2021年03月01日
今朝はドキッ。初体験。
駅前庁舎に行く途中、消防自動車が2台、駐車していた。
おやおや、何かな。
駅前庁舎前には、消防士らしき装備品を身にまとった方が
歩道でなにやら待っているようだった。
なんだろなー。火災予防週間がはじまったからかなー。
それとも、避難訓練でもあるのかな。とおもいつつ、
通り過ぎた。
駅前庁舎は、確定申告を4階でもやってて、エレベーター前は
10人ほど密を避けて立っていた。
エレベーターが開いた。
5.6人が乗った。私も乗った。
4階で何人も降りた。
エレベーターには、
5階で降りたい男性と7階で降りたい私。
エレベーターのドアは閉まり、5階へ向かう。
向かうはずだった。でも...
ガタン…止まった。
うそっ、止まった。まさか。
一瞬、不意打ちの火災訓練かと思ったが
私も、男性も、全部の階のボタンを押した。
出入り口脇のボタンも
障害者用のボタンも
うんともすんとも動かない。
よし、電話を押そう。
出入口脇の電話を➀
障害者用の電話を➁ とします。
➀の電話から声がする。
どうしましたー。
私たち「止まって動かないです。」
今、調べます。
しばらくすると
➁の電話から、
どうしましたー。
私たち「止まって動かないです。」
強くボタンを押してください
といわれ、
電話が切れた。
➀とAの電話、どこにつながってるんだろう。
➀で説明したことと同じことを伝えた。
➀の電話で3回目くらいだろうか。
電話が鳴った。
電話のボタンを押したら、
異常の知らせがあったので、電話しました。
どうしました?
私たち「止まって動かないです」同じく答えた。
また、同じパターンかと思った。でも違った。
何人いますか。
私たち「2人です」
どこで止まりましたか。
私たち「4階で扉がしまり、5階に向かう途中でガタンと
止まりました」
そうですか。今から、15分ほどでそちらにむかいますので、
もうしばらく、お待ちください」
といって電話は切れた。
エレベーターの中での会話が始まった。
最初に、これを聴いてくれなくちやね。
そうですよね。
こっちの➁電話は、まるで、私たちが悪いような言い方でしたね。
そうですね。
➀の電話とAの電話、どこにつながてるんでしょうね。
それにしても、何度も同じこと伝えましたね。
もうすこし、子どもはいないかとか、体調がわるい人はいないかとか
聞いてくれてもよかったのに。
トイレに行きたい人がいたら、困っただろう。
たくさん、乗ってたら、それも困っただろう。
地震などで何時間も閉じ込められたら困っただろう。
などなど。初めて、エレベーターで会った方とお話しして過ごした。
ちょうど、明後日議会質問のときに使うパネルももってたので、
イノシシの写真をみせたら、
かずさアカデミアで3頭みかけたことがあると
イノシシ談も。
エレベーターで閉じ込められたのはほんとにドキッとした。
初体験。
でも、1人だったら、とても心細かっただろうと思うと、
ほんとによかったです。
落ち着いて、状況を受け止め、対応することができました。
15分といってたけれど、12分後、また、電話が。
今から、エレベーターを動かしますよ。と。
ガタン、ガタン ガタン
私、急降下はだいっきらい。いつ、そうなるかと
てすりにしがみついていた。
まるで、しゃっくりするみたいに、すこしずつ降りた。
手に(-"-;A ...アセアセ
1階につくと、手動でドアを開けてくれた。
「だいしょうぶですか。体調、悪くなりませんでしたか」と作業員の方。
なんかやっと救助する側がどんな言葉がけをしたら、
ほっとするのか、知ってる方と話せた感じ。
駅前庁舎、木更津市がビルの7階、8階を賃貸しているのだけれど、
このいざというときの対応、ちょっとね。
さっそく、所管課には伝えました。
その後、このエレベーターは、使えず。
明日はどうかな。
posted by のんのん at 21:01| 消防・防災