2020年07月07日

昨年12月に、災害への備え、木更津市に欠けているものを列挙していた 

九州の災害をみていて、あー、
ほんとに、想像を絶する状況だ。
ふと、思い出した。

昨年12月に、災害への備え、木更津市に欠けているものを列挙していた。
市内のどこの施設が浸水するかも、調べ、
どの施設に、水害に対する避難計画や訓練の実施をしたらいいのかも
調べて質問していた。

改めて、災害への備え、その後はどうなのか、きになったので、
ここに掲載する。



 資料2−Bを見ると、避難所全てが浸水する中学校も幾つかあるように見受けられます。
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資料2−CとDをご覧ください。
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 水防法や土砂災害防止法の改正で、
浸水が想定される区域や
土砂災害警戒区域内の要配慮者が利用する施設は、市町村が指定、
そして、地域防災計画に明記することになっています。
また、施設は、避難確保計画を作成し、
訓練の実施が義務づけ
られました。
市町村は、計画作成を指示し、作成していない施設の公表ができるようになりました。

 そこで、お聞きします。
木更津市は、この計画を作成していない施設の公表をしていますか。

木更津市 作成に至っていない施設については、公表はしていない。

命を守るためにも、公表して、速やかに作成するように指導していただけるよう、お願いします。

 資料2−Eをご覧ください。
 国土交通省の集計データによると、
木更津市は、140の施設のうち、
計画を作成しているのは23と報告しています。
しかし、地域防災計画には、指定した施設数は39施設です。
この食い違いをご説明ください。

木更津市  
法改正に合わせ、地域防災計画の改定の際に、見直しを行っていく。

どんな施設を要配慮者利用施設に指定したらいいのかですが、
社会福祉施設、学校、医療施設、
その他主として防災上の配慮を要する人が利用する施設と定めていますが、
具体的には、市町村に任されています。

 資料2−Fは、大阪市の場合、資料2−Gは相模原市の場合です。
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どちらも、学童保育や放課後等デイサービス、
通所の介護保険サービス事業所も指定対象としています。
木更津市はこのように定めていないように思うのですが、
ご見解をお示しください。

木更津市 地域防災計画の見直しを予定しているので、
関係課との協議や、他市の事例等を参考にするなど、
本市に合った条件となるよう、整理をしていく。


介護保険サービス事業所は福祉部、有料老人ホームは都市整備部です。
幼稚園や保育園などは健康こども部。
このことは、危機管理の一環で、横断的な対応を求めます。


次、資料2−Iをご覧ください。
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現在、木更津市地域防災計画には、高潮の浸水深は想定されていません。
よって、新たに施設を指定したり、現在、指定されている施設も、
高潮の場合は避難確保計画もさらに作成する義務があります。

高潮ハザードマップで調べたところ、
新たに浸水が想定される施設もありました。
要配慮者の利用施設がどんどんできていく状況でありながら、
指定する施設があるたびに、
防災計画をつくり直すのもいかがなものかと思いますが、
今後どのように対応されますか。

木更津市 地域防災計画資料編の修正について、適宜、最新の情報が掲載できるよう、精査をしていく。

消防の救助の視点からお聞きします。
このたびのたび重なる災害、
さらに、高潮ハザードマップでの浸水の深さ、
浸水地域の広さ、浸水時間の長さなどから、
今後の対応について、
現在検討していることがありましたら、ご説明ください。

木更津市 現在、本市消防本部が所有する、
救助に用いるボートは、手こぎのボートが1そうのみである。
これは主に、河川や海岸付近で発生した、
水難救助活動に用いる。
消防本部としても、
高潮など、広範囲かつ長時間に及ぶ浸水への対応については、
対応でき得る資機材の不足を痛感しているところである。
また、10月の大雨の際、長生郡市消防本部から、
家屋などに取り残された方の救出のため
動力つきのボートが必要であるとの、
応援要請があったが、手こぎのボートが1そうしかなく、
他市に持ち出せないため、要請をお断りした経緯がある。
今後としては、広範囲への浸水に対応できるよう、
動力付きで、複数の浸水箇所へ対応できるよう、
複数のボートを早急に配備すべく、予算要望を行っていく。


これは、昨年12月議会で質問した災害に対する質問だ。
成果としてボートを予算化できた。
他にも、いろいろ今後すべきことを具体的に指摘していたが、
どこまでできているんだろう。
九州の災害をみていると、いまのうちに、木更津市がやっておいたほうがいいことがいろいろある。
どこまでできているんだろう。


posted by のんのん at 22:37| 消防・防災

2020年04月27日

日常と非日常 3つめの緊急要望 提出。 今度は救急医療体制!


「救急出動のときの感染防止の防護服は、足りてますか」
今日は、消防本部に行ってヒアリングしてきました。

というのも、2件の報道(末尾掲載)を読んで、
木更津市はどうなっているんだろうと思ったから。

2015年9月議会で、田中は質問していた。
NBC攻撃による災害への対処について
Nは核兵器、Bは生物兵器、Cは化学兵器の略です。
いずれの場合も市は措置に当たる要員に防護服を着用させるとあります。
そして、防護資機材等の整備について、
防護服や防塵マスクなどの備えの現状はどうでしょうか。

そのときの回答がこれ。
NBC災害対応資機材については、消防本部が保有をしている。
防護服は、アメリカ環境保護局防護基準でレベルAから
レベルCに分類されているが、本市では、レベルA防護服を5着、
レベルC防護服を18着、放射線防護消火服を2着所有。
また、呼吸保護具は、酸素呼吸器5個、空気呼吸器53個、
全面マスク9個、測定機器につきましては、ポケット線量計20個、
放射線測定器7個、そのほかに除染剤散布器2個、
有毒ガス測定器11個、除染シャワー2個を保有している。


5年前のことだ。今は、もっと備えてるのか、足りないのか。
右矢印1変わらない。でも、インフルエンザ対策で防護服を大量に備蓄していた。
 使いまわしをしていない。十分たりている


●国立感染症研究所は4月20日付で、
 新型コロナウイルス感染症の患者との
 「濃厚接触者」の定義を変更した。
 ・患者の発症2日前から隔離開始までの間、
 ・1メートル程度までの距離で、
 ・マスクなど必要な予防策を取らずに15分以上接触した人

 クラスター(感染集団)対策を強化するため、厳格化したものである。
 救急出動のときの対応は?
右矢印1電話を受け、発熱がある場合や帰国の履歴などがあれば、
 完全防護服で出動。


濃厚接触者の定義が変わっても、従来どおり?
右矢印1はい。

消防は、夜勤勤務もあり、3つつの班に分かれている。
 夜間勤務の仮眠の個室は、3人が日替わりで使用。
 隊員1人感染すれば、自宅待機を余儀なくされる。
 救急車が出動できない状況になりうるでしょ?

右矢印1そのとおり。布団もリースだが、感染者がでれば、
 布団は買い取りという契約となっている。

救急隊員の感染リスクを最小限にすることが、
 求められる。
 救急出動のとき、発熱があるなしにかかわらず、
 防護服をきたほうがいいのでは?
 予防対策が一番のリスク削減、そしてコスト削減。

右矢印1はい。

ところで、救急車の消毒は、どのように?
オゾンでというところもあれば、
 次亜塩素酸でというところもあるので、木更津は?

右矢印1併用している。

ということで、できていること、今後やってほしいことが
明らかにった。
健康推進課にもヒアリングをし、医療現場が
今後、崩壊しないよう、できていることや今後について
教えてもらった。

急いで、事務所に戻り、作りました。
3つめの緊急要望 提出。 今度は救急医療体制!
さっそく、届けに行きました。
職員体制は、今、半分が在宅勤務。
現場ですぐ対応してほしいから、
日程設定をするセレモニーはやらない。
所管課の消防本部と健康こども部、最後に秘書課に
要望書を届けました。
2020.4.27 木更津市に対する要望書 救急医療体制(PDF).pdf

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https://www.mbs.jp/mint/news/2020/04/24/076713.shtml
 奈良市消防局が『救急隊員の感染防止衣を使い回し』毎回交換必要なはずが...予算不足で

https://www.nishinippon.co.jp/item/o/603617/
 消防庁、患者受け入れ拒否調査へ


posted by のんのん at 21:59| 消防・防災

2020年01月28日

世界に1チームのロボットを視察


今日は、市原消防局に視察でした。
向かう車中にて、
消防局と消防本部の違いはなにか。
特に違いはなく、大きい市、政令指定都市とか中核市は、消防局。
それより小さな市は消防本部。

市原市でとりあつかう危険物の油の量は、木更津市の400倍以上。
取り扱っている事業所の数も全然違う。
市原市と木更津市の違いを、引率してくださった消防本部から説明がありました。
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市原消防局では、なんと、日本に一か所、ここだけしかないロボットがありました。
それは、コンビナートがいっぱいあるからです。
四日市市と市原市にだけ配備されたドラゴンハイパーコマンド 2台の消防車
その後、全国に12ヶ所に配備したが、ここで打ち止め。
そして、その中でも、このロボットがあるのは、市原だけ。
どんなロボットか。
ロボットシステム 「スクラムフォース Scrum Force」
4台のロボットで1チーム。

まず、空から  飛行型偵察監視 スカイ・アイ
60km/hで空を飛び、どこが危険か、どのように消火したらいいかを
調べ、司令システムに送る

陸は、走行型偵察監視 ランド・アイが担当
車輪だけでなく、キャタビラにもなり、段差にも対応。
地上の障害物も確認しながらすすみ、司令システムに送る

この2つのロボットは、ロボットシステムの頭脳です。
どこから放水すると安全かも調べ、3つめのロボットに伝えます。

3つめは、ウォーター・キャノン 放水砲担当です。
3種類の放水パターンがあります。

4つめのタフ・リーラーは、耐熱ホースで、
ウォーター・キャノン につながっていて
うしろからついていきます。

2つの頭脳のロボットが風向きや状況から計算した
もっとも効果的な放水位置に到着すると、
4つめのロボットは、ホースをのばしながら、
元の場所へバックして帰ります。
そして、消防車のタンクに消防隊員に接続してもらいます。

すると、3つめのロボットが放水をはじめます。
70mは放水できます。

すごいですね。
これは、消防庁の取組で、市原は実験取り組みだそうで、
購入したわけではありません。
また、とんでもなく、高いものです。
木更津はいりません。
ただ、世界にひとつしかないロボット。
自分で消火する場所を決め、消火活動をするロボットがあるということは、
すごいですね。

市原市内だけではく、消防庁から指令があれば、市外、県外にも行くとのことです。
なんといっても、たった一つしかないのですからね。

指令システムのある消防車はこれ。
ここに、ロボットも収納され、現地に向かいます。
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もう一台はこれ。
中が広くて、
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私「こんなに広い車、狭い道路はどうするんですか。」
消防局「いえいえ、ここからひろがるんですよ」
というのあであわてて外から見た。
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私「なーるほど」

指令システムは、コンビナートの油などにも対応できるよう、泡消火も対応しているんですって。
どのくらいの濃度の泡にしようかって、自動計算して行うそうです。
でも、
どんなに賢いロボット頭脳も、火災旋風の予測はできないそうです。
東北大学とNASAが開発したロボット。
耐熱仕様で果敢に消火活動ができるようですが、まだ、実践体験はしていないとのこと。
災害がないほうがいいですね。
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posted by のんのん at 21:19| 消防・防災

2020年01月19日

今日は、木更津市消防出初式でした 


消防出初式。
挨拶は、みなさん、昨年の災害対応に尽力されたこと。
ほんとに、きびんに対応してたのを、思い出しました。
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さて、この出初式。
火災消化や交通事故の救助など、実演してくれる。
広域連携で、千葉市消防局のヘリも上空を超低空飛行。
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さて、今年気が付いたこと、ちょっと辛口で書かせてもらいます。
国道での多重事故で、車内に閉じ込められたひとを
車の屋根を切断して救助するシーン。
高度な救出救助能力と機材を有する消防の救助専門部隊が行いました。
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電気自動車のドアには、消防本部と書かれている。
交通事故の現場に消防本部が居合わせたのではなく、単なる乗用車どうしの事故を想定しての実演だったようです。たまたま、その乗用車に、消防本部の車を使ったんですね。
私は、てっきり、
消防本部が現場に、電気自動車で駆け付けたのかと思ったんです。
でも、観ていて、どうも違うなー。
って、ずっと疑問に思いながら、みてて、あとで、わかったんです。
なーんだ。そうだったんだーって。

そうそう、この実演が始まる前に、放送がありました。
ただいまから、救助訓練を披露しますが、実際に出動要請があったら、
実演は中止しますって、
そうですよね。
何事もなく、無事、最後までできました。
災害がない一年でありますように。

posted by のんのん at 21:49| 消防・防災

2020年01月15日

災害時に求められる議員の活動


今日は、上総アカデミアホールで、千葉県南市議会議長会の議員研修。

南房総の13市の議員が集まっての研修。
我が家から10分ほどの会場で開催。
木更津市議会が当番市のため、市長も挨拶。
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危機管理アドバイザー 国崎信江先生 講師
益城町や倉敷市などの災害の際にも、行政に支援に行っていたから方です。
講演内容をここで書くのは、ご遠慮くださいとのことでしたので、
詳細は、お会いした方に伝えたり、今後の議員活動に活かすことにします。
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災害対応マニュアルの作成はあったほうがいいのか、ないほうがいいのか、
今日の研修では、質疑があった。
講師は、自助、共助でと強調していた。
私も手を挙げて、発言した。
議員の安否確認も議会へ連絡するのに、重要かもしれないので、その方法を事前に決めておくのは、重要と考える。
一方、地域では、自主防災やまちづくり協議会など、共助のしくみがある中で、
議会が執行部から、ダイレクトに情報を得たりすることは、どうだろうか。
議員は、地域の住民が自助、共助を行うのに、より効果的に効率的にできるように、
潤滑油のような存在と考えます。
ちょっとした気づきを地域に、そして、行政に。
昨年の災害で、私も、情報が届かず、情報難民となりました。
もしも、議会にだけ、情報がはいったら、どうでしょう。地域で、
自助、共助で乗り越えようとするでしょうか。議員におまかせの政治になってしまいそうです。

ブルーシートを社会福祉会館から八幡台公民館へ運ぶのも、
地域に一度戻って、だれがどのように入手する手配をしているのか、状況把握をし、
とても、今はそこまでは手が回らないと地域の判断を受け、私が運んでいいのか了解を得てから運びました。
ブルーシートの配布を、八幡台公民館では、住所を書いてもらい、配りました。
社会福祉会館で配っている方法とおなじにしました。私が、手書きで紙に線をひき、作りました。
あとは、地域の方におまかせしました。

数日後、ブルーシートの名簿は、どのように活用しているのか、公民館に聞きました。
すると、残数を本部に報告ししているだけでした。
せっかく、住所を書いてもらっていのだから、地図に起こすとどこが被災したか、地域全体が把握できるけれどとアドバイス。
あー、今はとても忙しいからと言っていたのに、
翌日だったか、その翌日には、地図起こしましたと教えてくれました。
私は、その地図ができたということを知っただけです。個人情報でしょうから。
でも、そのあとが、地域力でした。
屋根のブルーシート張りを終えた地域の方が、一斉に地域を見回り、地図に。
また、ネットの事務所のご近所の方も、
身近なところの被災状況を目視して地図に起こしてみたと事務所に伝えにきました。
すぐに、公民館に伝えにいくようにアドバイス。
こうして、ちょっとしたことが積み重なって、
地域の被災状況の全体像を地域住民と公民館で作り上げたのです。
なんでも、議員にどうなっているんだと聞く地域ではなく、公民館に情報が収集、発信できるよう、
聴こえにくい防災無線は、紙に書いて掲示してとお願いしました。
同様の内容を事務所の前にも、掲示し、すこしでも、情報難民から脱出をと心がけました。
これも、良かったです。わからないことは、ひとまず、公民館に聞きに行くという
スタイルができました。

市内の別の地域の公民館に災害ボランティアで行ったとき、
改めて、八幡台でできたことは、宝だったと思いました。
ブルーシートを配るという行政の行動は同じですが、
名簿もなく、どうぞと配っていました。
これは、配っただけで終わってしまってました。
その地域の特性なのかもしれません。
比較するものではありませんね。
他の部分で、その地域の宝がきっとあると思いますから。

災害時に求められる議員の活動は、どれだけ、地域の自助、共助が効果的、効率的にできるか、潤滑油の役割であると考える。
手柄はいらない
。木更津市議会は、こんな感じです。
議会の災害マニュアルとは、いざというときの連絡ツールの確認を平時にしておく。
だれが、どのように、なにをするというマニュアルはいらない。
議員、議会のあるべき姿を、改めて考えさせてもらった研修でした。

posted by のんのん at 21:47| 消防・防災