議長 反対者
田中 議長17番
議長 田中議員 どうぞ。
田中 登壇。
田中
議案第42号 木更津市金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について 反対の討論をします。
令和5年5月 総合教育会議で、公民館をコミュニティセンター化にする提案が市長からあり、
令和5年10月 双方で、コミュニティセンター化に向けて、適切に事務を進めていくことが確認され、今日にいたっています。
果たして、適切に事務は進められたのでしょうか。
これまでの民意を軽んじている行政の進め方に警鐘(けいしょう)をならします。
教育委員会 会議では、「社会教育委員会議の建議」・「公民館運営審議会の意見書」を受けた後、協議をしていなかったことが一般質問でわかりました。
R7.5.13の教育委員会 会議では、41人70件の意見公募結果一覧は提示されずに可決し、この6月議会へ議案第42号としてだされました。
議案第42号は
@金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部改正
A公民館を廃止して地域交流センターにする
@つめの条例の附則に2つめがあり、この2つが1つの条例になっています。
「木更津市意見公募手続きに関する条例第10条」によると、
実施機関は、意見公募手続きをして政策等または政策等の案を定める場合は、その提出意見を十分考慮することを義務付けています。
さて、この実施機関とは、今回、意見公募手続きをした市民協働部でした。
ところが、公民館を廃止という政策は、教育委員会としても、とても重要な議決事項であり、意見公募手続きをしてその提出意見を十分考慮しなければならないものです。
今回のような場合、意見公募の実施機関は、市民協働部だけではなく、市民協働部と教育委員会だったのではないでしょうか。
今回、近年になく意見公募の人数も件数も多かったのに、その扱いはどうだったでしょうか。
システム上、意見を集めただけ、そう市民から受け止められてもしかたがない状況です。
「提出意見を真摯に考慮しなければ、意見公募の制度の趣旨を没却することになる」これは、意見公募手続きに関する条例の逐条解説にあります。
教育委員会に限らず、今後、市の機関が複数の場合、提出意見を真摯に考慮することを徹底すべきと申し添え、反対とします。
議事 中略
議長 次に賛成者
田中 議長 17番
議長 田中議員 どうぞ
田中 議案43号 47号に賛成の討論をします。
議案第47号
令和7年度木更津市一般会計補正予算第3号
物価高騰対応のため、市町村では低所得世帯支援や定額減税など、生活者や事業者へこれまで給付をしてきました。そのたびに市町村は、対象者をリストアップ、補正予算を、議会で審査。コールセンター設置、周知の発送業務など事務が多大となっています。
今回の追加議案では、市内の小中学生約10850人にクオカード4千円分配布。別途事務費として消耗品、通信運搬費、委託料を835万6千円。もちろん市の職員の人件費は、国からの交付金には含まれません。
クオカードの選択理由は、
@ 迅速・・・銀行口座の確認や振込処理不要
A 経費を抑える・・・申請手続きなど不要
と説明がありました。職員の労力も検討しつつ、スピーディさも考えてのことと察します。それでも、事業費の20%相当も事務費に係ります。
度重なる給付金、困っている人に届くように、それはいいのですが、そのたびに、事業費の他に、事務費も、何よりも、市の職員のイレギュラーな対応に時間を割く、本来の仕事に支障をきたすのではと心配してしまいます。
もっと抜本的な効果的な国策を望むことを申し添え、本議案を賛成とします。
次に議案第43号
原子力発電所の事故に起因する損害に対する和解について
毎年、この件では議案に上がります。そのたびに、まだ、原発事故の影響は続いていると思っています。
今回、捕獲したイノシシの食用のための全頭検査費用です。
・捕獲したイノシシは、放射能検査をして基準以下のものを食用とし、基準を超えたものは、産業廃棄物となります。
・また、捕獲した場所を明確にするために、現地から検査場までの移動に職員が立ち会うしくみをつくり、現在に至っています。
いつまで続くのかという意見
この損害賠償を請求することで電気料金が高くなるのではという意見
いろいろ、ありますが、原発事故の影響は今でも続いていると私たちに知らしめてくれています。また、後世への記録にもなります。
よって、この議案に賛成です。
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