿になかった言葉もいれ、賛成討論をした。
反対討論は、なし。
静かに、否決された。なにこれ。
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請願 第一号 産業廃棄物最終処分場「君津環境整備センター」第一期処分場漏洩事故の改善を求める請願書について、賛成の討論をします。

第一期処分場は、有害物質を含む、保有水の漏洩事故が2012年に発覚し、千葉県より是正勧告を受け、その後、搬入停止の状態のままです。
いまだに、漏洩事故の原因の究明も、改善策の実施もなされていません。それなのに、千葉県は、第三期処分場の増設を許可してしまいました。

第一期処分場が事故を起こしたことで、第二期処分場の埋め立てが予定より早く進み、処分場の完成を急ぎ、さらに処分場建設をし、日本最大規模になると聞いています。

ちょうど、2年前です。
私たちの飲み水が危ない。改めてそう思ったのは。
水道からでてくる水ばかりみていましたが、その水はどこからくるのか、木更津では、井戸水を飲料水にしているのは、馬来田地区ですが、その他は、小櫃川の水を飲料水にしています。波岡地区は、井戸水と小櫃川の水のブレンドです。
この産業廃棄物最終処分場がある場所は、私たちの水道水源である小櫃川・おはら川の水源地にあります。
今回の請願内容は、私たちの飲み水のことと直結しています。

問題は、漏洩に関して、抜本的な改善策を協議中であるとしつつ、新たに処分場が拡大していくことです。
今回の請願に対して、
「千葉県が事業者と協議中なんだから、意見書を出さずに待てばいいだろう」
と市議会で言えるでしょうか。
この請願は、もうこれ以上、待てないという住民の声で、

抜本的な改善策として、千葉県は、事業者に対し、廃棄物掘り起こしなどを行い、原因究明と抜本的な改善策をするよう、千葉県に意見書の提出を求めるもので、千葉県へのエールと考えます。
よって、この請願に賛成です。
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夕方、電話がかかってきた。
なんで、なんで、否決された? と。

posted by のんのん at 22:12| 議員・議会