赤いごみ袋の燃やせるゴミを
溶融している施設の上総クリーンシステム
緑のゴミ袋にいれて出す
ビン・カン・ペットボトルの分別している事業所。
紙ごみの分別をしている事業所
を市民とともに視察してきた。
今日は、今まで、一緒に、視察してきた市民で学習会。
講師は、木更津市の環境部の職員。
分別後、どうなるのかを詳しく説明してもらった。
これからの木更津市を担う20代の職員がとてもわかりやすく
パワーポイントを使って、説明してくれた。
今まで、分別の現場をみてきただけに、
おさらいできたり、また、新たに知らなかったことをみつけたり。
ブルーベリーティを飲みながら、質疑。
分別でわかりにくい話から始まり、
だんだん、
ペットボトルは、破砕して、またペットボトルを作ることができる。
でも、リサイクルされたペットボトルのほうが、
最初の新品のペットボトルを作るよりも高い。
リサイクルは高くつく。かといって、限られた資源。
やはり、再生できるものは、再生したほうがいい…。
だんだん、話は、どんな生き方、暮らし方をしたらいいかに。
「今まで、3Rを進めてきた。
リデュース(Reduse)減らす・直す
ゴミとして出にくい物を購入する。ゴミとして出す量を減らす。
リユース(Reuse)再利用
再利用出来る物を購入する。使い捨ての物は買わない。
リサイクル(Recycle)資源化
購入した物の再資源化に協力する。リサイクル出来る物を購入する。
でもね。これからは、4R。」
「なんですか?4Rって」
リフューズ(Refuse)断る・買わない
まずは必要ではない物は買わない断ることから始める。その次に、
今までの3Rをすすめる」
そうですね。
3Rの優先順位は、
リデュース(Reduse)→リユース(Reuse)→リサイクル(Recycle)
4Rになるとは、
リフューズ(Refuse)→リデュース(Reduse)→リユース(Reuse)→リサイクル(Recycle)
3Rでも三番目のリサイクル(Recycle)はよくされているように思うが、
それより優先のリデュース(Reduse)リユース(Reuse)
つまり2Rは、なかなか進んでいないように思う。
さて、木更津市のゴミ処理費用を少なくする方法がありました。
私たちが出したあと、さらにきれいに分別をしている事業所。
ここには、委託費を支払っています。この費用が高いのです。
だって、分別を丁寧にきれいにするのに、手間がかかるからです。
私たちが分別をきちんと、徹底すれば、
もっと安くしてと契約時に検討できる可能性があるわけ。
ゴミ費用が軽減できた分だけ、別の市民サービスの充実に税金が使われることになる。
明日のゴミの出し方次第です。
一度に、あれもこれもでは、とまどうので、ここではワンポイントアドバイス。
生ごみは、水気を切ること。ごみ処理価格は、重量が重いほど高くなります。
黄色いごみ袋には、プラマークのものを洗っていれましょう。
汚れていては、リサイクルできません。汚れたものは、燃やせるゴミ袋(赤)へ。
「あらっ、ストローは、だめなんですか?」
「はい。だめです。黄色いごみ袋には、プラマークの書いてあるものだけです」
「知らなかったわねー」と参加者。
これを13万人市民がやるだけで、ずいぶん変わります。
「今日の学習会の説明、とっても良かった。」と帰ってきてからも、
参加した夫は話してました。
そう、我が家の分別担当は、私からバトンタッチして、今は夫です。
「なんで、こんなに分けないかんのかね」
「こんなにきちんとわけても、ほんとに、リサイクルできているのか」と
私によく言ってたけれど、分別している事業所も実際に見に行ってからは、
そんな言葉はきかなくなりました。
逆に、段ボールと、ボール紙がくっついた箱だと、分別しにくいなーと
いいながら、分けていました。
「こんな箱は、生産者が、リサイクルのことを考えていないんだよね」と私。