一期生で構成する里見会で、今日は日帰りの研修
この4月から始まったちば消防共同指令センターに行ってきました。
木更津市で119番をしたら、この指令センターで電話応対をしてくれます。
正面の画面には、救急車や消防車が今どこにいるか地図に今日一日の状況がリアルタイムに
上書きされていきます。
画面の一番端の黒い掲示板には、電話がかかってきたら、表示されます。
携帯からか固定電話からか、携帯の場合、どこのエリアからかがわかります。
なんと、スマホの場合は、GPSをOFFにしていると、場所の特定がしくにいそうです。
その点、パタンと折りたためる従来の携帯のGPSは、数メートルの違いというくらい、
場所が特定できるそうです。
スマホのGPSをOFFにしている人はとても多いそうです。
前列と後列では、応対の際の役目が違います。
また、各机のところに、ランプがあります。
このランプの色で
救急車が現場に行くことになったのか、
消防車が現場に行くことになったのか、
ドクターヘリの出動となるのかなど、わかるようになっています。
また、一人で対応ではなく、後の席でも、同様に応対をモニターしていて、
より的確な対応ができるようにするそうです。
ここで受けた情報は、木更津にもすぐに届き、出動します。
また、消防署員同様、消防団にもそのメールは流され、対応するとのことでした。
消防車や救急車に、GPSがついているので、出動すると
今、何台残っているかが一元管理されています。
だから、次の電話の対応の時に、0台だったら近隣の市から出動します。
千葉県は、2つのエリアに分けています。
http://chb1018.hs.plala.or.jp/saigai.html
ここに、地図があります。黄色い部分が視察した指令センターのエリアです。
灰色の部分は、もうひとつのエリアですが、
まだ稼働してないで、それぞれで運用しているそうです。
また、全国でも、まだそんなにこのような指令センターは
稼働していないとのことです。国がこのシステムを進めるのに、
ちばはモデル地区となったので、今年稼働となったそうです。
ところで、この2つの分け方、実は、
人口がちょうど、半分になるそうです。びっくりですね。
面積はこんなに違うのに。