2019年05月17日

2019年も行ってきた。広野町・富岡町・楢葉町・大熊町


今日は、バスで大熊町の町議会議員木幡(こはた)ますみさんに案内してもらった。
このコース、いつものところに加え、
東京電力廃炉資料館、大熊町新庁舎もと盛りだくさん。
震災から時間が経過し、復興の進捗状況を肌で感じた。
時折、以前の風景も織り交ぜ、写真での報告とする。
なお、線量の測定器の値は、その時間、その場所の値であり、
地域一帯がその値ではなく、測った場所がそうだったと理解してほしい。
感想としては、除染をしていたところは、事故前と同じくらいに下がっているところもあれば、
バスの中でさえ、福島県以外の除染基準0.23マイクロシーベルト/hを超える値もあった。
(福島県の基準は、20ミリシーベルト/年)
(福島県以外の基準は、1ミリシーベルト/年 =0.23マイクロシーベルト/h)

いわき市湯本を出発 車内 0.039マイクロシーベルト/h
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広野町役場 車内0.051マイクロシーベルト/h  
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道の駅ならは 車内0.092マイクロシーベルト/h
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田植えも終わっていた。以前あちこちに見受けられた
除染した土の入っているフレコンパックは、なかった。
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楢葉町天神岬展望台からの景色 ガスってた。
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ほら、わかりますか。火力発電所の煙突が雲からニョキっと。
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ここで、いつも、マイクロスポットがあり、毎年測定。
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今年も例年同様、毎年変化がなく、0.676マイクロシーベルト/h
ここから2歩歩けば、急激に下がる。ここは雨水がたまる少しへこんだ場所なんです。

ここはエコテック。
トラックがどんどん入ってはでていく。
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入口は楢葉町。処分場は富岡町。
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さて、これは、2013.4.26のブログより
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先月末、宿泊しないなら立ち入り可能になった富岡駅前。ただし、年齢制限があり
子どもは入れない地域。
坂を下り、駅に近づき、バスを降りようとしたとき、
海のそばだからのよう。バスの中、0.3μシーベルト/h 
測定器の値は、急に下がった。
舗装されたところ50cmでは
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でも、芝のところでは測定器は鳴り響いていた。
長居はせずに、バスに乗り込む。
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人気がなく、時が止まったままの富岡町の商店街をバスは走る。


今でも、目に見えない放射線量という未知のものに対する緊張感が伝わってくる。
今日は、三鷹市議の野村さんと、のどかに記念写真。
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バスも走り、道路も整備され、陸橋も整備されつつあった。
もちろん、富岡駅の海側にあった廃棄物処理施設もお役目終了で撤去されていた。

夜ノ森の桜並木は、道路の片側は未だ帰宅困難区域
それが右だったり、左だったり。地域の実情ではな、住所で区切ったという。
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双葉教育会館
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東京電力廃炉資料館も立ち寄りました。

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ここでのびっくり。バスを降りようと思ったら、線量が…。
震災前からの駐車場に敷き詰めた路盤材
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0.644マイクロシーベルト/h
あらあら、この数値、福島県以外なら、除染対象の0.23マイクロシーベルト/hを超えてる。
測ってみないと、わからない。まだ、こんな状況のところもある。下がるのを、時を待つしかない。
国が福島県も他の県同様の基準にしようものなら、また、避難しなくてはならない。
矛盾。
国は、福島県だけ、緩い基準のままで、線量が依然より下がったといって
帰宅でき、居住できる。だから、避難に関する住居の支援は打ち切るなどと
非常なことを強いている。

さて、大熊町の新庁舎ができた。安倍総理もきたという。
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震災後をイメージしながら、現在を視察した。
posted by のんのん at 23:56| 原発・放射能

今も現在進行形。おわりがない災害 【視察】認定NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね


廃炉が終ったとしても、放射性物質の影響はある。
高い数値だけで、先の長いものはでる。次世代に伝えていく。

測定について
食べ物は徐々に下がってきているが、予測はできない。
先週の金曜日、4つの海岸の砂を測定。その年その年で、数値が予測できない。
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今は、まだ干している状態
測って初めてわかる。

高校生などの見学が多い。
なぜ、こんなにあるのに、全部測らなくちゃとか。
生きるための測定。伝えていくための測定と言う意味もある。
毎年、視察にいかせてもらっているが、常にバージョンアップというか、
取り組みに厚み、広さ、深みを帯びてくる。

海、1,5キロ沖の海水測定。測定結果は一年待ちだったので、今年、二台の測定器にしたことで、より早くなった。
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クリニックについて
2年たった。内科小児科、に加えてこどもドックもしている。
たらちね独自の健診。2013年から始めた甲状腺検診は10000人を超えた。
出張は月に2,3回。山形県の保育園とか、団体とか。福島県の中通りとか、公民館で行う。
事前に新聞折り込み。県外の要望の方が多い。
福島県の県民健康調査の場合は、
震災後の生まれは、対象外。
こどもたちは、一年に一回。
診断結果は福島県立医科大学。
後日結果が届く。
たらちねの場合は、健診のときにすぐに直接聞くことができる。

新しい事業 あとりえ
今までの放射能測定室から、ちょっと離れたところに新しくできたあとりえ
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わくわくするでしょ。そう、くる人がわくわくするようなコーディネートにしたそうです。
元学習塾を改装。
こちらは、夜の森のイメージで子どもが遊ぶ部屋
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よく見ると、カウンセリングなどで使う箱庭のセットがあった。
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親から離れて、こどもと遊びながら子どもの話をきく。
自分でフィギアを砂の入った箱に並べ、お話する。
お墓や十字架もあった。
もうひとつの部屋は、昼の森のイメージ。
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おかあさんが子どもとヨガをしたり、いろいろ使えるそうです。
測定すればいいのか。
健診すればいいのか。
病気を治せばいいのか。
くらし、すべてにかかわっている。そう考え、こころの世界にも取り組み始めたと田中は思った。
ほんとに、毎年、多くの刺激を受ける視察である。

posted by のんのん at 21:58| 原発・放射能

5.16研修  福島県漁連会長から聞いた福島の取り組み


福島県漁業協同組合連合会会長 野崎哲さんから「福島県における漁業の現状と復興に向けた取組」のお話を伺った。
子ども食堂に、相馬双葉漁協から試験操業の魚が届き、いただいたことを伝えました。(タブレットの写真)
野崎さん、風邪を引いててしんどそうでしたが、なんと東京への陳情活動の帰りにきてくれたとのこと。ありがとうございました。

震災1年後から試験操業を始め、8年間続けてきた。
@福島県のモニタリング調査
一魚種1検体以上検査体制。

A福島漁連の基準は、国の基準の半分
国の基準が100ベクレル/kgのところ、50ベクレル/kgにした。50ベクレルを超えたら流通させない
相馬双葉漁協 いわき市漁協 小名浜底曳漁協 中之作漁協 江名漁協 県旋網漁協 では、水揚げ日毎各市場でシンチレーション式の放射線測定器で自主検査
25ベクレル/kgを超えた場合は、県のゲルマニウムの検査機器で精密検査を行う

これまでに、25ベクレル/kgを超えたのは、2回だけ。水際で出荷を止めることができた。
計3段階の検査体制で、科学的に測定し、安全を確認し、安心して出荷している。

漁場は順次拡大している。
原発半径10km以内を除く福島県全域
底引き網は、出荷できない漁獲類の混獲を防ぐため、水深75mより深い海域に限定。

港湾内の刺し網30箇所をしている理由
まだ4ベクレルほどセシウムがある。
そこに生息すれば、ベクレルも蓄積する。ここでは漁業はできない。
しかし、港湾内を駆除したいし、はいってこないように刺し網をしているが、生き物だから完璧とはいえない。

サブドレンの基準 もきめた。それ以上は、陸上保管してくれ。
魚市場で、検査をいつはずすことができるか、他県の魚市場でやっていない検査体制だ。
一魚種一検体以上測っているのは、福島県だけ。

コツコツとできることを最大限やってきた姿。
「矛盾はある。矛盾を受け止めて生きる」
すべて原発事故のせいだが、廃炉に向けて進めていく。
その過程の中で、この海がすきで、漁業を続けていく。

なんだか、そんな話をきくと、今度こども食堂にお魚が相馬から送られてくるのはいつだろうとおもった。
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posted by のんのん at 00:08| 原発・放射能

2019年05月16日

5.16研修. 除染廃棄物の処理、 焼却と再利用問題



除染廃棄物とは、草木、可燃物
焼却したあとの行き先は、放射線量が10万ベクレルあるかないかで違ってくる。
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これをみてもわかるように、
仮置き場の保管量は、減ってきている。
再生利用はふえている。

福島県内の仮設焼却炉建設の一覧をみると、
原発メーカーがゴミ処理、中間貯蔵、などなどで儲けるしくみだった。

楢葉町 の処理施設
二年5ヶ月 10万トン以上といいながら、7万トン

葛尾村の処理施設は、期間延長
延長理由 避難指示を解除するにあたって、有害駆除、家畜のさっ処分を埋設していたものを掘り起こして、想定外のゴミ

浪江町も延長
エコセメント実証事業といって、
焼却灰と除染土壌 のセメントをつくっている

焼却灰はどうなるのか
・8000〜10万以下は、管理型処分場 特定廃棄物埋め立て処分場
・入り口は楢葉町 土地は富岡町
・100億円 迷惑料を楢葉町に
事前予約すれば、見学できる。
・飛灰 セメント固形化施設ができた。全面遠隔操作

10万ベクレルをこえたら
中間貯蔵施設 袋からだして貯蔵
1400万㎥
30年以内に県外へ
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中間貯蔵だけではなく、除染土のリサイクル
30年後にもっていくより、公共事業につかっていこう。
受け入れ・分別施設
土壌貯蔵施設
紫の部分 廃棄物貯蔵施設 遮水シートを敷いただけ

汚染木のバイオマス発電利用 経緯
森林再生と称し、
間伐 それをバイオマス費用にしてくださいときいて、びっくりした。
それらを測定せずに販売。
もちろん、路盤材も。
どんどん形をかえて拡散されている。
posted by のんのん at 23:50| 原発・放射能

2018年10月13日

国の政策は、国民からみたら一貫していない。


8月からは川内、玄海の両原発計4基(計414万キロワット)が稼働している。
太陽光発電で電気がたくさんできすぎるから、買い取らない。
経済産業省の有識者会議では、家庭や事業者が太陽光で発電した電力を大手電力会社が買い取る価格に関して現行の半分程度にする方針を明らかにした。

おかしな話だ。
国の政策は、国民からみたら一貫していない。
原発が再稼働した理由はなんだったのだろう。
再生可能エネルギーでは足りないからだったのではないか。
原発を動かしたいから、再生可能エネルギーを一時的に買い取らないのか。

家庭用蓄電池の本体価格はおよそ60〜800万円と、蓄電できる容量の大きさ、使用する用途によって様々なタイプがあるという。
太陽光発電を設置しても、蓄電池を設置する家庭はまだ少ないのではないか。
蓄電池を買い求めやすい制度があれば、いい。
そうすれば、北海道のようなブラックアウトも避けられるし、
まちのあちこちで電力があれば、ご近所で助け合うこともできる。
情報も途切れる心配がない。
電力会社も買い取り料が少なくなる。
再生可能エネルギー買い取り料金が電気料金に加算されていたからそれも減るので、電気料金が下がる。
電力会社が供給する電力が少なくなるから、足りなくなる量の心配も減る。
火力発電所中心で原発はお早く、廃炉準備をどうぞ。
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というのが、私の考え。

posted by のんのん at 22:07| 原発・放射能