2023年06月01日

異次元の少子化対策って

岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」にひと言。

先日もブログで書いたが、
手段としての人間が不足しているから、少子化対策
少子化対策とは、経済を回すための手段。
こどものための福祉ではない。

では、異次元のとは、田中は考える。
財源を横にスライドさせる。
それも、介護保険料や健康保険料から。

2025年には、高齢者の5人に一人は認知症 と言われている。
そんな時に、社会保障を削るということは、どういうことか。
家庭で支えるのではなく、社会で支えようと始めた介護保険。
その介護保険で支えきれない分は、だれが背負うか。
国は自治体でといい、自治体は地域で支えあいといい、
地域は…。

働かなくても保育園に預けられるようにする。
それは異次元なのだろうか。
田中が一期生のとき、視察に行った。
ブログをググってみたら、あった。2011年8月18日
http://tanaka-noriko.sblo.jp/article/47424017.html
今でもやっているんだろうか。
インターネットで検索。あったー。
https://kazenotanikodomoen.com/center.html
 アンティマミー(お母さんの息抜きタイムをプレゼントする活動)

岸田さん、やっぱり異次元ではないです。
すでに実現しているところがありますよ。

児童手当がどうのこうの。
これ、金のばらまきは、どうだろうか。
制度として将来、お金のかからない子育てができるしくみをつくったほうがいい。
高校の授業料とか、大学の授業料を所得に関係なく、ゼロ円に。とかね。

これは、
初めて知ったことだけれど、こんな記事があった。

児童手当はすでに社会保険料で賄われている。
「子ども・子育て拠出金」という制度があり、
厚生年金保険料に上乗せされて拠出金が徴収され、
児童手当の財源となっている。
この制度は1970年代に導入されたものだ。
 全く正当化できない制度だが、
それと同じ性質のものが、
今回、健康保険に導入されようとしている。

そもそも、こんな世になるまで無策だったことが…。







posted by のんのん at 20:44| 政府

田中の質問日 6月15日 15:30〜16:30

やっとです。やっとコロナ禍以前の質問時間に戻りました。
50分から60分に。
ひとり会派の議員も分け隔てなく、質問したければ、60分
平等に時間をもらえるので、幸せです。
他の議会では、大人数の会派に時間配分が多かったり、
また、年間に質問回数が決められていたり、
持ち時間が20分とか短かったり。

でも、木更津市議会は、たっぷり60分あります。
いままで、50分だったので、大きなテーマを2つしてちょうどでした。

今回、60分あるので、3つにしたら、
あー、もりだくさんになってしまった。
でも、どれもこれも、今回やらなくちゃというテーマ。
何を質問するかは、5/29のブログに掲載済み。

今日は、議会運営委員会のあと、
市議会だよりをつくる広報委員会。
一期生議員が4人もいる中、副委員長をすることになりました。
委員長は、2期目の佐藤議員。
でしゃばりすぎず、サポートはしっかりさせていただこうと
おもいます。
posted by のんのん at 19:56| 議員・議会

マイナンバーカード、やっぱり大失敗。なのに、国会では

「健康保険証はマイナンバーカードとの併用を!」鹿児島県保険医協会が会見
    鹿児島テレビ放送

「マイナンバーカードを押しつけるな」市民30人が国会前で法改正に抗議 参院特別委では可決
    東京新聞

マイナンバーカードめぐるトラブル 盛岡市が陳謝 速やかに公表せず【岩手】
    岩手朝日テレビ

過去を生かせなかったマイナンバーカードの混乱、次なる失策を防げるか
    日経

タイトルを並べただけでも、マイナンバーカードは、大失敗だったことがあきらか。
その中でも、トラブルのうちマイナ保険証は7300件以上。
命にかかわる。他人の病気の履歴で処方されたら大変だ。

昨日、マイナンバーカードトラブル 全国知事会が国に緊急提言した。
遅すぎた。

今日のニュース 共同通信
マイナ法改正案2日成立へ 参院委可決、保険証廃止  
        
参院地方創生・デジタル特別委員会は31日、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一するマイナンバー法など関連法改正案を与党などの賛成多数で可決した。6月2日の本会議で成立する見通し。
 政府は2024年秋に保険証を廃止する方針。マイナカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証の利用を促す。カードを持たない人には、保険診療を受けるために資格確認書を発行する。
 社会保障と税、災害対策に限られるマイナンバーの利用範囲は行政書士や美容師といった国家資格の手続きなどに広げる。法で認められた業務に「準ずる事務」なら法改正せずに政省令で利用できるようにもする。

なぬ!
マイナンバーカードをもたない人は、保険証が送られてこないんだ。
資格確認書をもらうよう申請するのか。
何度もブログに書いているが、高齢者で施設入所している場合、だれが資格確認書を申請するのか。
あかちゃんが生まれたら、あかちゃんが受診する場合って、どうなんだろう。

社会保障と税、災害対策に限られるマイナンバーだったのに、
なんと、政省令で利用できるようにどんどん紐づけするのか。

おー、ごわい。



posted by のんのん at 00:14| マイナンバー法