
千葉県は、防衛省の回答をどう受け止めているのか。

防衛省の回答にこんな文面があった。
防衛省として、陸自オスプレイの日卯休配備先は佐賀空港であると考え方に変更はなく、佐賀空港西側に駐屯地を整備するための施設整備費として約30億円を令和2年度概算要求に計上した。
このことに対して、9月の佐賀市議会では、佐賀市長に質問している。
佐賀市長は、佐賀県と漁協が佐賀空港建設の際に結んだ協定の立会人の立場であることを申し添える。
佐賀新聞9/13に掲載された記事はこれ。
「あり得ない」佐賀市長、駐屯地設計予算に不快感 オスプレイ配備計画
佐賀市川副町の佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画で、防衛省が2020年度概算要求に駐屯地整備の実施設計費を初めて盛り込んだことについて秀島敏行市長は12日、市議会一般質問で「予算化はあり得ない」と不快感を口にした。
山下明子氏の質問に答えた。配備計画を地元漁協が了解しておらず、反発がある中で防衛省が実施設計費を要求したことに「国がされていることでコメントする立場にない」と前置きしつつ「佐賀市であれば、こんな段階での予算化はあり得ない」と批判した。
その上で自衛隊の空港利用を禁じた公害防止協定に改めて言及し「漁家の皆さんが有明海を壊してはいけないという思いを込めて県と結んだ約束事。(旧川副町長の立場を受け継ぐ)立会人として見守っている」と述べた。
議会で質問した山下市議は、facebookでコメント。
行政の立場に立つなら、地元の理解が進まない中で「調査費」はまだしも「用地購入費」さえ行き過ぎだと思うのに、「実施設計費」など考えられないこと


日本の法律(航空法や自衛隊法)に当てはまらないオスプレイの安全性を
法律ではない別途基準で飛ばそうとしている。
(米国のオスプレイは、日米地位協定で日本の法律外なので、日本の空も飛んでいる)
オスプレイの安全性は、
防衛省が設置した航空安全の専門家等からなる分析評価チームによる評価や防衛省が定めた安全基準に基づく評価により安全性を確認している。
これは、たとえたら、車検も通らない改造車を走らせたくて、
改造車を走らせたい人が、基準を作っているようなものだ。
防衛省のいう安全基準は、どの公の場で確認し、情報公開しているのか。
飛行安全に関する日米専門家会合の第一回昨年11月、第二回今年2月がひらかれ、
三回めで安全性をこそっと決めてしまうのではと思い、
6月議会質問していた。
近々開くといっていた。
しかし、HPを検索しても見当たらない

千葉県はほんとにこの回答で安全性が確保できると考えているのか。
暫定配備期間も決まらない。
暫定配備の候補の裏付けもない。
安全性の確保も、どの会議で行ったのかもわからない。
***************************************
さて、田中、本日も忙しく活動しました。
午前は「教えて! オスプレイのこと」ということで
お話ししてきました。
映像も使わず、お話。
「ここだけの話」パターンで、
田中の話術というか、いつもの寸劇風というか。
参加者は、帰り際に、「いやー、しらないことがたくさんあった」
と喜んでおられた。やったね。
昨日の委員会の話や防衛省からの回答も
おまけにしたので、よりほっとな内容となりました。
午後は、12月議会に向けての質問のヒアリング。
そのあと、ちょっと年金事務所。
そして、ネット事務所にいくと、
おー、消防庁舎で行う出前講座、通信をみての申し込み留守電に2人あり。
お待ちしてまーす。