2019年06月08日

75歳の壁


昨日の話。関西弁のスタッフとの会話。
ときどき、ブログに登場するKさん。
私、チコちゃん風に聴いてみた。

私「ねえねえ、75歳になったら、後期高齢者医療の保険証になったでしょ」
K「そうやねん」
私「それまで国民健康保険だったでしょ」
K「そやそや」
私「国民健康保険税より、後期高齢者医療になったら保険料が、安くなったでしょ」
K「そうそう。安くなったわ」うれしそうに話す。
私「なんで安くなったの?」
K「え?なんでやろ。…国がはろうてくれてるんかなー。私、1割だけはろとるんよ」
ここでチコちゃんなら言うセリフは、私、いいませんでしたよ。
私「それはねー。国・県・市が5割負担してるの。
 じゃぁ、聴くけど、あとの4割はだれが負担してると思う?」
K「えー?だれやろ」
私「75歳未満の人は、社会保険とか国民健康保険などでしょ。その人たちみんなの保険料にプラスされてるの。」
Kさんは、一瞬顔色が変わる。とても驚いて
K「あらー。そんなん?知らなんだわー。長生きさせてもろうてるんやね。保険料もみんなに支えてもらってるやなんて。感謝せなあかんなー。知らんかったわー。教えてもろうて、よかったわ」

Kさんのこのストレートな反応は、いつも私を元気にさせてくれる。
どんなことを伝えようか。
どうやったら、わかりやすく伝えることができるか、まず、Kさんに話すことで、私は、伝える練習になる。

図にすると
6.8 1.png


国民健康保険税から、後期高齢者医療制度に移行する75歳は、それぞれの支払い方がややこしくて、
6月議会で質問する。ちょうど、調べていたことを話題にしたのだった。

国民健康保険税は、世帯主に家族分の国民健康保険税の納付通知書が届く。
ところが、後期高齢者医療の保険料は、個人宛てに届く。
6.8 2.png

ほらね。ややこしくなってきたでしょ。

75歳になる人は、これからまだふえるの。
6.8 3.png


世帯主が75歳になったら、
世帯主は、75歳未満で、家族に75歳になった人がいたら
支払いの納付通知書は、だれに届くんだろう。
6.8 4.png

ややこしいです。
だから、6月議会で質問します。
75歳の壁 市民にわかりやすい行政サービス

質問に使う資料は、これ
https://tanaka-noriko.sakura.ne.jp/2019%e5%b9%b46%e6%9c%88%e5%b8%82%e8%ad%b0%e4%bc%9a/
posted by のんのん at 23:26| 医療・介護

2019年01月07日

公立病院の多くが赤字経営


公立病院の多くが赤字経営。
赤字の病院が多い理由を「病院の経営は医者じゃないとダメという法律があるんです。医者は手術とかお薬を選んだりするのは得意なんですけど、経営に関してはほとんど勉強してない」と説明。病院の経営権は医者が持つため、赤字を生み出しやすいって、そうなの?!
そういえば、中央病院企業団議会の全員協議会で
「経営分析会議を幹部 課長以上で対応協議している。
10月の月次決算では、患者数も増えたが、費用(支出)も増えて…。」と説明された。
では、なおさら、議会がチェック機能を果たさなくちゃと思う。

地域医療の確保と公立病院改革の推進に関する調査研究会
http://www.soumu.go.jp/main_content/000532431.pdf
平成29年12月28日に総務省が公表している。

それをさーっと目を通して、気になったことがある。

気になったこと その1
中央病院企業団議会を何度も傍聴しているが、
病院の決算カードはみた覚えがなかった。
さっそく君津中央病院のものがあるか、検索してみた。
あったー。なんと、千葉県HPにあった。
君津中央病院は、4市が負担金をだしあっている病院であるが、いろいろな報告はみな県である。
決算カードの2枚目に、経営分析表がある。(図やグラフをクリックすると大きく見ることができます)
病院経営比較分析表.png

これの分析欄、総括を経年的にみることで、PDCAができているか、つまり、課題分析し、その対応をふまえた計画を実施しているかを知ることができる。

総務省の資料には、こんな解説もあった。
病院の決算表の分析.png


どうグラフを読み取ればいいのか手引きのようだ。

気になったこと その2
こんな文章があった。
加えて、地域住民の目線で当該病院の総合的な評価や理解を得るためには、経営状況が住民一人当たりの現在負担や将来負担にどのように影響するのかといった観点での分析や、現在の病院の提供する医療の質を量るためのクリニカルインディケーター(入院患者数・外来患者数、診療科別手術件数、紹介・逆紹介患者率、患者・家族の満足度等)等を必要に応じて組み合わせつつ、できるだけ誰にでもわかりやすい説明を行うべきである。
それって、この表かなと思うものが傍聴したときの資料にあった。

平成30年度月次決算推移 本院 であるが、改めてみると、あれっと思った。
過去2年間の平均値と比較できるのは、H30年度の毎月の一か月分と比較できるだけだ。
実際に、報告では、9月分の低い診療単価に比べ、10月はふえたと報告されていた。
これは、自己満足であり、経営分析といえないのてはないか。
たとえば、10月分だったら、4月から10月分までの平均値もあれば、月次決算といえども、前月と比較するだけでなく、今年度の全体像がみえるというわけだ。
というわけで、田中は、気になる項目を抜粋して、表を作ってみた。
H30年度月次決算推移 本院 紀子作成.png

どうかしら。
ピンクの欄 4−10月までの平均をだしてみました。すると、H30年度の現状が月次だけでなく、トータルでもわかるでしょ。



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posted by のんのん at 23:12| 医療・介護

2018年11月20日

今日は車で200km走る 看護環境と介護、地域の医療 の学びの宝庫へ


常勤医師の数も減り、非常勤の医師が多い。
24時間の救急外来もしている。非常勤と常勤医師の複数体制。
建物をみると、昭和30年、49年、H8年と歴史を感じさせるところが随所に。
入院患者が少ない現在をうまく活用。
耐震補強と老朽化対策は、入院患者がいる中の工事のため、工期を前倒しにしている。
241床あり、災害拠点病院で、
人間ドックもはじめた。
DPC対象病院(入院医療費の計算方式。出来高払いではなく、1日当たりいくら)だから、入院前に、検査もれがないかチェック。
訪問看護は、千葉県でたぶん、トップ
看護協会からも、あちこちに講師に呼ばれている。
この病院は、看護環境と介護、地域の医療 の学びの宝庫と
紹介する事務局長は自信にあふれていた。

忙しい一日で、朝いちばんに、朝日庁舎にいき、土木課・高齢者福祉課へと打ち合わせ。
10時からの議会運営委員会に出席のため、駅前庁舎に。
11:20に委員会がおわり、車で200km
香取インターでおりて、県立佐原病院に視察してきた。 
県議の会派の視察に同行させてもらった。

入退院支援センター
入院するときから、退院後の相談支援をする。
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認定看護師による看護相談外来 無料も、目玉。
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訪問看護ステーションは、18人が3チームにわかれ、域内の訪問看護をになっている。
訪問看護香取会で、定期的に会議をしている。
IMG_3657.JPG

香取会 在宅担当の医師を中心に、
地域のひとがどこの病院にいってもおなじような手続きで、できるように。
地域一体感 連携室だけでなく、訪問看護ステーションは、とても重要。
訪問看護ステーションがあるから、在宅に帰せる。という。
ここが県のモデルになった。
病院に併設の訪問看護ステーションに、補助金のしくみ。
体力がある形が効率よい。

●●先生のもとで研修したい。そう思われる病院にしたい。しかし、
地域医療の研修枠 来年度から200床未満となるので、なくなる。
摘要される研修内容は、再来年度の研修医をむかえる研修リストに地域医療がなくなる。
厚労省の臨床研修医にかかわる省令のためという。

もともと、佐原病院の患者は、ここをかかりつけにしているひとが多い。
だから、逆紹介率(病院からかかりつけ医に紹介)は多くない。

ここは、看護環境と介護、地域の医療 の学びの宝庫です。
これをもっと、アピールして、地域医療を県内で広める牽引力になってくれたら、そう思って帰ってきた。
posted by のんのん at 20:27| 医療・介護

2018年10月10日

ショッキングな新聞記事


こんな記事がありました。
全国的に病院は大変なようです。
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000602-san-soci
「医療・福祉」の倒産最多 経営難、暴力団つけ込む 年間見込み   
一部抜粋
全国約2500の病院が加盟する公益社団法人「全日本病院協会」によると、昨年は全国で3割超の病院が赤字経営に陥ったとされ、経営上のリスクを抱える病院は少なくない。背景には、国の財政状況の悪化があるとされる。「医療・福祉事業」の事業者の主な収入源となる診療報酬の水準は抑制傾向が続き、経営環境の悪化を招く一因になっている。
中略
病院経営を食い物にしているのは暴力団だけではない。「乗っ取り屋」と呼ばれるブローカーの存在がある。この幹部と同様、ブローカーが「債務整理の請負人」などと称して、苦境に陥った医療法人の経営側に入り込んでいるという。

さて、君津中央病院は、4市で負担金を出し合っている。
昨日も議会を傍聴したが、経営状況も毎回、議会で公開している。
私たちとしては、すべてそろってるのに、こしたことはないが、
新聞記事の末尾も視野にいれておくべきと思った。

「診療報酬の低下で経営環境のさらなる悪化が予想される。病院が暴力団やブローカーに狙われないよう生き残るには、規模に見合わない過剰な設備投資を控え、不採算の診療科を閉鎖するなど経営資源の選択と集中を進める必要がある」
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posted by のんのん at 22:14| 医療・介護

2018年10月09日

君津中央病院にも議会があるんです。傍聴してきました。


今日の午後、中央病院企業団の議会を傍聴してきました。
4市から3人ずつが議会を構成しています。
市議2人と副市長 ×4市=12人。

今日は、
30年度の補正予算
29年度決算審査の認定について
未処理欠損金について
資金不足比率について
などの案件があった。

補正予算では、救急搬送の重症患者受け入れに対応するために、病室を一部手術室に転用する改修工事
費用などだ。手術が重なると、麻酔科の医師が部屋に戻ることができないくらい忙しいからというが。
できたら、見学でもあるのだろうか。

行政の会計と違って、公営企業会計なので、ちょっとというか、かなり苦手。
傍聴。
入院患者が減っているが、救急搬送された患者を受け入れているのか。
救急搬送の患者を二次救急の病院へと転送するより、断らず受け入れてほしいと思うが、救急搬送したら、入院患者ももふえるのではないか。

泌尿器科のために、ロボット医療機器を導入してその効果は?
前立腺の場合、…。
ロボットを使うと、退院が1.2日早くなる。
ロボットだと、収益が上がるということはない。
研修も必要で、ロボットを使う前の研修には、費用がかかる。

行政の入札基準と違う。130万円以下は、随意契約となっている。
行政の場合は、100万円だ。行政と統一したほうがいいのでは?
同じような工事を複数130万円以下で随意契約となっている。
一括して入札にしたほうが価格を抑えることができるのではないか。

私がひとつ、疑問に思ったけれど、質疑がなかったことがある。
未収金について35億円
1.保険者負担の未収金(保険者とは、社会保険とか国民健康保険とか共済とか)31億円
2.患者負担の未収金  2億円
3.医業外未収金  (国県補助金収入などのこと)1.5億円
4.クレジット未収金 4900万円
患者への未収金を、業者に委託して、徴収している。だから、
どうして1が。3だってそう。国や県の補助金が未収金だなんて、ありえる?
淡々と説明していたから、毎度なのかとも思った。
3は、28年度もあったというから、その後未収金は回収できたのか知りたかった。
1は国保かな。どこが未収金なんだろう。毎年なのか、未収金は単年度の額か。それとも、複数年度か。
知りたかった。 

一番気になったのは、未処理欠損金について。
去年ほどではないが、収入より支出が上回った。よって
財政調整積立金を7億円取り崩した。
んー?
赤字がみえにくい。
結局どうなってるのと思う流れ。
29年度決算審査の認定について  
   →こんな感じです。赤字です。
未処理欠損金について      
   →赤字分は、積立金で補てんしましたよ。
資金不足比率について
   →計算式にあてはめると、資金不足ではありませんよ。

去年より赤字を抑えたという報告だったが。
赤字の限度ってあるのだろうか。4市でそれはないでしょっていうラインは。
経済性だけでなく、公共の福祉で仕方ないと思えるときと、そうでないときのライン。
んー。傍聴していて、いろいろ思ったのでした。
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posted by のんのん at 23:55| 医療・介護