2017年12月27日

君津中央病院企業団の3カ年計画


今日は、君津中央病院企業団の議会、傍聴してきました。
議会のあとの議員全員協議会が興味深い。
今回もだったが、
第5次3カ年経営計画の素案について、説明があり、質疑があった。

傍聴して感じたことをここにメモしておく
位置情報その1
「地域医療センターの充実」の項目が、1つだったけれど、
これからの3年間は、3つにふえた。
地域医療連携の強化
 @より実践的な地域医療連携の推進
 A退院支援の充実
 B地域連携パスの充実

 足そのA
地域支援病院として、入院早期から退院後の療養生活を視野に入れ、医療・介護等の関係者と連携した質の高い退院支援を実践していきます。
という。
そして、今度、地域医療支援病院として、入退院支援センターを立ち上げるという。といっても、病院の一角に設ける計画。

君津中央病院は、逆紹介率が低かったから、ここが充実するといいな。
ところで、今まで、地域医療連携室があった。ここって、何をしていたんだっけ。
ここで、入退院後の連携はしてなかったのかな。
ぐぐってみた。
地域の急性期病院として「地域医療連携」を奨励
「地域医療連携」とは、初期診療や慢性疾患の継続診療などは診療所(かかりつけ医)で診療し、重症患者や専門的な検査、治療は病院で診療して、診療機能を合理的に活用すること

あー、そうだったのか。
地域医療連携室は、急性期病院としてのものであって、ふだんはかかりつけ医、重症なときは、病院へ、また症状が軽くなったらかかりつけ医。これをスムーズにやるためだったんだね。でも、中央病院を退院したら、必ずしも、今までのかかりつけ医ではなく、自宅にお医者さんがきてくれる在宅医療、訪問看護というパターンもあるのにと思っていた。
なぞが解けた。

位置情報そのB君津中央病院は何でも屋か
高度専門医療を担う総合診療施設
地域医療支援病院
地域がん診療連携拠点病院
地域リハビリテーション広域支援センター
救命救急センター(三次救急医療機関)
基幹災害拠点病院
地域周産期母子医療センター
地域小児科センター
基幹型及び協力型臨床研修病院
9つの顔を持つ病院。
んー。
みんながここに通っては、これらの役目が果たせません。
君津中央病院をかかりつけ医にしないよう、啓発が必要と考える。

君津中央病院のHPにもこう書いてある。
上手な医療の受け方は
お近くの診療所で、ご自分にあった「かかりつけ医」を持ちましょう。
かかりつけ医で日頃の健康管理、病気の初期治療を受け、必要に応じて当院に紹介してもらい、専門的な検査や入院の必要な治療を受ける。病状が安定すれば、かかりつけ医で治療を続けることをお勧めします。

もしも、軽い症状でもかかりつけ医のように、中央病院にみんなが通っていたら、いざ重症の時も受け入れてもらえません。中央病院をうまく利用したいね。これは、先日、訪問看護の看護師さんと話をしてた結論でした。

位置情報そのC
経営再建の取組状況 外部のアドバイザーの改善策を具体化し、その取り組み状況の説明もあった。
救急患者の受入方針の統一化、二次待機病院からの依頼は原則断らず受け入れることとしています
この文面に、違和感を覚えた。
さきほども述べたように、退院後、在宅医療で訪問診療をしてもらっている場合、容態の急変の場合は、救急患者として受け入れてくれるのか。二次待機病院からの依頼は原則断らずでは、これからの超高齢社会、病院がいくつあっても足りない。
在宅医療は、病院に入れないからあるのではなく、いざというとき、病院と連携している関係があってこそだ。
まちが病院、自宅は、病院のベッドという感覚、それが在宅医療だと私は思う。
病院も、私たち市民も、意識改革が必要なのかと考える。

追伸 
どれも実現したら、いいなと思うものがちりばめられていたんだけれど、肝心の今後の財政計画は次回までにつくるって。つまり、今はまだ、絵にかいた餅。
3カ年計画、毎年、実施数を右肩あがりの計画。
でも、それをこなす人員配置は、書かれていなかった。
こんなことしたいというプランはできたが、ひととおカネは未定。

そうそう、4市が毎年負担金を拠出している。計15億。
足りないときは、催促しないが、余った時は、後年度の負担に備えるため積み立てるそうな。
負担金が適正な額なのかどうか、の点検はどうするのだろう。
いろいろ思ったのでした。
posted by のんのん at 21:49| 医療・介護

2017年11月30日

国民健康保険税はいくらになるか


国保の広域化、H30年度からの国民健康保険税の試算結果
激変緩和案が決まり、保険料は31団体で増加、
23団体で減少という結果と速報が県議からあった。

木更津市の場合、2000円~3000円の増加のよう。
3000円以上アップが県内で20団体あるなか、
2000円~3000円は、木更津市の他3団体。
減額するところは、ほとんどが、市ではなく、町だ。

そもそも、各市町村じゃ大変だから、
県でまとめて、みんなでなんとかしようという広域化だったからね。
それにしても、この試算、1年かけて、やっとここにおちついた。
さーて、今後、どうしたらいいか。
あー、そうだ。
1月に研修のお誘いがあったから、行ってみようかな。
posted by のんのん at 22:27| 医療・介護

2017年10月11日

中央病院の議会


午後から傍聴してきました。
毎回、なるべく、傍聴するようにしていますが、10/4の議会は、視察中で傍聴できませんでした。
今日、傍聴してて不思議に思ったこと

ひらめき不思議その1
決算審査を先週終えたのに、今日、全員協議会で「第4次3カ年経営計画 H28年度達成状況」の説明があった。
計画がどの程度、できたのか、会計と照らし合わせないんだなー。
この計画の達成状況は、後日、中央病院のHPで公開するとのことです。

ひらめき不思議その2
経営改革委員会の評価に、患者サービスの充実という項目があった。
今後も診察待ち時間調査・患者満足度調査を継続実施…と書かれている。
えーーー?
こんな調査、継続していることも知らなかったよ。
調査結果は、どこで公表しているんだろう。
だいたい、どのくらい待っているんだろう。
待ち時間の長い診療科はどこだろう。
改善策は、
突っ込みどころ満載。でも、この質問はでなかった。

ひらめき不思議その3
経営指標の評価は、4市の評価を踏まえて、企業団としての評価をしている。
経営はおおむね目標達成していると3市。ところが、1市は、どの指標も目標値に達することなくと記載があり、
んー、どれを信じたらいいの?

ひらめき不思議その4
救急医療については、受け入れ基準を見直し、積極的に救急患者を受け入れる…と
今後のことが記載されていた。
では、現在の受け入れ基準とは、どんなものか。
木更津市の決算審査特別委員会で質問した際、救急車が到着してから、病院に搬送されるまでの時間は、H28年度は前年度より、長くなっていた。
君津中央病院を断られた件数も消防に質問していた。だから、この受け入れ態勢の現状の基準にとても興味があった。
これも質問はなかった。

この傍聴、木更津市議会選出の石井議員が何度も質問する。
お医者さんだから、ちょっと専門的だけど、傍聴していると、自分の感性も幅が広がる。

ひらめき不思議その5
財務状況についてだけれど、H28年度は4億7千万円の未処理欠損金。
なんだ。この未処理欠損金。
貸借対照表の「当年度未処理欠損金」と同義が、累積欠損金。
累積欠損金とは、営業活動によって欠損が生じた場合に、繰越利益剰余金や利益積立金、資本剰余金などにより補填できなかった各事業年度の損失額(赤字額)が累積されたもの
んー。難しい言葉がずらり。
とにかく、赤字ってことだね。
で、それを何で補てんしたかというと、財政調整積立金で補てんしましょと中央病院企業団議会で議決したってわけ。
貯金を崩したって感じかなー。
ん?
一体、財政調整積立金って、いくらあるんだろう。
調べたら、15憶あった。

ひらめき不思議その6
未収金のH28年度末残高36億円。その内訳は、下記のとおり。
患者負担の未収金は、督促なもおこなうが、業者に委託して徴収を行っている。

・患者負担の未収金は2億1千万円 (4市内82%  4市外18% )
・クレジット未収金
・医業外未収金 (国や県補助金収入)
・保険者負担の未収金

それにしても、国や県の補助金の未収金って、なんじゃらほい。
国や県に延滞金つけたい気分。
保険者負担の未収金って、どういうこと?
保険者って、健保や国保などだよね。どこの保険者が支払ってないのかしら。

あー、いつまでも、つっこみどころが満載で、もやもやして傍聴していたのでした。

posted by のんのん at 20:57| 医療・介護

2017年08月19日

これからの介護は 地域包括ケアの現場から考える


全国政策研究集会2017㏌新潟 2日目の分科会
これからの介護は 地域包括ケアの現場から考える
 講師 斎藤忠雄さん 在宅療養診療所、緩和ケア診療所「斎藤内科クリニック」院長
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この分科会、私、司会と分科会報告の役目を急きょ引き受けることになった。
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最後に、全体会があり、分科会報告をした。
この分科会は、55人の参加。
法改正が5/26にされ、来年から地域包括ケアが変わる。
今日の話をきいて、模倣だけでなく、蓄積、創造をして、地域包括ケアをより良いものにしてください。と講師。
●孤独死とは、とても寂しい言葉であり、上野千鶴子さんは「在宅ひとり死@ちずこうえの」と名付けた。
●地域包括ケアとは、いざというときに、
司令塔がいるしくみ
死を迎えるとき、看取りをする人(役)がいる。
概ね30分以内に人口1万人規模がエリア。だから、市全体、県全体を地域包括ケアの構築なんて、ありえない。
中学校区に実践をして、ひろげていく。
●在宅医療と現代的在宅医療
24時間連絡があれば駆けつける。定期往診(訪問診療)これは、現代的在宅医療
●地域が病院 道路は廊下 家はベッド
建物に介護があるのではなく、地域に介護がある
●小規模多機能型居宅介護とデイサービスの違い
デイサービスは、9時から4時まで、施設で過ごすなど決まっている。
小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることが できるようにする。
4時に帰宅してきても、家族がいない6時まで預かってほしいとか、お泊りが必要な場合、また、自分の楽しみの用事を優先するので、通所をその日は休むなど、利用者本人がすごしやすいように支援するサービスだ。
さらに、医療行為もできる看護小規模多機能型居宅介護ができ、医療により、生活が分断されていた弊害がなくなった。
●地域医療介護総合確保促進法
2025年問題のために、法改正するのではなく、2025年からスタートする2040年問題のための改正。
今までは、高齢者のための地域包括ケア
これからは、支援を必要とするすべての方へ地域包括ケア
●失敗しやすい連携
連携といって、ITにお金をつぎ込む場合、失敗する。
専門家どうしのつながり重視。
たとえば、内科医の斎藤さんは、訪問診療に行き、皮膚の病気で手術が必要な場合、内科医でもできないことはないが、専門の皮膚科の先生に頼む。
その専門の先生も、在宅医療の現場を理解するチャンスにもなり、また、手術も上手にできる。
●5つの統合 その中でも一番大事なのが、規範的統合
 病院長や市長など、トップリーダーが、こんなまちにしたいと目指すものをあきらかにする。
しくみをつくって、意見を吸い上げ、さらに、よいものにしていく
先進市の新潟市は、介護分野に、地域包括ケア推進課
         医療分野に、地域医療推進課 ができ、すすめている。
●H24年の法ができたとき、「日本医師会の位置づけを職能団体の1つとみなす」とした。
これは、とても大きな変革であり、従来ならば、
医師かいのお墨付きをもらって制度をつくっていたが、それをやめたってこと。
●H29.5.26に法改正をして何が変わるのか
在宅医療は、高齢者だけではなく、障がい者、こども、生活困窮者、若年認知症、難病、がん患者など、
高齢者の在宅医療に行っても、高齢者が抱えているその他の困難事項はみてみぬふりをしてきた。
これからは、ダブルケア。たとえば、介護と子育て。ひきこもりとか。
生活支援圏域に、生活支援のしくみをうめこむこと

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以上の内容を報告した。
3分で報告って酷。とんでも早口でもオーバーした。



posted by のんのん at 22:28| 医療・介護

2017年07月10日

サマーセミナー2日目 無限大の福祉


分科会で、
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介護施設を作るのに、社会福祉法人だと、介護保険計画の枠組みの中でそれも、市の計画に合わせて、規模や事業内容、建物数など限られてた。さらに、補助金を挙げるが、足りない分は、銀行から無担保で借りることが条件だった。
なかなか、何千万円も無担保で貸してくれるところはない。
だから、自分たちがつくりたい施設を株式会社で作った。
潟nートコンサルタント代表正村直美さんが行っている縦割りの福祉を一体で支えることをめざしてすすめている事業を聴いた。
午後は、施設見学。
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新潟市議石附さんとは、子どもへの暴力防止プログラムでCAPスペシャリストの資格をとりに行ったときのトレーナーです。今は、市議会議員として活躍されている。

位置情報住宅型有料老人ホームにしたわけ
サービス付き高齢者住宅は、国交省管轄。また、介護が必要になったら、別の施設に移らなくてはならない。
終のすみかで看取りまでの施設にしたかった。
厚労省管轄の福祉施設にしたかった。でも、特別養護老人ホームだと、前述の条件があり、かなり制約され、思いを実現できない。

位置情報住宅型有料老人ホーム 「おひさまの笑顔」を建設
岐阜建材をふんだんに使い、珪藻土とひのき床にした。これは、殺菌作用と空気の浄化作用がある。
インフルエンザも広がらなかった。
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デイサービスの部屋には、一枚板のほりごたつ。
衣食住をしっかり。
ちなみに、私たちもいただいた。これに、かまどで炊いたごはんにお味噌汁
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特にナス、おいしかったー。板前さんに、どうやって作られたのか、聴いちゃった。

位置情報デイサービスの入り口には、メニューの看板
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トイレは、「雲隠れ」と表示
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お風呂には、デイサービスのみなさんのお気に入りのシャンプーがずらり。
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位置情報水は1300から1500CCを味噌汁以外で飲むことをこころがけると。安定する。
認知症の方は、夕方になると、ちょっと無断でおでかけ(徘徊)しがち。
入居3日間ほど、つきっきりで水分補給をすることで、安定する。たいてい、脱水症状。
好きな飲み物なら無理なく飲める。ちょっとお散歩してコーヒータイムとか、トマトジュースでもよい。
デイサービスの事業で、経営を安定に。
H25年度岐阜市ユニバーサルデザイン賞受賞を受賞し、銀行からも信頼を得、2件目建設へとつながった。
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位置情報住宅型有料老人ホーム「おひさまの微笑み」
設計会社があると、建築は、しっかり希望通りになる。設計を元に、10社ほどに依頼し、安いところと契約。
床がヒノキだと、殺菌作用があるが、こけたときに骨折された方がおられた。だから、畳にした。
お風呂も畳にした。
グループホームで経営を安定に。
夫婦で入居されている方もいる。

位置情報板前さんの食事
オープンキッチンで、板前さんの目と利用者の眼の位置を同じ高さになるよう、板前さんの厨房は低くした。
かまどでご飯を炊くなど、毎食レストランのよう。
たのか、聞いちゃった。

ひらめきグループホームであることを忘れてしまうほどの施設でした。全国回って、いいなと思うものを取り入れたと言います。
では、写真でご案内します。
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玄関を入ると、圧巻。欄間 墨で作った滝 広い廊下は畳
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位置情報ここは、事務所。
二階から玄関を見下ろした。
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ひらめき障害者のグループホームも建設。「おひさまのこもれび」
障害者のグループホームだ。できる範囲でということで、5人の入居。
介護度が下がってきているという話もお聞きする。
それは、本人も介護する側もうれしいことだ。

ひらめき結果として、離職者の少ない職場にしたのは
・給料を働きに応じて支払う
・従業員あっての事業。感謝。
・従業員のために、エスティシャンを雇い、休憩時間にマッサージやエステを低価格で休憩室で受けることができる。
・鍵をかけていないので、認知症の方を見守りが重要。清掃スタッフと事務スタッフを2.3人でいいところを8人ほど雇っている。ちょっと夕方、出かける利用者がいたら、声をかけ、一緒に付き添い、散歩をし、帰宅。それも込みの事務ということを雇うときに説明している。
・従業員の子どものために、託児所、小規模保育15人規模を開設した。地域の子どもも利用することができる。
これがまた、かわいい建物。

ひらめきでは、ご紹介します。ムーミンの家風。
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さすがに、葵滑り台は、飾りだそうです。急だもん。
2階には、
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3階は図書コーナー
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見っけ―
ちょっと押入れ気分。
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保育士にとっては保育しにくいかな?
とおもいつつ、子どもごころをくすぐる、ワクワク空間だった。
従業員の福利厚生のようにして建てたけれど、高齢者と子どもの触れ合うのも、自然体。

福祉というと、最低限とか、標準仕様とか、すぐにイメージしてしまうけれど、ここまで快適さを求めるとは、脱帽である。
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ここは、グループホームの2階。廊下は畳。花が活けてあり、壁には、あちこち、飾り棚がある。
夫婦で入居されている方は、2部屋を寝室と居間にしていたり、それぞれにしていたりといろいろ。入居者の家具を少し入れることも可能。
個室のドアの上には、軒がある。まるで、家である。
終の住み家だ。
posted by のんのん at 00:35| 医療・介護