2020年06月18日
後期高齢者でなくてもわかりにくい 書類に翻弄
「後期高齢者医療基準収入額適用申請書」
なんだ。これ。
両親に届いた木更津市からの郵便物。
さっと、斜め読みしてもわからない。
ゆっくり声を出して読んでみる。
要は、昨年度の収入を調べたら、あなたは
「現役並み所得者と判定されたので、
8月1日からは、医者にかかったら、自己負担が1割ではなく、
3割になる。
でも、基準額未満であると見込まれるので、申請をして認定されたら、
自己負担が1割になる。だから、6月29日までに申請しましょう」
というわけ。
ややこしいでしょ。
現役並み所得者とは
令和元年度の市町村民税所得が145万円以上の後期高齢者医療被保険者の方、
およびその方と同じ世帯にいる後期高齢者医療被保険者の方
どんな人が申請できるかも、文字だけで説明してあって、
理解しにくくて、これ。わかりやすい図をみつけた。
これだこれ。千葉県後期高齢者医療のHPより引用
とにかく、申請したほうがよさげだ。
申請書の記載例があった。
どれどれ
なんだ これ その1
個人番号って、もしかして、マイナンバーか。
住基カードを持っていても、マイナンバーカードは持っていない。
市役所の窓口で、住民票(マイナンバー表記のもの)を入手して書き込むのか、
なんだ これ その2
公的年金 給与 年金以外の収入を記入する欄がある。
収入額を全部書いてって。
あなたの収入だと、この申請が必要といいつつ、
あえてまた、書かせるのか。父の言い分、ごもっとも。
なんだ これ その3
吹き出し、コメントの下の文字が見えない。
黄色い線の次が肝心
なお、収入額を確認できる書類がなく…みえない
結局、市役所の窓口に2回も行ってきた。
2回目に、収入がいくらか、わからないから書けない
年金だけだと父が言うと伝えた。
確定申告は、しないんですか。しない。(確定申告不要制度に該当すれば、しない)
これ、政府広報のHPから引用
年金だけですね。わかりました。
あのー。この個人番号って、もしかして、マイナンバーですか。
そうです。
住民票をもらって、書き込まないとだめですか。
いえ、書かなくても、市役所で調べることもできます。
(だったら、マイナンバーがわからない場合は、空欄でも結構ですって、ひとこと書いてほしいなー)
印鑑も押してあるし、この書類で大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
75歳以上の人に、わかりやすく、申請しやすくできないものか。
いやいや、
毎年、申請では、いつか、自分でできないときがくる。
申請をするのをだれかに頼むこともできなければ、
自己負担が1割から3割になるって、過酷じゃん。
一度、該当者で、申請したら、翌年からは、もっと、簡単なハガキ申請にしてくれないかな。
そもそも、こんなに管理されてて、申告しなくても、把握してるんじゃないの?
後期高齢者の特定健診についてのなにこれ は、また今度。
posted by のんのん at 21:40| 福祉