2019年11月26日

身近なところでコツコツとできることを積み重ねる


あるニュースをみて、ドイツに視察に行ったときのことを思い出した。
2012年1月25日のブログ末尾に、こんなことを田中は書いていた。
***********
IMG_2942-thumbnail2.jpeg

http://tanaka-noriko.sblo.jp/article/53290501.html
各氏とも2000年にできた代替エネルギー優先法が分岐点のように話す。 
連邦政府のこの決定は、原発で作られた電力の不買運動だったと私は思った。
単に環境問題としていやだというだけでなく、代替のエネルギーを使える環境づくりも整え、その代替のエネルギーを使いたい人をふやした。
原発要らない=電気を使うな 
ではなく、エネルギーシフトできる環境づくりを個人、行政、産業、あらゆるところで行うことなんだなーとつくづく思った1日でした。

**********
今日ニュースをみて、木更津市の駅前でずっと思っていることがあることを今日はここに書くことにする。
木更津駅には、西口にも東口にもバスがある。
東口は、ロータリーが狭く長く駐車してしているバスはないが、西口は駐車しているバスが何台もある。

千葉県条例を調べてみた。

千葉県環境保全条例第56条の6
この3つ以外は、アイドリング・ストップの義務がある。
・信号待ち・交通渋滞・人の乗り降りで停車する場合
・貨物の冷蔵装置等の動力として使用する場合
・緊急自動車を緊急用務で使用する場合


千葉県のHPには、
千葉県条例では、運転者に自動車を駐車又は停車するときのエンジン停止を義務付けています。
アイドリング・ストップは、大気汚染の改善、騒音の低減及び地球温暖化の防止だけでなく、燃料の節約にもつながります。
きれいな地球を未来に残すため、アイドリング・ストップにご協力をお願いします。アイドリング・ストップをしましょう。
とある。
そして、こんなことは、やめるよう啓発している。
●運転者が車から離れているとき
●荷物の積み下ろしのとき
●駅などで客待ち、人待ちのとき
●スーパー・コンビニなどで買い物のとき
●サービスエリアなどで休憩するとき

さて、木更津駅前を条例に照らし合わせてチェックしてみよう。
チェック1 
事業者が管理する自動車の運転者にアイドリング・ストップをするよう指導しているか。
→路線バスには、大きくアイドリング・ストップのステッカーが貼ってある。
→タクシーはどうだろうか。

チェック2
収容能力20台以上又は面積500平方メートル以上の駐車場の設置者及び管理者は、駐車場の利用者がアイドリング・ストップをするよう、看板の掲示等により周知しているか。
→木更津駅西口のロータリーの面積は、何uなんだろう。500uを超えていたら、管理者、たぶん、木更津市が、看板設置などで周知が必要となる。

チェック3
千葉県環境保全条例の (調査の請求)については、
第六十条 公害を受け、又は受けるおそれのある者は、規則で定めるところにより、知事にその状況等についての調査の請求をすることができる。
2 知事は、前項の規定による調査の請求があったときは、その状況等を調査し、その結果を当該請求をした者に通知するものとする。
おおげさになるかもしれないけれど、こんなこともできるんだね。

チェック4
木更津駅西口の路線バス、高速バスなんだけれど、
アイドリング・ストップとステッカーを貼っていながら、「回送」の表示を出して、どうどうとアイドリングをしている。夏も冬も。
赤字路線は、市から補助金も出しているけれど、このアイドリングによる燃料費、節約したらと思う。
11.26.png

一年間でどのくらい排出量を減らすことができるだろうか。
バス会社、がんばってー。タクシー業者も。

チェック5
私たちも努力が必要である。夫と15.6年ほど前に、勤続〇〇年記念でドイツに旅行へ行った。
そのとき、観光地を巡る際、バスは、全くアイドリングをしないので、エアコンが効かない。
ガイドさんが、環境保全でドイツは厳しいんですよと、といわれ、そっかーこのバスの中の暑さを出発するまで耐えることも、環境保全なんだとと思ったものである。
できるか。みんなで少しずつできることをしよう。

というわけで、
今日、気になったニュースはこれ。箇条書きにしてみた。

温室効果ガス排出量、昨年は過去最高=国連環境計画 2019年11月26日(火)18時25分
右向き三角1 国連環境計画(UNEP)が26日に公表した地球温暖化に関する年次報告書によると、昨年の世界の温室効果ガス排出量は過去最高
右向き三角1 報告書は「このままだと、気温は今世紀中に3.2度上昇すると予想され、気候面で広範囲で破壊的な影響をもたらされる」と指摘した。
右向き三角1 2020─30年に温室効果ガスの排出量を年7.6%削減する必要があると指摘。
上昇幅を2度とする場合は年2.7%の削減が必要
右向き三角1 報告書は、各国・地域が独自に策定した温室効果ガス削減目標を達成できていない国として米国、日本、ブラジルなどを挙げた。


posted by のんのん at 20:44| 環境

2019年10月11日

想像できないけど


想像できないけど、やってくる。
先月の経験から、風は先月より強いことは想像つく。
その上、夜の大雨。
浸水や土砂崩れも想定しなくては。
あー。
もう、想像てきないけど、思いつく対策はしなくては。

地球史上最大級か? 台風19号の勢力に世界が注目 衛星写真に騒然

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/10/10/kiji/20191010s00042000257000c.html/span>
米航空宇宙局(NASA)と海洋大気庁が連携して運用している気象観測衛星「スオミNPP」が日本に接近している台風19号を宇宙からとらえた。渦状の雲の幅は南北で2000キロ以上に及んでおり、米国内では「スーパー・タイフーン」として紹介されている。AP通信によれば、「ハギビス」と呼ばれている19号は大西洋上で発生するハリケーンの規模を示すカテゴリーでは最大級の「5」。米国内の気象専門家からは「存在しない6に相当する」という意見も出始めている。

 ワシントン・ポスト紙によれば、「ハギビス」は前日までの24時間で最大風速を45メートルも増やしており(現在65メートル)、この発達スピードは地球で発生したハリケーン、サイクロン、台風の中で史上最速の部類。あまりに急速に発達したため、最初にあった台風の目の周囲に“2つめの目”ができたことが確認されており、進路になっている日本にとっては脅威をもたらす存在になりそうだ。
posted by のんのん at 06:25| 環境

2019年08月22日

現在に至るまでの豊島の壮絶な住民運動 A


香川県の事業者なのに、なぜ、香川県警ではなく兵庫県警の摘発だったのか
その理由を知るとそこには、現在に至るまでの豊島の壮絶な住民運動があった。

シュレッダーダスト(自動車の廃材をシュレッダーにしたもの 壁面に展示してあった)
当時、関東では1tあたり10000円で産廃業者は買い取った。
ところが、関西では、6000円だった。そして、豊島の事業者のMは1700円(S52年、国の通達により、ごみではなく、原材料といいはり、300円/t 、ただし、運送費2000/t)だった。
なぜ、こんなに安いのか、事業者Mは廃棄物処理の価格破壊をおこしていた。

事業者Mは、廃棄物処理の認可を受けていなかった。
金属回収業として、香川県の公安委員会が認めていた。ということは、知事を取り締まねばならない。県警が他県の知事を取り締まることはなかなかできるものではない。

兵庫県警は、シュレッダーダストに関しては取り締まらなかった。
ごみは、排出した者が責任を負う決まりだ。だから、姫路の港からごみを積んだ船がどこへ行くのか、あとを追ったら、豊島だった。というわけ。当時の県警の本部長があの国松さんだった。

事業者Mは、廃棄物処理ではなく、「無害限定4品目」を「1万u」に「みみず養殖による土壌処理」をするという許可を得ていた。
野焼きをしていたが、違法
うめたてていたが、違法
香川県は、ごみじゃないと言っていた。
この埋め立ては、土砂採集のあと始まった。
公害防止協定が成立する頃には、豊島の3自治会から1億6千万円を拠出したが
調停委員会にかけ、
事業者Mにシュレッダーダストを売った業者は100社ほど、名前がわかったのは、30社。
香川県は知っていて、見過ごしたものの、責任はないという。
排出事業者も責任
ないという全面闘争。
調停委員会は、第三者の立場なのだが、なかなか進まない。
当時、香川県は調査するといったものの、その値は問題なし。
一方、兵庫県警がしらべたものは、有害物質が検出されるという矛盾。
いろいろ、調停の裏話は、著書にあるというので購入。

今後、それ以上の排出者責任は負いたくないので、30社は、ごみを出した排出金ということで戻してもらった。
そのお金を自治会に返さず、貸してくれと頼み、基金にし、そこから取り崩し、弁護士や科学者を雇って、住民運動を専門的な知識も取り入れ、行うことができた。

よくもそんなに自治会がお金を出した
年間事業費を中止し、たとえば、敬老祝カットとか、また、基本財産も取り崩した。島には当時1400人いたが、
産廃から遠い方角の自治会は、自分たちには関係ないと渋ったが、豊島から外にでれば、
豊島の住民であり、当事者とみられてしまったので、取り組んだ。
住民運動の労力は、島へ8割 、県との戦いに2割
B08C64F1-86FF-48AE-8AE0-CFEDA4FEB0C3.jpeg

こうして
豊島の住民は、香川県を監視することになった。
豊島は、国立公園であり、その砂浜は珪藻土があり、ガラスの材料となった。
S30年代に砂浜がなくなり、その後、事業者Mは、売るものがなくなり、広い土地に有害廃棄物をコンクリートで固め、海に捨てることを考えた。当時はこれは合法。
しかし、島では、大反対。
自然公園法違反
縄文弥生時代の文化財も掘り起こしてしまい、文化財保護法違反
この事業者Mには許可を出さないようにとしていたのに、出してしまった。
1976年には、ドラム缶1800の事件
敷地内の中国電力の電柱もじゃまだと勝手にブルドーザーで動かしてしまうほど。
事業者Mは、県庁に布団を持ち込んで居座り、直談判で知事に嘆願。
1977年香川県が許可してしまった。
3つの自治会は、「みみず養殖」はうけいれることにした。しかし、監視はすると。
4E5B40E0-DCC8-4BC4-90D0-E032FDBC124C.jpeg


CD86DA79-B884-427F-A1F2-1D11401FBC3D.jpeg

長引く住民運動になるであろうと、数年交代の自治会役員に、若い人を永久役員とさせた。
事業者Mは、はじめは、定期便の船で運んでいたが、とうとう、専用の船を用意した。
すると、一回で1000tにもなり、シュレッダーダストが急激にふえた。
シュレッダーダストは、自動車の廃プラも液体もまじっていて、時々野焼きし、異様な匂いを住民は感じていた。
漁師は、この煙がでていると、トンビが落ち、次にからすが落ちていくのを目撃し、ますくが常用となり、喘息の発症率は、全国平均より10倍もあった。

1984年 県に公開質問書を出す
県は、金属回収であり、合法。
住民はみみず養殖だけ監視するのだったから、金属回収の土地にはいって
ならないと香川県は拒否。

事業者Mと香川県を呼んで、住民説明会開催。

結局、事業者Mは、罰金50万円のみ。当時のマックスの処罰。
その後、事件の証拠書類、膨大な量をすべて住民で検証した。

住民運動は、県内の自治体を歩いて回るとか、
東京でデモをして、国会での審議にのせるようにとおこなったり、
100万人キャンペーンを住民が語るのだが、
誹謗中傷もあり、科学者の書いた原本読み合わせ会を始めた。
これにより、自分の言葉で語れるようになった。

四国新聞の豊島バッシングが1999.1に掲載されたが、
豊島住民は、学んで育っていった。
現世に利益は回さない、住民たちは、どれだけ損をしたかを自慢するようになった。

この本を購入。語りつくせなかったことがこの中にはびっしり。
圧巻の住民運動だ。
posted by のんのん at 23:59| 環境

現在に至るまでの豊島の壮絶な住民運動 @


香川県の豊島事件って、知ってましたか。私は知りませんでした。
だから、今日のオプショナルツアーに参加できて良かったとおもいました。
住民運動をすすめてきた石井亨さんが、淡々と語りはじめました。
ここは、以前は、砂とりしたあとに、産業廃棄物が高さ10mで一帯にうめたてられた。
それが有害物質を含んでいて土壌汚染に水質汚濁 13年半かけて、やっと土壌撤去91万トン。
処理は、どこかに移動させるのではなく、全量を溶融し、有害でなくなったものは、スラグとなり、公共施設の工事で砂の代わりとしてコンクリートなどで固めて使った。
金属は再利用し、完全無害化処理。
普通なら、どこにも動かさず、封じ込めて、補償金払って移住させるだろう。
史上最大770億円かけて、現在に至る。

失敗しどうしだったが、公害防止協定で処理の決め方を決めた。
・香川県は、自ら処理方法を決めることはできない。
・香川県は、住民に情報提供し、公開。
・外部監査をする
・県外からも科学者などを集めて、第三者が処理方法を決める
・香川県を監視する意味で、豊島住民も、第三者に加わるが、法的にも科学的にも専門知識がなく、県に立合うために、自分たちで400万円をだし、学ぶ。
という、リスクコミュニケーションシステムを構築。
事件を起こした事業者は破産。被害者である住民が汚染地を買い取るという前代未聞のことをおこなった。
現在は、地下水処理をしている。この広大な土地だが、43地点のうち、30地点で排水基準を超えている。
高度排水処理をすすめている。

2018.3月、廃棄物は全て撤去したと香川県は宣言した。しかし、その後、617tがでてきた。
一度、基準値より下がったといえども、しばらくすると、上がったりだ。
この 莫大な処理費用は、県40%. 国60%. 時限立法のためあと3年半を過ぎると、国
補助せず、香川県が全額ださなくてはならない。
しかし、それでは負担増となるため、現在、高度排水処理をさらに速度アップできないか実験している。
薬品を注入して汚染した化学物質を酸化させ浄化させる方法。過酸化水素(オキシドール)を土に投入。ベンゼンは酸化するものの、やりすぎると、pHが酸に偏り、鉛が溶け、鉛の濃度が上がるという副作用。
今度は、温度を上げると化学反応が速いということで、電極をいれ、地温50度以上にして実験中。
2000.6月から19年、ここまできた。溶融炉も解体したが、当初、溶融炉をつくるのに、どのくらい処理をする必要があるか調査した。
50mごとにメッシュにして、土を調べた。どのくらい有害かを、6cmをしらべるのに2億円かけた。それに基づき、溶融炉を建設し、稼働したが、地下13-15mで濃度が高く、染み込んで地下30mでダイオキシンを検出。地下60mの深性花コウ岩からは鉛を検出。
災害特措法を延長し続け、10年間で1000億円のうち、7割をここで使った。次回、延長なし。
さて、
香川県の事業者なのに、なぜ、香川県警ではなく兵庫県警の摘発だったのか
その理由を知るとそこには、現在に至るまでの豊島の壮絶な住民運動があった。

DSC_0714.JPG


まだまだ執筆中
posted by のんのん at 23:37| 環境

2019年05月28日

県庁まで、調べに行った


今日は、県庁に行って、PCB廃棄物の保管状況の書類を縦覧してきました。
copyはだめだけれど、写真は撮っていいんです。

6月議会でも、質問するので、確認の意味で県庁に行ってきました。
すると、木更津市内に1つ、えー?これっていいの?と思われるものがありました。
思わず、県庁の職員に、この保管方法でいいんですか。と尋ねてしまった。
この続きは、もう少し調べてみることにします。

posted by のんのん at 23:59| 環境