2022年08月26日

核の脅威


外部電源途絶、事故寸前 ロシア占領のザポロジエ原発
ゼレンスキー氏は、近くの火力発電所がロシアによる攻撃で火災を起こし、原発への送電が途絶えたと説明した。予備の発電機が起動し現在は安全だと強調している。

といっても、綱渡りだ。
原発は3月の占拠後も、ウクライナの技術者が運転を担っているという。
原発は、いざ、戦争が起きたら、
日頃の安全なんて、吹っ飛んでしまう。
それも、その地域だけでなく、世界規模で。

岸田首相は、日本の古い原発をまたまた延命させるという。
原子力発電の本格活用に向け、原子炉の新増設や建て替えを進める姿勢を鮮明にした。
なんなんだ。
ドイツのように、
原子力発電を建設する際は、廃炉分も用意しておくことを義務付けるべき。
原発は水力や火力より安くなるわけがないし、高い電力となる。
もちろん、私たちは、どの電力を使うのか、選択肢を。
posted by のんのん at 21:10| 原発・放射能

2022年02月11日

朗読してみた


この冊子、朗読してみた。
Hさんと通信の印刷中のこと。
500枚ごとに印刷するから、その合間、
難しい資料づくりなどはできない。

昨秋、ひょんなことで、市民ネットで2年間、
市内の公園や道路の放射線量を測り続けていたことを
●●さん(市内在住)に話した。
すると、とても感銘をうけたから、
ぜひ、読んでといただいた冊子だ。
南相馬市から滋賀県大津市に避難した青田恵子さん。
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その中のひとつ、何度も何度も朗読した。

アルプスの水

よくもまんず
ぬけぬけとシャーシャーと あけすけと
これよっか なじょと表現できっぺか
がん首ならべて
悪びれもなく
東電の会見

「これは正常な水と
ほとんど同じでございますので
とれないわけで
ほかの原子炉施設と同じように
海水で希釈しながら出すという
評価をしてございます・・・・」


ございますのでございますとへらくんな
早え話 放射能汚染水を海水で薄めで
海さ流すっちゅうこんだべぇ

100倍に薄めたどって
100倍の量を流せばおんなしごった。
海さ流すごんだら
なんでわざわざ海水で薄めねはなんねぇの
りくつワリー話だ
アルプス処理だどって
夢みてえな
きれいな名前つけてっげんちょも
汚染水には違いねえ
アルプスの湧水も迷惑してっぺ
イソギンチャクは泡を吹き
イサザ コオナゴ泣いている
海の家でバアチャン商売あがったり
浜ではヤドカリ 宿おん出され
オラもおんなしヤドカリだ

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布絵も青田さんの作品だそうです。
何度もなんども朗読した。

そうそう、
原発事故が起きたとき、たしか、
福島県だけ基準が20倍だった。
年間20ミリシーベルトだった。
そのほかの都道府県は、
年間1ミリシーベルトを超えると除染対象地域だった。
今は
避難指示の解除基準は「20ミリシーベルト」だが、
将来的な目標は「1ミリシーベルト」というから、
やっぱり、福島県だけまだ基準が違うんですよね。
10年以上たっても、基準を全国で統一できる状態で
はないことだけでも、原発は廃炉に。
どれだけ、SDGsと言っても、パフォーマンスだと思う。

posted by のんのん at 22:25| 原発・放射能

2021年04月17日

終わらない原発事故、今、何が問題か、何が必要か−福島と全国をつなぐ


今日は、オンラインで交流会でした。
新潟市議の中山さんが時系列に並べてくれたので
わかりやすかったし、とても衝撃的でした。
関連のニュースは末尾掲載。

2020年9月20日 
同僚のロッカーからICカードを無断で持ち出して制御室に入った
2020年9月21日 東電は、規制庁に報告
       規制庁は、規制委員会に報告せず

2020年9月23日 規制委員会は、同原発6、7号機再稼働の前提となる保安規定を了承

なんと、原子力規制委員会 3人以上の委員打合せをHPで公表している。

10月1日 規制庁も会議メンバーにはいっていたのに、
    規制委員会に報告せず。

10月26日も12月23日も。

結局、規制庁は今年1月まで規制委員会の更田豊志委員長らに報告していなかった。

東電も東電だが、規制庁は、再稼働ありきだったのだろう。
事件が発覚した2日後には、再稼働にGOサイン。

その他にも、不正侵入を検知する設備が壊れたままで、
原発のテロ対策不備は、OUTもアウト、論外レベル。

規制庁長官ら厳重注意 柏崎ID不正報告遅れで
https://www.sankei.com/politics/news/210414/plt2104140026-n1.html

posted by のんのん at 22:05| 原発・放射能

2019年05月17日

2019年も行ってきた。広野町・富岡町・楢葉町・大熊町


今日は、バスで大熊町の町議会議員木幡(こはた)ますみさんに案内してもらった。
このコース、いつものところに加え、
東京電力廃炉資料館、大熊町新庁舎もと盛りだくさん。
震災から時間が経過し、復興の進捗状況を肌で感じた。
時折、以前の風景も織り交ぜ、写真での報告とする。
なお、線量の測定器の値は、その時間、その場所の値であり、
地域一帯がその値ではなく、測った場所がそうだったと理解してほしい。
感想としては、除染をしていたところは、事故前と同じくらいに下がっているところもあれば、
バスの中でさえ、福島県以外の除染基準0.23マイクロシーベルト/hを超える値もあった。
(福島県の基準は、20ミリシーベルト/年)
(福島県以外の基準は、1ミリシーベルト/年 =0.23マイクロシーベルト/h)

いわき市湯本を出発 車内 0.039マイクロシーベルト/h
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広野町役場 車内0.051マイクロシーベルト/h  
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道の駅ならは 車内0.092マイクロシーベルト/h
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田植えも終わっていた。以前あちこちに見受けられた
除染した土の入っているフレコンパックは、なかった。
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楢葉町天神岬展望台からの景色 ガスってた。
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ほら、わかりますか。火力発電所の煙突が雲からニョキっと。
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ここで、いつも、マイクロスポットがあり、毎年測定。
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今年も例年同様、毎年変化がなく、0.676マイクロシーベルト/h
ここから2歩歩けば、急激に下がる。ここは雨水がたまる少しへこんだ場所なんです。

ここはエコテック。
トラックがどんどん入ってはでていく。
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入口は楢葉町。処分場は富岡町。
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さて、これは、2013.4.26のブログより
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先月末、宿泊しないなら立ち入り可能になった富岡駅前。ただし、年齢制限があり
子どもは入れない地域。
坂を下り、駅に近づき、バスを降りようとしたとき、
海のそばだからのよう。バスの中、0.3μシーベルト/h 
測定器の値は、急に下がった。
舗装されたところ50cmでは
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でも、芝のところでは測定器は鳴り響いていた。
長居はせずに、バスに乗り込む。
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人気がなく、時が止まったままの富岡町の商店街をバスは走る。


今でも、目に見えない放射線量という未知のものに対する緊張感が伝わってくる。
今日は、三鷹市議の野村さんと、のどかに記念写真。
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バスも走り、道路も整備され、陸橋も整備されつつあった。
もちろん、富岡駅の海側にあった廃棄物処理施設もお役目終了で撤去されていた。

夜ノ森の桜並木は、道路の片側は未だ帰宅困難区域
それが右だったり、左だったり。地域の実情ではな、住所で区切ったという。
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双葉教育会館
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東京電力廃炉資料館も立ち寄りました。

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ここでのびっくり。バスを降りようと思ったら、線量が…。
震災前からの駐車場に敷き詰めた路盤材
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0.644マイクロシーベルト/h
あらあら、この数値、福島県以外なら、除染対象の0.23マイクロシーベルト/hを超えてる。
測ってみないと、わからない。まだ、こんな状況のところもある。下がるのを、時を待つしかない。
国が福島県も他の県同様の基準にしようものなら、また、避難しなくてはならない。
矛盾。
国は、福島県だけ、緩い基準のままで、線量が依然より下がったといって
帰宅でき、居住できる。だから、避難に関する住居の支援は打ち切るなどと
非常なことを強いている。

さて、大熊町の新庁舎ができた。安倍総理もきたという。
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震災後をイメージしながら、現在を視察した。
posted by のんのん at 23:56| 原発・放射能

今も現在進行形。おわりがない災害 【視察】認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね


廃炉が終ったとしても、放射性物質の影響はある。
高い数値だけで、先の長いものはでる。次世代に伝えていく。

測定について
食べ物は徐々に下がってきているが、予測はできない。
先週の金曜日、4つの海岸の砂を測定。その年その年で、数値が予測できない。
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今は、まだ干している状態
測って初めてわかる。

高校生などの見学が多い。
なぜ、こんなにあるのに、全部測らなくちゃとか。
生きるための測定。伝えていくための測定と言う意味もある。
毎年、視察にいかせてもらっているが、常にバージョンアップというか、
取り組みに厚み、広さ、深みを帯びてくる。

海、1,5キロ沖の海水測定。測定結果は一年待ちだったので、今年、二台の測定器にしたことで、より早くなった。
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クリニックについて
2年たった。内科小児科、に加えてこどもドックもしている。
たらちね独自の健診。2013年から始めた甲状腺検診は10000人を超えた。
出張は月に2,3回。山形県の保育園とか、団体とか。福島県の中通りとか、公民館で行う。
事前に新聞折り込み。県外の要望の方が多い。
福島県の県民健康調査の場合は、
震災後の生まれは、対象外。
こどもたちは、一年に一回。
診断結果は福島県立医科大学。
後日結果が届く。
たらちねの場合は、健診のときにすぐに直接聞くことができる。

新しい事業 あとりえ
今までの放射能測定室から、ちょっと離れたところに新しくできたあとりえ
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わくわくするでしょ。そう、くる人がわくわくするようなコーディネートにしたそうです。
元学習塾を改装。
こちらは、夜の森のイメージで子どもが遊ぶ部屋
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よく見ると、カウンセリングなどで使う箱庭のセットがあった。
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親から離れて、こどもと遊びながら子どもの話をきく。
自分でフィギアを砂の入った箱に並べ、お話する。
お墓や十字架もあった。
もうひとつの部屋は、昼の森のイメージ。
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おかあさんが子どもとヨガをしたり、いろいろ使えるそうです。
測定すればいいのか。
健診すればいいのか。
病気を治せばいいのか。
くらし、すべてにかかわっている。そう考え、こころの世界にも取り組み始めたと田中は思った。
ほんとに、毎年、多くの刺激を受ける視察である。

posted by のんのん at 21:58| 原発・放射能