2022年02月01日

どうやってみつけたのか 「当初予算を補正予算で増減することもなく、全額、繰越明許費」


今日から3月議会が始まった。
議案に対する質疑は、事前に通告しておくのだけれど、
なんと、通告は私だけだった。

3件、質問したけれど、そのうちの1つを
ここで紹介します。

議案第2号 令和3年度木更津市一般会計補正予算(第10号)  
繰越明許について
 令和3年度の繰越明許費をみると、当初予算に計上され、補正予算で増減することもなく、全額、繰越明許費となったのは、
請西保育園防音対策工事費 1230万3千円です。繰越明許費となった経緯をご説明ください。


繰越明許とは、
今年度に事業をやり終えなくて、
次年度にお金をお取り置きしておきますよというのが、
繰越明許費。その名のとおり、
次年度に繰り越してもいいですよと
議会が承認したものをいいます。

当初予算に計上され、補正予算で増減することもなく、全額、繰越明許費となったものは、
議案に掲載されていない。
田中が自分で4時間かかって調べた。
(1月27日のブログにも掲載)

どんな資料を作ったのかというと、これです。
2022.2.1.png

左は当初予算→6月補正→9月補正→12月補正→年度末の3月補正予算
右側には、9月・12月・3月補正で次年度に繰り越すと決めた額
一番右端は、結局、年度末にいくら支出したことになるのか。
そして、繰越明許費は、年度末予算に対してどのくらいの割合か。
90%事業をやって、残り10%をやりきれず、繰越すのか。
事業は次年度すぐにできるように、今年度は0%なのか。
いろいろ。
その中でも、1つだけ、あったんです。

当初予算に計上され、補正予算で増減することもなく、全額、繰越明許費

だから、質問しました。

他にも、じっくりみれば、いろいろ突っ込みたくなるものがあります。
ほとんどが私が委員の建設経済常任委員会の案件です。
そこでも質疑できますので、この資料、まだ使います。

posted by のんのん at 21:00| 議員・議会

2022年02月02日

質問通告しました。


3月議会の質問を通告しました。
日程が確定するのは、2月9日の議会運営委員会です。
一般質問は、2月21日から24日の3日間です。(23日は祝日)
たぶん、22日です。確定しましたら、また、お知らせします。

今回の質問は、
公共施設再配置計画などからまちづくりを検証
(1)学園都市としての木更津市
 @自習&学習スペースの現状 
 A市内高校の生徒数からみる   
(2)第2期実行プランで見えない    
 @災害用備蓄倉庫の耐震診断は 
 A耐震補強工事が遅延の図書館
 B解体予定の大ホールと集会棟
 C取り残された公設地方卸売市場
(3)複合施設にする駅前庁舎   
 @今一度確認市民交流スペース 
(4)木更津飛行場周辺まちづくり基本構想    
 @パークベイブロジェクトとの整合性 
 A第2期実行プランとの整合性を問う

暮らし続けたいまちになるのか検証
(1)第4期地域福祉計画を問う
 @策定にあたって、公民協働の視点
 A策定にあたって、住民参加の視点
 B地域の現状と課題の把握方法
(2)生活課題「通院の交通手段」
 ➀NPOライフサポート波岡の現状は  
 ➁高齢者タクシー利用助成事業の現状

資料も
資料請求したデータから仕上げたもの3つ。
アンケートを取って集約結果からつくったもの1つ。
posted by のんのん at 22:07| 議員・議会

2022年02月03日

おもしろかったって、思ってもいいですか


おもしろかったー。
総務常任委員会を
傍聴してた。

わからないことがわかるって、
なんかおもしろい。
質疑や答弁を聞いていても、
いまひとつ、わからなくて、
終わってから、議員どうしで
あれはどうなんだろうと話したり、
委員会後に廊下でであった職員に
再度詳しくきいてみたり、
ある質問は、今日の委員会ではない所管課と関連してて、
自分の所管ではないことは、回答を控える。
つまり、知りたいのにわからない。

委員会が終わってから、
直接、該当する所管課に電話でききとりしたり、
おー、そうだったんだと分かった時点で、
さっき、どうなんだろうと一緒に話をしていた
議員と情報共有したり。
会派を超えて、こういう時間が面白い。

毎日が自由研究だ。
わからないことを知るっておもしろい。

さて、この得た情報をどうやって、
わかりやすく市民に伝えたらいいか、
これまた、考えるのも、おもしろいと
思う私です。
posted by のんのん at 20:29| 議員・議会

2022年02月04日

あー、それって、私、調べてました


教育民生常任委員会を傍聴。
いろいろ質問がでてて、
生活保護費返還金について
と質問がでました。

あー、それって、私、調べてました。
6月議会質問資料にしていました。

生活保護費返還金、
令和3年度は159件あったと執行部は答えてました。

令和2年度と比べてどうか。
あー、それって、私、調べてました。

どんな内容の返還金か。
あー、それって、私、調べてました。

件数が多いかどうかだけでなく、
内容はどんなものか、
返還金というと、不正受給と思いがちだから、
そうとは限らない。
件数が多くても、金額が少ないかどうか。


返還金も2種類あって、
生活保護法の第63条に基づくもの

生活保護法の第78条に基づくもの

改めて、質問資料を眺める。
良く調べたなーと思うのでした。
これを眺めながらなら、今日の答弁もすっきり、頭に入るかも。

2021.6月議会 資料1 生活保護行政.pdf
posted by のんのん at 23:06| 議員・議会

2022年02月05日

ブラック校則のその先


学校のブラック校則のその先を考えたことはなかった。

今日は、高校の先生3人をパネラーに
高校教育の現場で起きていることの報告を聴きました。

なんと、ブラック校則オンパレードの身だしなみを
就職の求人の際に求めている企業もあることを知りました。
こういう企業は、ブラック企業って、世論があれば、
社会が変わるかもと思いました。

髪型、髪色、長さ…。スカートの色、長さ。

また、就職の際に、
身長・体重を聞かれる場合もあって嫌な思いをした
などのアンケート結果の報告もありました。
就職の面接の際、これはアウトでしょという質問の例も教えてもらいました。
知っていて、面接を受ければ、その程度の企業なら就職しないぞと思いきや、
高校生は、そんなこと思えず、とにかく就職したいと思うから
我慢するそうな。

また、会場からは、
教育の現場で、「役立つ人材」ということばにとても違和感を感じると。

たしかに。
役に立たないと生きてちゃだめなのか。
しかし、
文部科学省のHPで、「役立つ人材」で検索すると
いくつもの会議の議事録要旨がヒットする。

人材育成という言葉も同様に毛検索するとヒット。
人材育成、いかにも上から目線だ。
それに、その子らしさより、求める人間像が決まっているかのようだ。

いろいろ考えさせられた集いだった。
おおきなホールに常に換気で暖房は聴いていないんじゃないかいと
思える温度だったが、ひざかけをもっていって、正解。

posted by のんのん at 22:53| 活動