2014年04月11日

明日4/12 朝8時

ウェークアップ!ぷらす  土曜日 朝8時

明日、4/12は、石原環境大臣が出演。
「環境を守れ。石原大臣生出演 解決策を問う」

我孫子市の一時保管場所の取材があったので、
ぜひ、ご覧ください。

チューリップの向こうに高濃度放射能汚染灰一時保管テント倉庫が見える異様な光景

※4/6に発足した千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会よりお知らせメールが届いた。
posted by のんのん at 23:51| 原発・放射能

2014年04月18日

その後…続き

4/17の第4回千葉県指定廃棄物処理促進市町村長会議のその後

資料は、ありました。
環境省 指定廃棄物処理情報サイト>処分に向けた取組み
http://shiteihaiki.env.go.jp/05/chiba_04.html
のHPにありました。

その中で、
資料1 各市町村長からのご意見等とその対応の方向性について
をざーっと読んでみました。
今まで、各市町村からどんな意見がでていたのか。

これらの意見をまとめるとどうして、昨日の結果になるのか、
と思ってしまいました。

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学校のPCB廃棄物のその後
今日、事務所に行ったら、4月14日の日本教育新聞が届いてました。
実は、先日、新聞社から、12月議会で質問したPCB廃棄物のことを
全国に知らせたいから、記事を掲載したいとのことでした。
12月議会質問後、PCB廃棄物は、まず緊急性が必要な7校分を
一括保管場所に移動させました。
そして、残り7校と、その他の公共施設の分もすべて一括保管にすることになりました。
それは、夏にと準備中でした。
今日、新聞掲載のことを担当部署に報告に行きました。
すると、夏といっていたけれど、できるだけ早く一括保管するようにと
調整中とのことでした。

議会質問をきっかけに、PCB廃棄物の移動に関しては、
各課連携するようになり、少しずつ安全が構築されてきています。








posted by のんのん at 23:08| 原発・放射能

2014年04月26日

原発事故から3年が過ぎた今

いわき市と近隣の被災地の今を視察してきました。

ちょうど1年前、昨年の4/26のブログでも、
いわき市の震災後の状況をいわき市職員の話を聴いたり、
楢葉町や富岡町に行ったことを報告していました。

あれから1年、被災地の今。

昨夜、福島県会議員がちょうど特別委員会を終えて、夕食に駆けつけてくださいました。
福島原発の先日の汚染水の事故、といってもいくつもあるので、どれか迷いますよね。
バルブの栓があるところって、鍵が閉まってなかったんですって。
なんともお粗末。
原発の危機管理の問題というより、日常管理の問題ですね。

今回は、楢葉町や富岡町のバスで行くのに、
除染や原発などでの日雇いの仕事に従事している労働者も加入している
いわき自由労働組合の方が同行してくださいました。

車中では、
発注者の大手ゼネコンの下にいくつもの下請事業者がいる。
7番目くらいの下請業者ぐらいまでしか把握できないほどの状況。
そして、不当な労働をしいられている事例で、どんなに過酷な状況で仕事に従事しているのかわかった。
中には、現在も係争中のものもあり、ここで具体的に記すことは、労働者の人権をも守るためにも
控えることにする。
公務員は、危険手当を10000円支給していると環境省は言っているが、
実際、末端の労働者はその額はもらっていないという現状がある。
下請の下請けとなっていけばいくほど、減るらしい。
それは、おかしいって私も思う。

安倍総理が「加速化」という言葉がもたらす影響。
F1(福島第一原発)現場ではノルマが3倍になり、
労働条件はかなり悪化し、
・長時間労働 
  ⇒総労働時間を10時間を超えないと決めているのに、もっと。
・トイレに行けず、そこいらで…不衛生
  ⇒トイレに行く時間の短縮や新しい作業服の経費節減をしいられているそうな。
   トイレは本来、放射線量から隔離された場所で、作業服も新しい物に取り換えることになっている。
・被ばく増
  ⇒ガラスバッチでどれだけ被ばくしたかわかるが、
   線量を超えて真っ赤になってもそのまま仕事をしなくてはならないそうな。

また、東電では、1500<単位…バスの中でききとりにくくてすみません>を超えないよう
内部被ばくの基準が決められている。

除染に1年半携わった方を計測したら、1480もあった。
除染の作業には、若い女性もいる。ほんとに過酷な労働条件だ。

車窓は、道路脇の林は、きれいで落ち葉も雑草もないところが多かった。
除染したから。

なぜ、そんな過酷な労働をしなければならないのだろうか。
過酷な労働条件の中、除染がすすんでいる風景
避難している人の帰りたい気持ち。まだ帰りたくない気持ち。
除染がすすむ=線量が事故前に下がる とは限らない。
線量は、場所によってさまざまである

とくに富岡町は、3つの区域がある。
避難指示解除準備区域 〜20msv/年
居住制限区域   20〜50msv/年
帰宅困難区域   50msv/年
などなどを感じながら車窓をご覧ください。

バス、出発 
車中で一番低い値 0.049μシーベルト/hの場所もあったことをはじめにお伝えします。
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線量は下がっても、津波の爪痕が。

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楢葉町が見下ろせる丘にきました。芝生を測定すると

遠くに見えるのは、火力発電所です。
仮置き場が一望できます。
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よーくみてください。線路が途中まできれいな砂利です。
避難指示解除準備区域に、電車を通すため、除染で砂利を入れ替えたんです。
その向こうはまた、草ぼうぼうのまま。3ねんも電車が走らなかったのですからね。

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ほら。ここは、除染していない線路。

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富岡駅 ここは昨年もきました。ひとつ、違うこと。他にも見学にきていました。
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自動車がひっくりかえったまま。

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富岡第二小 モニタリングポスト 1.686μシーベルト/h 
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富岡町 夜の森(とみおかまち よのもり)モニタリングポスト
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んー。長居は無用。

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昨年きたとき、富岡町で除染している方は、防護服を着ていたが、
今回、警備している方は、マスクだけだった。
車中でもこの値、外はいくつだろう。
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柵の向こうは、帰宅困難区域

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久ノ浜 津波と火事の被害があったところ
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遠くの高台には、災害公営住宅を建設中。

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7.5mの防潮堤建設中。

長旅、終わり。














posted by のんのん at 18:51| 原発・放射能

2014年05月14日

指定廃棄物最終処分場に関する申し入れ書

今日は県庁へ。
その様子はちばテレビで今夜6時と9時30分のニュースで
放映されるかも。

4/6に県内の市民活動のグループが連携しようと
立ち上げた千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会、

千葉県内の放射性廃棄物の処理処分及び
指定廃棄物最終処分場に関する申し入れ書を千葉県知事宛てに
提出しました。県知事はもちろん、出席せず、担当の
環境生活部資源循環推進課副技監の櫻岡裕之さんにお渡ししました。
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午後1時からの県政記者室での記者会見もしました。
私は、記者会見も同席。運営委員として。

終わったら、急いで市役所に戻って、6月議会質問のヒアリング。
なんと、縦割りの行政をまたぐ質問だったらしく、
各担当部署からということで、総勢6人の職員にヒアリング。

今夜は早く就寝をめざしてブログも今更新。
今日のヒアリングのために作った資料は夜中の3時でした。


posted by のんのん at 17:51| 原発・放射能

2014年05月21日

だれだ。だれだ。僕じゃない。 頼みますよー。しっかりして。

暮らしの中のいろいろなこと、それは、行政にとって縦割りで
それぞれ担当がある。それはわかる。

東日本大震災のあと、なかなか復興が進まない。
それは縦割り行政の弊害も原因で、円滑に進めるように
復興庁ができた。少なくとも私はそう思っていた。

ところが今日の子ども被災者支援法の政府交渉
(事前に出した質問書に対し、集会で回答。参加者はそれに対する質疑)
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では、呆れてしまった。

私もよく質問事項を出すと、木更津市の職員から
「田中議員、これは、うちだけでなく。○○課のこともからんでるんで、
一緒に参加して回答することにした」と言ってくれます。
また、一緒に参加できない場合は、職員どうしで、連絡して
その後の打ち合わせをしやすく仲介してくれる。
それが普通だと思っていた私は、今日、唖然としたわけ。

位置情報あらまっその1
ずらーっと、並んだ国交省や厚生労働省、環境省などの
子ども被災者支援法に関連するみなさま。
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「住宅問題は緊急の課題ですが、この回答は?」と司会。
「…」
「えっグッド(上向き矢印)いないんですかグッド(上向き矢印)
省庁のみなさまの頭の上には、「だれだ。だれだ。僕じゃない」
とマンガのように吹き出しが私には見えた。
司会が「では、復興庁は答えられますか?」
「担当ではないんで」全体を把握するのは、どこなんだろう。唖然。

位置情報
あらまっ その2
福島県に配られている副読本。
原発事故の謝罪がひとつもなく、安全神話に基づいた内容。と参加者が具体的に例を挙げ、鋭い質問。
「全員には、100点をもらえない副読本です」
唖然。副読本って、教科書に準じるものです。偏った情報で、
だれに100点もらえる副読本なのか。
子どもの健康を第一にと考えているようには思えない。

位置情報
あらまっ その3
「避難で世帯分離した親子の移動支援のために、高速道路の利用に関する支援の改善を求める。
そして、自家用車や高速道路以外の移動支援はないのか」の質問に対する回答は、
国交省は、道路関係と鉄道関係、それぞれが来ていた。
「高速道路と違って、鉄道は、民間もあり、なかなかできない」
あれグッド(上向き矢印) 高速道路って株式会社だよね。
つじつまが合わない。

あらまっ その4
「今後の健康被害対策では、原子力規制法や被爆者援護法、
東海JOC事故時の賠償、補償基準から後退しないこと。
それと健康管理手帳を交付し…」の要請書に関しては
「どうですか。被爆者援護法はどこの管轄ですか?」
-だれだ。だれだ。僕じゃない- 吹き出しが再登場。
「厚労省でしょう」と会場の声。
すると、厚労省の方は「はい。法は厚労省ですが、僕はその担当ではないもので答えられず」
「では、原子力規制法はどこの管轄でしょう?」
-だれだ。だれだ。僕じゃない- 吹き出し 沈黙。

というわけです。
午前中は、被災当事者の話。
・震災で避難しているのではない。家の中まで汚染されているから住めない。
 被災者というより、被害者だ。
・のらりくらりした国の対応に疲弊している。
途中で福島瑞穂国会議員は
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風評被害という名目で、〜が心配とか〜が不安という住民の声を抹殺している。
とあいさつし、会場をあとに。

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参議院の休憩時間に駆けつけました。なぜ、今、休憩かというと、
衆議院を通って、今、参議院の審議案件、「医療介護総合支援法案」
この議案文書が同じ文面が重複されているずさんな内容。
以下と以上を間違えていた経緯もあって、今、休憩中。
こんなふうに、議員会館の会場を国会議員が借りてくれるから集会ができる。
そして、国会審議中でも国会議員が少しでも参加できるというメリットがある。

会場手配をした福島議員は、午後も委員会までの間を参加。
「あらまっ」対応も1つ2つは目の当りにしていた。

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福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク事務局長 大城聡弁護士の報告

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こんな課題があるから、政府交渉したんです。
東京の議員が
「入居可能な公営住宅の数を数えたことがあるのか。数に上がったところは、
住みにくいから空いているという実情も把握して。
東京は、公営住宅に入るのも何十倍のところもあり、なかなか入居できない。
被災者優先とは、被災者は望んでいない。
入居したあと、やっかみにより住みにくい。
そこまで考えての提案か」と指摘。

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美味しんぼ報道についても説明。

会場には、井戸川双葉町前町長も参加。町が調査依頼をした疫学調査報告書もある。
と冷静に話していた。

というわけで、あらまっをぜーんぶアルコール消毒。
夫と急きょなんこつや(焼き鳥屋)に行き、一杯。
「お久しぶりですね」はい。そうでーす。

帰宅して、さっそくインターネットで
双葉町議会定例会の議事録を検索した。
平成25年双葉町議会第3回定例会行政報告には、
「 疫学調査につきましては、8月28日、
岡山大学大学院環境生命科学研究科のご協力により、
住民の健康状態に関する調査の報告会を実施いたしました。
これは、昨年の11月、双葉町、滋賀県長浜市旧木之本町
及び宮城県丸森町の住民を対象に調査を行い、比較検討を
行ったものであります。町民の健康状態については、
他の自治体の住民と比べ様々な 疾患の多発が認められ、
さらに精神的な症状を訴える方が多くなっているという
報告をいただきました。これらを踏まえ、町としても
関係機関の協力を得ながら、町民のよりよいサポートに
当たってまいります。」

福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク
http://www.saflan.jp/info/870
ここには、双葉町等での疫学調査の「報告書」があった。





















posted by のんのん at 23:16| 原発・放射能