2022年07月12日

ひと言、いわせていただきまーす。なんなんだー


今日は、両親の
「高額(介護予防)サービス費」給付の手続きをした。
介護保険課から手紙がきたからだ。

介護サービスを利用する場合、
月々の利用者負担額の上限額が所得によって
決まっている。
上限額を超えたときは、市に申請すると、
月々超えた分が
「高額(介護予防)サービス費」として給付されるという。
だから、どの通帳にふりこんでほしいのかを
申請してくださいというもの。
一度、申請しておけば、自動的に
振り込んでもらえる。
なんと、便利なシステムだ。
この書類、
マイナンバーがわかったら書いてください。
わからなくても、申請できますと説明がある。
なんと、親切な。
だいたい、介護保険の申請だから、
家族や親類が変わりに申請するほうが多いだろう、
簡単でよかった。

ふと、思った。
今、マイナンバーカードを持っている人は、
給付などの口座を登録するとポイントがもらえる。
これって、
国民ひとりひとりににマイナンバーがつけられているから
マイナンバーカードがなくてもできるのかな。
ポイントをもらえなくても、できたらいいな。
さっそく、問い合わせてみた。

できない! カードを持っている人だけ。
デジタル庁は、カードを持っている人だけに口座登録をすすめているそうな。

ひと言、いわせていただきまーす。

なんなんだー

そもそも
マイナンバーはなぜ、はじめたののか。
目的
 1.公平・公正な社会の実現、
 2.国民の利便性の向上、
 3.行政の効率化

マイナンバー制度の対象としている分野は3つ。
 1.社会保障、
 2.税、
 3.災害対策 に限定
 企業が関係するのは
  通常、社会保障分野と税分野の2つに限定

カードを持った人だけにどんどんサービスを。
おかしいでしょ。
カードがなくても、マイナンバーがあるんだから、
国民の利便性の向上になるのに。

給付をするのに、口座を登録って、
税金を口座引き落としにしてるでしょ。
その口座に給付でもいいのに。

マイナンバーカード取得者をふやすために
口座登録を進めている。
マイナンバーを始めたときの目的はどこへやら。

posted by のんのん at 20:45| マイナンバー法