2016年05月02日

私がワインを飲みたくなったわけ


参議院議員会館に行ってきた。

2016.5.2  環境省.jpg


今日はこれ。
「8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用」
に対して、政府へ事前に質問を出していたので、その回答を得る政府交渉。
FOE JAPANの主催。会場には100人以上が集まった。
議員会館での政府交渉は何度か参加したことがある。
直接政府の考えや方向性、スタンスがわかるから、いいのだが、毎回、思うことが
「もう、なにこれ。へんてこ」と思えるし、家に帰ってワインを飲まなくちゃ収まらないという私。
今日もでした。というわけで、へんてこをピックアップします。

ひらめき環境省の矛盾 その1
廃棄物に含まれる放射性セシウムの基準は2つある。へんじゃない?
・原子炉等規制法
 廃棄物を安全に利用できる基準 100ベクレル/kg以下
 100ベクレル/kgを超えるものは、ドラム缶やコンクリートで遮へいし、
 管理処分され、私たちの生活圏にはない。
 
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・放射性物質汚染対処特措法
 廃棄物を安全に処理するための基準 8000ベクレル/kg以下

なわけで、今回、
 8000ベクレル/kgでも再利用する、道路や鉄道盛土、防潮堤や水面埋め立てに使うという。
 土をかぶせて遮へいして再利用するという。
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 つまり、原発敷地内では、100ベクレル以上のものは、厳重に管理されるけれど、
 原発敷地外の私たちの生活圏では、その80倍のものまでが地面の下やコンクリートにまぜて
 資材として使われるということ
 むかっ(怒り)地震や津波、大洪水などで、地盤が緩んだり、流されたり、そうなったら、陸も海にも除染土はばらまかれることになるのではないか 
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ひらめき環境省の矛盾 その2
8000ベクレル/kgまでのものを道路などに使うにしても、管理はするって、だれが?
環境省「…」

ひらめき環境省の矛盾 その3
これを検討しているのは、「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」の会合だ。
具体的には、ワーキンググループで検討している。
ワーキンググループのメンバーは? 環境省「公表できない」 
ワーキンググループのメンバーに戦略検討会のメンバーもいるのか? 環境省「いる」ぽろっと言ってしまった。
ワーキンググループのメンバーは何人?環境省「公表できない」
ワーキンググループの会議録は? 環境省「公表できない」
ワーキンググループの会議の公開は? 環境省「公開できない」
むかっ(怒り)こんなに公表できない理由が、国民に不安を与えたり、審議をするのに、正しく判断できなくなるからだって。
公開しないほうがよっぽど不安。

ひらめき環境省の矛盾 その4
 4事業を行うのに、予算をとった。
 研究開発に10億円。
 先行的にモデル事業を行う。
そのモデル事業は、どこでやるのか決まっているのか? 環境省「検討中 決まっていない」
決まっていないで予算はおりるのか? 環境省「…」
環境省『場所は決まっていないが、除染・減容等技術実証事業を少量化でやる」
今まで、国は決まってから現地説明会をしてきた。それも、限られた人にしか入れない説明会だ。今回もか。
環境省「モデル事業を行うときは、地元に説明をする」
今までの中ですでにやってきているのはどこか。環境省が把握しているのは? 環境省「蕨平」
これ、飯館村のである。

ひらめき環境省の矛盾 その5
低濃度土壌の先行的活用とあるが、低濃度とは、どのくらいを指すのか? 環境省「検討中」
なにそれ。

ひらめき環境省の矛盾 その6
除染土を資源として使うというが、それは建設事業者が買うのか、ただか。環境省「…」
ただなら、どんどん使うのでは? 環境省「…」
線量は管理すると言っていたが、だれが? 環境省「公共施設なので…」
だからだれが?環境省「…」
管理するのに、検査費用もかかるだろう。それは、だれが負担するのか? 環境省「…」
だれが管理するかというより、調べた結果が国民に公表されるのか?
環境省「土をかぶせたりして、管理するが、その場所を通行したり、住んだりするわけで人体に影響のないように、追加被ばく線量は1msv/年にする」
それじゃー、福島県は今20msv/年までなら暮らせと言われているから、今度は20msv/年まで我慢しろというのか。 環境省「…」
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この図の点線の枠内が福島県。ここは、平常じないわけ。なのに、帰還をどんどんさせようとしている。

むかっ(怒り)これは、私もこんがらかった。いつの時点から追加被ばく線量は1msv/年なのだろうか。
日本中、原発事故があったとき、事故前より追加被ばく線量は1msv/年は我慢しなさい。
部分的に高いところがあっても住民と各自治体で対応しなさい。
国は、追加被ばく線量は1msv/年を超えるところに対応するとし、
福島県に関しては追加被ばく線量は20msv/年まで我慢しなさい。国が各自治体とともに除染しますということだった。
事故当時より追加なのか、今以上追加されるのか、今日の質疑では時間切れ。

ひらめき環境省の矛盾 その7
その作業をする人の被ばくはどのように考えているのか。環境省「…」
労働基準法の管理区域の基準は、4ベクレル/㎤(=40000ベクレル/u)だが? 環境省「…」
環境省だけで決められないのではないか? 環境省「…」
規制庁の放射性審議会に諮問すべきではないか? 環境省「…」

短期間で1万人を超える署名が集まりました。まだまだ署名をつさづけますがお渡ししますと言って
FOE JAPANの方が環境省の職員にお渡ししました。
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長い報告を最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。私がワインを飲みたくなったわけ、ご理解いただけましたら幸いです。
posted by のんのん at 22:47| 原発・放射能

2016年04月29日

これ、申し込んでみた。間に合うかな


http://www.foejapan.org/energy/fukushima/evt_160502.html
【院内集会と政府交渉】「8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用」方針の撤回を

5/2は、これ、行ってみようと思った。
5/3は、これ、行こうと誘われ、夫とでかけることにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016042702000121.html

今日は、のんびり休ませてもらう。
部屋の掃除とスポーツジム・髪を切りに美容室。
気が向いたら、福島の研修の報告書まとめ。

ふと気が付いたら、なんかずーっと休んでなかった。
posted by のんのん at 10:12| 原発・放射能

2016年04月28日

どうなる?


http://this.kiji.is/98222307731260921
指定廃棄物で新ルール、環境省
濃度下回れば一般ごみに

これって、どういうことか。私なりの解説。
原発事故前 
100ベクレルを超えるものは、厳重な管理で黄色いドラム缶に入れ、放射性廃棄物として処分方法、管理方法が厳重に定められていて、私たち家庭の出すゴミとは全く別の方法で処理されてました。

原発事故後
高濃度の放射能が自然界に大放出され、置き場も処理も大変になり、8000ベクレル以下までの放射性廃棄物は、私たちの家庭ごみの処理と同様にしていた。
8000ベクレルを超えるものは、指定廃棄物という名称をつけ、自治体で管理保管していた。それぞれの県で1か所最終処分場で保管しろと国の方針に対し、各県では反対運動があり決まらず、茨城県ではそれぞれの自治体で保管し、最終処分場はつくらないことにした。
この8000ベクレル以上の廃棄物も、時が立つにつれ、だんだん放射線量が低くなってくるので、8000ベクレルを下回ったら、家庭ごみの処分と同様にしようと環境省が決めたわけ。

問題
家庭ごみの一般廃棄物の最終処分場は、そもそも放射性廃棄物を保管するような遮へい型ではない。
木更津市の場合、
私たちの飲み水の川の上流に、
井戸水で利用する地下水の地層の上流に、最終処分場がある。
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事故前には、
厳重に管理された遮へいされた空間に放射線があり、管理された部屋の中でも飲み食いは禁物。子どもははいらないと決まっていた。

事故後は、
放射線量を管理すべき量のところでも、暮らしなさいと帰還をすすめる国になってしまった。
健康を考え、帰還しない選択も堂々としていいはずなのに。
posted by のんのん at 23:10| 原発・放射能

2016年04月26日

甲状腺がん


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160424-00010001-jisin-soci&p=3
福島・見捨てられた甲状腺がん患者の怒り

今日、この記事を読みました。
なかなかこのように現状を語るのは、相当勇気がいることだと思う。

昨日、いわき市の職員が、話していた。検査を定期的にしてこそ、安心できるし、のちのちガンになっても、過去の様子をさかのぼることができる。だから、受診してほしいが、一度検診したら次回以降、やらないひとがふえているので、受診を促している。

今日、いわき市のたらちね市民放射能測定室に行ったら、話していた。
県の甲状腺ガン検診は、原発事故のとき、福島県にすんでいた18歳以下だった人のみ無料。ただし、その後18歳を過ぎても無料にと改善された。県の場合、医師ではなく、技師が検査する。技師だから、調べるだけ。後日検査結果が届く。
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写真は、たらちねにある甲状腺がんを調べる医療機器。

たらちねでは、医師が調べる。18歳以下は保護者同伴で調べたらその場で顔を見ながら丁寧に説明する。だから、検査する人は減っていない。ただ、地域性もあり、放射能を気にして暮らしていることを人に知られたくないと思う土地柄のところは検査人数は少ないかなーという感じはある。とのこと。

posted by のんのん at 21:16| 原発・放射能

震災5年後


ただいま帰路。
今、特急列車にて。

福島県いわき市を出発 被災地ツアー。
家に帰ったら、表にしてみようと思う。
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今回、バスに乗り、案内してもらったが、特に線量が高いままの地域は限られていた。
以前の数値からはだいぶ下がった。
とはいえ、5年たってもまだこの値のところもあるの。
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毎年行く景色 おやおや、公園に遊具ができてた。近くの宿泊施設も再開していた。
高台から景色がみえるようにと、見晴台ができていた。
そこからみる景色は去年と一緒。フレコンパックの山積み、
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松の木の下
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今回、富岡町の今まで通行止めだった道も走った。
富岡町、来年4月から避難指定区域を解除するという。
運転手さんと(@_@。を見合わせてとおりすぎた。
運転手さんも測定器を持参していた。
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参考に木更津市は、事故前の値と変わらない0.04μSV/hとなっている。
約30倍であり、除染基準は0.23μSV/hだから、除染すべき地域。
でも、森や山は、住居から20mだけ除染するだけだそうだ。
森や山まで、作業者が被ばくしてまで、除染をすべきとは私は思わない。
避難してい区域を解除にするなら子ども被災者・支援法にもあるように、
住みたい場所で住めるようにすればいいと思うが、
避難指定区域を解除したからといって、帰らない人は自主避難者となるのはいかがなものか。
住宅支援の打ち切りはないんじゃないかな。

今回の研修で、オリンピックまでには…をという言葉を何度か聞いた。
オリンピックまでに被災者をどうするのだろうか。

身を危険にさらしての除染作業業者は、収入が減り、逆にもっと除染をしようと積極的らしい。
森や山の除染は、無理。
除染基準より高い地域の避難指定解除をしても、帰還するしないの選択の自由と生活保障がされるといいなー。
いわき市は、他市町村の被災者を受け入れながら、被災地でもある。
ゴミ処理や医療など、市民の負担は大きく、国に要望して、やっと財政的支援を受けたという。
いろいろな課題が新たにみつかった研修だった。

今後の天災、人災でいろいろ災害対策を知っておくことは、今後の対応に役立つと考える。


posted by のんのん at 15:26| 原発・放射能