2018年05月14日

埼玉県庁視察 3


➀学習支援について
20180514_112930.jpg

 アスポート事業h22.9から 生活保護世帯で高校進学支援始めた。
リーマンショック 年越し派遣村 などで社会問題となった時期。
 貧困の連鎖は25%という大学の研究発表もあった。
 中学・高校だけでなく、今年度からは、小学3年生とその親も対象に
 ジュニアアスポート事業も始めた。
 学習教室 家庭訪問 悩みの解決 こどもと親をターゲット。
 そう、埼玉県は、常に先駆的。埼玉県でやったら、
 3年くらいあとに、国の政策になってくる。
 だから、今回、ジュニアアスポート事業をするというからまたまた。
 それを裏付けるかのように、はじめに課長の挨拶。わざわざ課長が。
 それも、厚労省から出向してきているという。ということは、やっぱりね。

さて、アスポート事業のことを知りたい方は、
 2012.11月に視察したことをまとめている。こちらをどうぞ。
  http://tanaka-noriko.sblo.jp/article/59935690.html

 アスポート事業の学習支援の大学生ボランティアは、県が一括して、市に派遣している。
  昨年655人
  社会人ボランティア 116人

H25.4から 高校生の中退防止支援で高校を卒業して仕事につくように
と学習支援をしているが、
進学率は
事業前 86.9%  事業後 97.5%

中退率は
事業前 8.1%  最近 2.5%
成果がでている。

H30からの ジュニア・アスポート事業は、県の一般財源で市も町村もやる。
6か所でやりたい 230人くらいをイメージ。
生活困窮世帯として、就学援助を受けているこども対象
小3年生以上 モデル事業
学力だけでなく、非認知能力を伸ばす

非認知能力ってなに? 検索してみた。
・非認知能力とは、IQ(知能)に関係なく、「意欲」「協調性」「粘り強さ」「忍耐力」「計画性」など


⓶こどもの応援ネットワークをネットワーク化
 こども食堂の課題の悩み
 食材確保や衛生管理
 こども食堂の情報交換 食材確保などの顔のみえるかんけいづくりをかんがえている。
 こられないこどもへの訪問支援など。
 これを聴いていて、そこまで行政がするのか、波岡こども食堂にかかわっているが、
 市民レベルで横のつながりがあるように思う。
 波岡こども食堂にきて、ノウハウを身に着け、違う場でこども食堂がスタートしている。

 さらに、今年度行う「こどもの貧困の実態調査」
 0才 5才 小2 小5 中2 30000世帯対象
 抽出して県が行う。
 非認知能力と貧困の関連を実態調査 も行う。
 なぜ、今まで先駆的に進めてきたのに、いまさら実態調査をするのか質問した。
すると、
 次の子育て応援計画に生かすため という。

➂定時制高校の給食について
 千葉県は、全国でみても、日頃とても少ない政策をしている。
 定時制高校の給食を廃止してしまったから。
 埼玉県は、どうか。夜間の定時制高校には、給食がある。
 昼間の定時制高校にはない。
 直営 18校 委託4校 だが、自校式。

喫食率 68.6% 高い
食材費は、自己負担
県は、人件費 光熱費など。委託の予算は、4/22高校が委託 6000万円
直営がいくらかは、給食だけ切り分けていないので、わからない。2〜3人の職員
給食未払いで、問題となっていない。
日頃の生活習慣で、アルバイト先とか、家庭の状況もあるので、喫食率の低下する程度。

千葉県と埼玉県の違い
定時制高校の給食も子どもの貧困低策や不登校対策など、中退率を減らしたり、
卒業して就職するという大きな目標を達成するためのひとつのパーツと位置付けているのが埼玉県のように思う。
千葉県は、定時制の給食を喫食率の低下、給食費の未払い。
給食費はいらないだろうと経済優先でカットしたのではないか。
千葉県の教育を考える土台の小ささを改めて感じ、ショックだった。
posted by のんのん at 22:35| こども